皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 姑獲鳥の夏 百鬼夜行シリーズ |
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京極夏彦 | 出版月: 1994年08月 | 平均: 6.90点 | 書評数: 168件 |
講談社 1994年08月 |
講談社 1998年09月 |
講談社 2003年08月 |
講談社 2005年04月 |
講談社 2005年04月 |
講談社 2012年09月 |
No.28 | 1点 | あかね | 2002/02/02 19:18 |
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アンフェアだと思いました。魍魎以降の本格作への前座でしょう。 |
No.27 | 6点 | okuyama | 2002/01/09 19:49 |
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鬱々とした関口さんの心情描写がとってもいやなんだけれど、実はそれが魅力なのかもしれない。太宰治に通じるものがある(ハハハ)。なんだかんだ言って、その後のシリーズも読破してしまいました。 トリックの意外性はあまりなかったです。 |
No.26 | 8点 | たけ | 2001/12/19 05:07 |
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異様なトリック!こんなのあり!?でも、フェアな書き方をされてると思う。榎木津の言動で、トリックにきづくべきでした。おもしろかった。 |
No.25 | 10点 | しゃん | 2001/12/01 11:22 |
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普通、ミステリ小説を読んでいてあれっと思うのが、事件の真相の必然性のなさに対する登場人物の反応です。突拍子のない真相自体が存在するのは良い。現実では考えられなくたって構いません。 しかし、登場人物は私達と同じ人間です。ですから、ありそうもない真相に出会えば、ありそうもないと感じるはずですし、また真相を構成する論理に矛盾等があれば当然おかしいとかんじるでしょう。 そしてとてもありそうにない真相が間違いなく真実であると知ったときには衝撃を受けるでしょう。 しかしながら多くのミステリ小説では登場人物はあっさりと突拍子もない真相を受け入れてしまいます。そこの点で私は登場人物に対して完全に感情移入できなくなってしまうことがあるのです。 この「姑獲鳥の夏」のクライマックスではとんでもない結末とそれに関する登場人物たちの反応がともに非常に良くかけています。したがって最後まで登場人物に深く感情移入をすることが出来、また素直に真相に驚くことが出来ました。 この小説の良いところは他にもあるのですが、きりがないのでこの辺で |
No.24 | 7点 | たぬきち | 2001/11/28 03:13 |
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彼女が可哀相で、悲しいなあ〜、と思った。どの作品を読んでも、薀蓄がすごくて、「京極夏彦って勉強してんなあ〜」と感心してしまうので、読んでる最中に我に帰ってしまう。 |
No.23 | 9点 | jyungin | 2001/09/28 20:47 |
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この作品が京極堂の中では一番好き。(というか、後飽きた)本筋とは関係ない京極堂のウンチクが楽しかった。 |
No.22 | 8点 | pecosmile | 2001/09/20 03:47 |
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アクの強い作風に初めは抵抗がありましたが、 最終的には引き込まれてしまいました。 若輩者の僕が言うのもなんですが、 トリックはあれでいいのか?? うーん、そこがなんか曖昧。 本筋もいいですけど、伏線の方が僕は好きです。 |
No.21 | 5点 | 氷雨 | 2001/09/12 18:18 |
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読み終わった後しばらくは抜けられなくなるほど特徴があり、雰囲気もある文章だが、読みにくい。読み飛ばさないで読むには、根性がいる。 |
No.20 | 8点 | ケイスケ | 2001/08/28 07:59 |
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この夏、京極ワールドにはまるきっかけになった作品。 兎に角、読んでみるべきだと思う。 |
No.19 | 2点 | アイヌイ | 2001/08/20 13:32 |
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トリックが不可能というよりキャラクターが非現実的。ま、ちょっと変わったメタミステリ。 |
No.18 | 10点 | やすし | 2001/08/19 10:15 |
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ミステリ界はもはや何でもありという世界であるが、この小説はまさに曇天に架かる虹で、処女作ながらすでに王道を歩くであろう予感を抱かせるに十分な作品である。 人物描写ははっきりとしているし、謎のふくらませ方は緊張して破裂寸前の風船玉を思わせる。割るのはもちろん京極道の主人である。 |
No.17 | 9点 | ドクター7 | 2001/08/16 17:41 |
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分厚くて、最初はなかなか事件がおきないし、いったいどうなることかと思いましたが、それでも面白かったのでOKです。あのオチは難しいですね。私は好きですけど。 |
No.16 | 9点 | アデランコ | 2001/08/07 12:31 |
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かなり読み疲れたが、個性が強い登場人物の魅力や最後をどう締めくくるのかが気になって一気に進んだ。 また再読したくなると思う。 |
No.15 | 7点 | pon | 2001/07/22 02:49 |
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トリックとしてはアンフェアではなく成立していると思います。ただあのトリックのために作られたキャラである榎木津があんなになるとはねえ……。 |
No.14 | 8点 | たうち | 2001/07/20 18:49 |
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本格ファンはあの落ちでもいいの?ま、おもしろいんだけどね・・・ |
No.13 | 10点 | ayu | 2001/07/20 18:02 |
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とにかくばーーーっつお読めちゃいました!京極作品の中では一番普通っぽいのではないでしょうか?やはりこの作品が一、二を争うくらい好きです。 |
No.12 | 4点 | wataru | 2001/07/15 10:36 |
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う〜ん…トリックじゃない…友達に薦められたんで、結構期待したんですが、あんまり好きじゃないです。 |
No.11 | 9点 | さわ | 2001/06/26 14:46 |
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夏になると読み返したくなります。 (同じ理由で冬には「鉄鼠」) |
No.10 | 9点 | れん | 2001/06/02 18:15 |
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読んでからもしばらくは京極堂ワールドにひたりっきてました。 |
No.9 | 10点 | 小太郎 | 2001/05/28 17:53 |
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こんなの書ける人、他にいないでしょ。 傑作です。 |