皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] 八つ墓村 金田一耕助シリーズ |
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横溝正史 | 出版月: 1959年01月 | 平均: 7.71点 | 書評数: 42件 |
東京文芸社 1959年01月 |
講談社 1970年01月 |
角川書店(角川グループパブリッシング) 1971年04月 |
角川書店(角川グループパブリッシング) 1971年04月 |
講談社 1974年01月 |
講談社 1977年08月 |
KADOKAWA / 角川書店 2001年10月 |
出版芸術社 2007年03月 |
No.2 | 7点 | vivi | 2008/01/31 01:39 |
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横溝ミステリの定番ともいえる設定。
古い言い伝えを効果的に生かし、相続問題に揺れる古い家の姿を描きます。 登場人物の1人称のスタイルを取っているせいか、 大きな波に翻弄される「私」の運命をドラマチックに感じられますね。 はっきり言うと、金田一耕助の活躍は事後解説にとどまる感じで、 その辺が不満と言えば不満なのですが、 (動機がわからない、立証できないと言ってる場合?^^;) やはり全編を覆うロマンティシズムが素敵です。 横溝作品に女性ファンが多いのも、その辺りかな~。 |
No.1 | 9点 | マニア | 2008/01/27 00:26 |
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落ち武者の祟り、津山事件、古い因習の残った山村、名家の後継ぎ問題、洞窟、一癖も二癖もある登場人物などなど・・・雰囲気を楽しむ自分にとってはまさに満漢全席の様な作品。
雰囲気だけでなく、導入⇒起⇒承⇒転⇒結のストーリー展開もバランス良く秀逸! 決して色褪せることのない傑作!! |