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ミステリの祭典

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なのさんの登録情報
平均点:5.51点 書評数:218件

プロフィール| 書評

No.38 8点 レイン・レインボウ
加納朋子
(2004/09/19 23:22登録)
加納朋子さんの作品、初読です。
・・・いいですねぇ、何とも柔らかく暖かい空気が。
タイトルの通り、雨上がりの清々しさが感じられます。
特にミュータンの飄々とした所が気に入っています。


No.37 6点 続・垂里冴子のお見合いと推理
山口雅也
(2004/09/19 17:52登録)
良くも悪くも安定した作品集です。
前作の雰囲気そのままに、今回も妙にのんびりした世界が繰り広げられます。
しかし・・・シスコン京一くんの受験はどうなるんでしょうか?二浪の恐れも?


No.36 8点 幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート
倉知淳
(2004/09/19 16:33登録)
今回は刑事事件は一本だけ、『日常の謎』作品集です。
どこに行っても猫丸空間を作り上げてしまうのは流石。
『トレジャーハント・トラップ・トリップ』のドタバタっぷりがお気に入りです。


No.35 6点 垂里冴子のお見合いと推理
山口雅也
(2004/09/19 16:28登録)
軽い気持ちで楽しめるミステリですね。
トリックやロジックは案外あっさりしています。
キャラの魅力を楽しみましょう。
特に、叔母さんと空美さんの死闘にはニヤつかされます。
冴子さん、ドラマでは若村麻由美さんだったらしいですね・・・普段TV観ないから全然知りませんでした。


No.34 7点 念力密室!
西澤保彦
(2004/09/18 22:32登録)
最初に読んだチョーモンインはこれでした。
時系列通りに読めて、運が良かったと言うべきでしょうか?
ミステリに超能力・・・反則と思っていましたが、読んでみるとシバリが多く、何でもアリにはなっていません。
二つを融合させるアイディアと、ロジックの勝利でしょう。
非常に楽しめました。
しかし、能解さん・・・身内運悪過ぎ。


No.33 6点 千葉千波の事件日記 試験に出るパズル
高田崇史
(2004/09/18 22:26登録)
面白い、面白くない以前に、とんでもなくシュールな世界に驚きます。
パズル至上主義と言うか、何でも麻雀で決める麻雀劇画と言うか・・・。
結論としては面白かったんですが。


No.32 6点 とり残されて
宮部みゆき
(2004/09/18 19:11登録)
テーマは『執念』でしょうか。
流石の文章力で魅せます、読ませます。
心地良いのか辛いのか・・・微妙な後味。


No.31 6点 法月綸太郎の新冒険
法月綸太郎
(2004/09/18 19:02登録)
うーん・・・トリックやロジックは相変わらずの高水準なんですが・・・。
ちょっと時事ネタ的な作品が多いですね。
(児童殺傷や心霊番組とか)
ちょっと作中世界に没頭できませんでした。
その分ちょっとマイナス点。


No.30 8点 法月綸太郎の功績
法月綸太郎
(2004/09/18 18:34登録)
『都市伝説パズル』は流石の出来。
ラストは背筋が凍りました・・・。
『ABCD包囲網』も好きですね。
ただ、『中国蝸牛の謎』はイマイチ。
全体的に高レベル安定の作品集です。


No.29 6点 天使はモップを持って
近藤史恵
(2004/09/18 18:13登録)
近藤史恵さんの作品を初めて読みました。
『日常の謎』系の作品は好きですので、楽しく読むことが出来ました。
しかし、人の心の歪みが産み出す事件・・・の割にはちょっとおとなしい感じもします。
良くも悪くも読み易いあっさり風味ですね。
まぁ、そう考えるのは西澤氏や若竹さんの作品を読み過ぎた所為かも知れませんが(笑)
ラストは流石に予想できましたが、オッケーです。


No.28 6点 正月十一日、鏡殺し
歌野晶午
(2004/09/17 14:44登録)
何て言うか・・・嫌〜〜な気持ちになります。
どうにもブラックな話が多くて・・・。
『猫部屋の亡者』と『正月十一日、鏡殺し』が良かったですね。
『猫部屋の亡者』は、救済と採れなくも無いのですが、
『正月十一日、鏡殺し』は、真っ黒けっけで欠片も救いがありません・・・遊美ちゃん・・・合掌。


No.27 6点 船上にて
若竹七海
(2004/09/16 23:11登録)
かなりブラックな味付けの短編集です。
連作でもなくテーマに一貫性も無い為、小粒な印象を受けます。
勿論、一作一作のレベルが低いわけではありませんが・・・。
『優しい水』『手紙嫌い』が、ブラックでありながらユーモラスで高評価。


No.26 6点 サンタクロースのせいにしよう
若竹七海
(2004/09/16 21:13登録)
面白いんですけど・・・ちょっと淡白過ぎるような。
幽霊騒動も周りの人々も、銀子さんも・・・もっとじっくり書いて欲しかったですね。
キャラや空気がとっても良いだけに残念です。
ラストは切ないながらも『新たなる旅立ち』を感じさせて素敵でした。


No.25 7点 謎亭論処
西澤保彦
(2004/09/13 14:26登録)
タックシリーズと言うより、ボアン先輩シリーズですね。
先輩のキャラのお陰か、読み易い短編集でした。
それにしても・・・いい加減版元を統一して・・・。


No.24 7点 異邦人
西澤保彦
(2004/09/13 14:15登録)
ミステリじゃないですね、この作品。
でも西澤氏のセクシャル面に対しての考えに好感を持っている者としては、とても気持ちのいい作品でした。
過去に行った理由、父を殺した犯人は中盤で十分読めます。
ホントにミステリと言うよりは、甘いファンタジーです。
大団円に乾杯。


No.23 7点 実況中死
西澤保彦
(2004/09/12 21:48登録)
一作目よりも楽しめました。
前作よりも死人が多いのに、前作よりも明るいってのが何とも不思議・・・。


No.22 6点 仔羊たちの聖夜
西澤保彦
(2004/09/12 21:45登録)
作品としては良く出来ていると思います。
皆さんの高評価も頷けます。
しかし、アマちゃんの私にはちょっとイタ過ぎました。
最後に明かされる真相(推測)が、ボディブローみたいに効いてきます。


No.21 6点 どすこい(仮)
京極夏彦
(2004/09/12 21:27登録)
メタにメタを重ねてメタメタ・・・でも結構好きです、コレ。
こういう作品を書く事が、作家生命を延ばす、というのは言い過ぎでしょうか?
作中人物の如く、激怒する方も結構おられるかも。


No.20 7点 日曜の夜は出たくない
倉知淳
(2004/09/12 21:21登録)
『猫丸先輩の推測』の後に読んだんですが、結構血生臭い事件が多くて驚きました。
それでも後味が良いのは、猫丸先輩のキャラのお陰なんだなぁ。
かなり楽しめましたが、ラスト二本はタイトル通り蛇足じゃないかな?


No.19 7点 猫丸先輩の推測
倉知淳
(2004/09/12 18:26登録)
この手の『日常の謎』的な作品は大好きです。
猫丸先輩のキャラも相俟って、ほのぼの明るい作品集ですね。
イラストに唐沢なをき氏を持ってきたのは大正解。

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