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[ 本格/新本格 ]
魚たちと眠れ
結城昌治 出版月: 1972年01月 平均: 4.50点 書評数: 2件

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文藝春秋
1972年01月

講談社
1976年02月

角川書店
1977年07月

光文社
2008年10月

No.2 5点 nukkam 2016/01/17 09:23
(ネタバレなしです) ハードボイルド、スパイ小説、ユーモア・ミステリー、更には非ミステリー作品まで幅広く活躍した結城昌治(1927-1996)の、「ひげのある男たち」(1959年)と並ぶ本格派推理小説ジャンルの代表作とされるのが1972年発表の本書です。豪華客船を舞台にして登場人物がかなり多いですが、簡潔で切れ味ある文章のおかけで退屈はしません。もっとも人物の個性確立というところまでは至らず、動機の説明が後出しに感じられてしまうところは少々問題です。また謎解き議論はそこそこ活発なのですが根拠の不十分な水掛け論に終始している印象が強く、一本調子気味なのも惜しいです。せっかくの豪華客船という舞台なのですから旅情演出とか風景描写も欲しかったですね。

No.1 4点 江守森江 2009/06/02 22:49
豪華?客船ツアー内で起こる殺人事件を巡るミステリ。
書かれた当時の船旅はクローズドサークルだった。
本格犯人当てだが残り数ページの解決編は非常に物足りない。


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結城昌治
1996年09月
泥棒たちの昼休み
平均:5.00 / 書評数:1
1989年01月
偽名
平均:6.00 / 書評数:1
1988年01月
エリ子、十六歳の夏
平均:5.00 / 書評数:1
1987年07月
終着駅
平均:4.00 / 書評数:1
1983年04月
花ことばは沈黙
平均:5.00 / 書評数:1
1981年02月
温情判事
1980年07月
炎の終り
平均:6.00 / 書評数:4
1980年03月
死者と栄光への挽歌
平均:6.00 / 書評数:3
1979年04月
犯罪者たちの夜
平均:6.00 / 書評数:1
1975年02月
裏切りの明日
平均:6.00 / 書評数:1
1975年01月
喪中につき
平均:5.00 / 書評数:1
1974年01月
長い長い眠り
平均:5.40 / 書評数:5
1973年04月
死者たちの夜
平均:6.00 / 書評数:1
葬式神士
平均:6.00 / 書評数:1
1972年01月
仲のいい死体
平均:5.50 / 書評数:6
魚たちと眠れ
平均:4.50 / 書評数:2
1971年01月
不良少年
平均:5.00 / 書評数:1
1970年07月
軍旗はためく下に
平均:6.00 / 書評数:2
1970年01月
童話の時代
平均:6.00 / 書評数:1
1968年01月
夜の追跡者
平均:6.00 / 書評数:1
1967年01月
公園には誰もいない
平均:6.20 / 書評数:5
1966年01月
死の報酬
平均:6.00 / 書評数:1
白昼堂々
平均:6.40 / 書評数:5
1965年01月
暗い落日
平均:7.25 / 書評数:4
1964年01月
幻の殺意
平均:7.25 / 書評数:4
1963年01月
あるフィルムの背景
平均:6.67 / 書評数:3
死体置場は空の下
平均:5.50 / 書評数:2
夜の終る時
平均:6.50 / 書評数:6
1962年03月
死者におくる花束はない
平均:6.00 / 書評数:1
1962年01月
没落
平均:7.00 / 書評数:1
ゴメスの名はゴメス
平均:6.29 / 書評数:7
1961年01月
隠花植物
平均:6.00 / 書評数:1
罠の中
平均:5.50 / 書評数:2
ひげのある男たち
平均:5.91 / 書評数:11