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ミステリの祭典

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実況中死
神麻嗣子シリーズ

作家 西澤保彦
出版日1998年09月
平均点6.57点
書評数7人

No.7 8点 虫暮部
(2021/09/20 10:28登録)
 ネタバレ気味です。
 殺人者を確定する最後の部分、“簡単な引き算の問題です”で、一人を除外するきちんとした根拠が何も示されていない。その人物は、酒を過ごすと記憶が怪しくなると言った記述があり、あまつさえ作中で実際に記憶喪失を起こしている。しかし本人が否認したらあっさり信用されていて、これは依怙贔屓だね。
 もう一点。推理によれば、犯人は最初の殺人のことを忘れている。忘れている犯罪行為に対する刑罰ってどうなるんだろう? しかも記憶喪失が事実かどうか、外側から確認することは困難なので、裁判対策として忘れたフリをしている可能性も否定出来ないのである。

No.6 7点 E
(2010/08/07 10:48登録)
チョーモンインシリーズ第二弾。
相変わらず面白いキャラクター達とやや独自性のある超能力設定。
自分の目を通して他人の視界を垣間見てしまう主婦の話。
彼女が介して見たものは殺人事件だった!
ハラハラする超能力ストーリーですね。そしてもどかしい。
真相は気づきそうなものだったけど、自分は最後寸前まで気づきませんでした。(爆)

No.5 5点 spam-musubi
(2008/06/12 09:43登録)
文庫本の出版順に読んでいるせいなのか(短編未読)、辣腕美人警部が、売れない推理小説家に
なぜこんなにベタ惚れするのかが、全く納得いかない(笑)

しかし、数冊読んで思ったのですが、この作者の本は、「SF的ギミック」を中心に据えることで、
話が一直線でも飽きや単調さを感じさせず、引っ張ることができているような気がします。
うまい手を考えるもんだ。

No.4 6点 ぷねうま
(2008/04/25 06:28登録)
長編にする必要はない、かな…。

No.3 8点 dei
(2008/02/05 22:15登録)
西澤保彦作品が好きな人には間違いなくオススメできる作品。
SFミステリで和めるんだから。
純粋にミステリとして読みたい人は-1点。
西澤作品が苦手な人は-3点。

No.2 7点 なの
(2004/09/12 21:48登録)
一作目よりも楽しめました。
前作よりも死人が多いのに、前作よりも明るいってのが何とも不思議・・・。

No.1 5点 四季
(2003/10/21 01:59登録)
ただのキャラ小説ですね。他に見るべき点は無し。

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