皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 短編集(分類不能) ] 我らが隣人の犯罪 |
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宮部みゆき | 出版月: 1990年01月 | 平均: 7.09点 | 書評数: 35件 |
文藝春秋 1990年01月 |
文藝春秋 1993年01月 |
新潮社 2008年01月 |
No.15 | 7点 | spam-musubi | 2007/09/06 10:20 |
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表題作はショタの面目躍如といった作品ですね。
素直で賢い男子中高生を主人公にしたら 大抵面白い作品を書かれます。 |
No.14 | 9点 | りいな | 2004/11/01 13:30 |
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宮部作品は、長編だと独善的だったりうっとうしく感じられる、少なくともその気配は孕んでいる視点が、短編においては実に鮮やかに成功していると思う。どれも面白くて爽やかなのもいいです。 |
No.13 | 8点 | HATT | 2004/10/31 08:58 |
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電車などで軽く読むのに最適。個々の作品の完成度は高いと思う。それぞれにそれなりの読後の感動が味わえる。「サボテンの花」が秀逸。 |
No.12 | 7点 | なの | 2004/10/02 18:10 |
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『祝・殺人』以外は、全て『善人』たちの犯罪(スレスレ)行為を描いています。 妙にほのぼのとした空気が漂っている作品集です。 一番面白かったのは、やはり表題作『我らが隣人の犯罪』かな。 |
No.11 | 8点 | りえ | 2004/02/03 22:33 |
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一番おもしろかったのは「我らが隣人の犯罪」。軽ーく読めるのにきちっとした構成。妹のキャラ、好きですねぇ。 |
No.10 | 8点 | ハッチ | 2003/08/11 23:56 |
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「さぁこれから読むぞ!」という感じではなく、ほんとに何気なく読むのにいい作品でした。サクサク感がいいです。 |
No.9 | 8点 | 小太郎 | 2003/04/01 23:42 |
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デビュー作らしい、初々しさ・爽やかさがあります。 気軽に読んで、結構いい感じの短編集。 |
No.8 | 9点 | Alice | 2003/03/15 17:11 |
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素晴らしいです。デビュー作なのにツボを押さえてるっていうか・・。 祝・殺人は目のつけどころに感心しましたし、サボテンの花には思わずウルッと・・。 |
No.7 | 9点 | ギザじゅう | 2003/01/09 02:50 |
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どんでん返しがあったり、胸が熱くなったり、伏線の張り方に感心したり、かなり本格してたり、変わった味がしたり。 一番気にいったのは『我らが隣人の犯罪』 |
No.6 | 9点 | 寝呆眼子 | 2002/09/03 12:50 |
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宮部さんにハマッたきっかけとなった短編集です。「サボテンの花」は、トリック(?)自体は目新しいわけではありませんが、こんな涙腺が弛むような使い方をされるとは...個人的には、表題作の痛快さがもっとも好きです。 |
No.5 | 10点 | 美来 | 2001/08/31 14:30 |
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「サボテンの花」以外は本当はどれもとても深刻な内容のはずなのに、軽く楽しく読めてしまいました(^^) 「隣人の〜」はちょっと毒がありますね。 皆さんも押していますが、「サボテンの花」がとても好きです。 |
No.4 | 10点 | さわ | 2001/05/23 13:37 |
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「サボテンの花」なんかもとても好きですが わたしは「気分は自殺志願」が好きです。 こういう笑いって、ほんと読んでて幸せな気分になれる。 |
No.3 | 8点 | Nakatz | 2001/05/19 00:09 |
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「この子誰の子」、「サボテンの花」のラストには、 胸が熱くなります。その他の作品も趣向が様々で、 短編集の鑑といえるでしょう。これは。 |
No.2 | 8点 | アデランコ | 2001/05/07 21:37 |
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「我らが隣人の犯罪」:隣家の犬の鳴き声に悩まされ、犬の誘拐を企む家族。(どんでん返しが、気持ちいい) 「この子誰の子」:知らない女性がやって来た。彼女は自分の子供の父親があなたのお父さんだと告げる。 (少年がいい。最後はポロッとした) 「サボテンの花」:サボテンには超能力があるという、6年1組の卒業研究テーマが実行されることになった。 (伏線もあり、このお話は泣けました。宮部さんは子供を描くのうまいですね。6年1組がやったトリックは、私もやったことがあります) 「祝・殺人」:結婚披露宴に届いた電報の一つを司会の友人は隠してしまう。その後、彼はバラバラ遺体となって発見される。(この短編集で一番ミステリタッチの作品。バラバラにした動機や犯人にはビックリでした) 「気分は自殺志願」:公園で出会った男は、推理小説作家の私に、自分の自殺を他殺に見せかける事は出来ないかと嘆願する。彼は「突発性味覚減退症」という病気で悩んでいた。(話は深刻だが、なんかコメディに見えてしまった。でも泣ける話でもありました) |
No.1 | 7点 | hide | 2001/05/07 00:24 |
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涙ナシには読めない短編「サボテンの花」だけでも 読む価値十分にあり。 そのほかの短編は、まあまあ良いです。 |