皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 本格/新本格 ] スウェーデン館の謎 作家アリス&火村シリーズ |
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有栖川有栖 | 出版月: 1995年05月 | 平均: 6.34点 | 書評数: 47件 |
講談社 1995年05月 |
講談社 1998年05月 |
No.27 | 6点 | nukkam | 2010/08/30 16:16 |
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(ネタバレなしです) 1995年発表の火村英生シリーズ第4作の本格派推理小説で、雪の上の足跡の謎と論理的推理の組み合わせに事件の背景にある悲劇性の演出にまで取り組んだ意欲作です。磯田和一との共著「有栖川有栖の密室大図鑑」(1999年)で自作代表として紹介しているだけあってトリックはなかなかのもの。既存トリックの応用ですがよく練り上げられており、しかも論理的解決と有機的に結び付けてあってトリックだけ浮き上っていないのが素晴らしいです。悲劇性の演出はもう一工夫ほしいところですが、謎解きが充実しているので個人的には十分満足です。犯人を当てられなかったのはまあよくあることとあきらめもつくのですが、川とバケツのパズルが解けなかったのが悔しい...(笑)。 |
No.26 | 6点 | seiryuu | 2010/07/31 17:35 |
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途中でなんとなく犯人がわかりましたが面白かったです。
湖とログハウスと童話作家という雰囲気が好みでした。 |
No.25 | 6点 | りゅう | 2010/06/29 20:03 |
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(若干のネタバレあり)
シンプルな設定で、読みやすい作品。ページ数を水増ししているとは思わないが、ミステリの構成要素だけをみると短編向きの内容(作者もあとがきで長めの短編になるはずだったと書いている)。足跡トリックの方法はわかったが、足跡の深さと体重の関係までには思いが及ばなかった。犯人が相当な危険を冒している点がやや不自然。煙突が折れていた理由や枕カバーが持ち去られていた理由は拍子抜けであった。 |
No.24 | 6点 | E | 2009/06/28 13:55 |
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国名シリーズで長編作品です。
山荘ロッジの舞台で殺人事件発生。 湖が印象的な作品です。 |
No.23 | 7点 | 測量ボ-イ | 2009/05/22 21:41 |
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オ-ソドックス、且つあくまで本格を貫いた作品。
話し内容、トリックともに楽しめました。 水準以上の作品なるも、突出した何かがないような 気がしますが、不満はないです。 |
No.22 | 7点 | makomako | 2009/03/29 12:26 |
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美しい雰囲気の中で美しい人が登場して、となかなかムードが良い。トリックは小粒だがまあそこそこでしょう。国名シリーズのなかでは好きなほうの作品です。 |
No.21 | 6点 | こう | 2008/11/16 23:28 |
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トリックも地味ですが良くできた作品だと思います。大きな衝撃はなくても作品の作りは丁寧ですので火村作品にはこのレベルは維持して頂きたいと個人的には思っています。 |
No.20 | 6点 | マニア | 2008/06/09 12:50 |
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全てが平均的な作品。大きな不満も無いかわりに、大きな驚きも無い。足跡消失のトリックは論理的かつ大胆な発想で良かったが、折れた煙突の謎は文字通り煙に巻かれた感じ。
全体的な雰囲気は悪くないかも。 |
No.19 | 6点 | あい | 2008/04/24 15:50 |
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国名シリーズの中ではましな方 |
No.18 | 6点 | おしょわ | 2008/01/28 22:12 |
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トリック、動機、犯人の実像いずれも良かったです。
なんとなくですが、火村シリーズじゃないほうが良かったかも。 |
No.17 | 7点 | ミステリー命 | 2008/01/26 00:05 |
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足跡消失トリックは文句のつけようがないとまではいきませんがよく出来てるなぁと思いました。
ただ○○さんは酔っていたとはいえ鈍すぎです。 「ご主人が丸太と間違われて・・・・これが本当の大黒柱」っていうアリスのジョークが笑えました。 |
No.16 | 7点 | 白い風 | 2008/01/16 20:07 |
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事件が起きる前に直感的に(動機から)犯人が推測できそう。
そこから逆算的に推理してしまいました。 トリックとしては犯人の意図しない点(被害者の足跡とか)もあり、どこまで犯人が作為的に行ったのかがちょっとビミョウな気がしました。 私自身初めての評価なので7点にしました。 |
No.15 | 7点 | キトウY | 2007/12/22 07:04 |
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話や雰囲気は楽しむことができたかな |
No.14 | 4点 | いけお | 2007/10/10 10:36 |
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トリック・動機ともに説得力がいまいち。 |
No.13 | 8点 | vivi | 2007/06/01 02:08 |
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これは孤絶した舞台でのオーソドックスなミステリという感じでしたね。
巷に溢れるアクロバティックな作品群になれた人には地味に映るかもしれませんが、WH0とHOWという謎をじっくり書いた佳作だと思います。 難点を言えば・・・あのトリック、私が犯人ならやりたくないということですけど(笑) |
No.12 | 7点 | Dain | 2005/08/23 00:38 |
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可もなく不可もなく、って感じですかね。なんとなく物足りない気がしますが、普通に楽しめました。「ロシア・・・」の時よりも火村さんに慣れてきたな。 |
No.11 | 7点 | トレノ | 2004/10/15 23:09 |
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国名シリーズの中では一番面白かった。足跡消失モノは好きです。火村さん渋い! |
No.10 | 5点 | Ryu | 2004/08/20 14:44 |
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長編にしては物足りないと思った。 |
No.9 | 3点 | あさひ。 | 2003/07/09 12:03 |
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小ネタで引っ張っているという感が否めない。他の作家であれば中編で纏めてしまいそうな作品を、何故長編で書く必要があるのか。 トリックも使い古されたもので正直あまり面白くない。 |
No.8 | 6点 | じゃすう | 2003/04/25 22:27 |
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予想通りの結末でしたが、そこそこ楽しめました。でも、解説の宮部さんのはじけた文章の方が楽しかった。 水汲みパズルの方はあっさり解けました。 |