海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格/新本格 ]
姑獲鳥の夏
百鬼夜行シリーズ
京極夏彦 出版月: 1994年08月 平均: 6.90点 書評数: 168件

書評を見る採点するジャンル投票


講談社
1994年08月

講談社
1998年09月

講談社
2003年08月

講談社
2005年04月

講談社
2005年04月

講談社
2012年09月

No.48 8点 ぴかちゅ〜 2003/02/17 23:33
陰惨な結末ですが、犯行の動機(母から受け継いだ風習)など私にとっては斬新でした。ただ、やはりじめじめした読後感があります。ところで、殺された赤ちゃんは関口の子供だったりするの?謎ですね。

No.47 5点 まぐろ 2003/02/11 17:02
ただの「お話し」として評価するなら、10点。雰囲気やキャラはとても私好みで、この後の作品も楽しんで読めた。が、推理小説として読むのはどうか…。

No.46 10点 あずみ 2002/11/02 20:18
大傑作。発売直後に何の予備知識もなく読んだときの衝撃は今でも忘れない。

No.45 2点 弁天 2002/09/13 22:46
下の人のいう通り、1作目であれをやるのはどうか。自分にとっては、これを読んでたので次作がより面白かった、程度の意味しかない。

No.44 2点 コア 2002/08/30 13:32
雰囲気は独特だし、文章はすごく好き。でもトリックがすべてを台無しにしていると感じた。2作目以降でやればよかったのに。

No.43 9点 2002/08/20 10:40
衝撃の作品、驚異の作者!ってカンジでした。これからはじまる京極堂シリーズの導入的作品なので、最初は読みにくかったけど、だんだん京極ワールドの虜になっていきました。ミステリ+民俗学(妖怪)ファンの自分としてはありがたいお方。一度この世界にはまるともう脱け出せません!!

No.42 10点 ギザじゅう 2002/08/07 16:31
この作品を楽しむには常識を壊す必要がある。
小説内でそれを手伝ってくれるわけだが、人によっては「電話帳読まされたみたいだ。」とかいうかもね。
そんなことでトリックに関しては賛否両論かもしれないがこれは大傑作である。

No.41 4点 はままつ 2002/08/01 23:04
それなりに面白かったが、そんなに誉めるほどのトリックじゃないと思う。

No.40 2点 三河屋 2002/07/29 12:00
賛否両論あるようだが、あのトリック(らしきもの)個人的感想としては説得力に多いに欠ける。なんで人が住んでる部屋で腐らないの?なんでぶつからないの?
榎さんも全然ふつうの人だし。シリーズ中、短い割にはもっともイライラした。(きっと関口君が合わないんだろな)

No.39 10点 フリップ村上 2002/07/19 22:13
はっきり言ってとんでもない大傑作。
チェスタトン、天城一ばりのシニカルな認識論トリックを中心にすえて、このボリューム、めくるめく物語。
超能力探偵という物理法則を無視した設定を持ち込むことで、一見ミステリに背を向けていると思わせて、「実は超能力があるからではなく……」と明かされる真相の凄まじさ。比喩でなく腰を抜かしそうになったものだ。
構成の巧みさ、世界観のこなれかた、キャラクターの魅力等々、小説としての完成度は後に続くシリーズにおいてますます深まってゆくとになるが、これはこれで、独立した作品として、ある意味別の地平に屹立する奇跡のミステリといえるのではなかろうか。

No.38 3点 美来 2002/06/12 12:03
1人称語り手の関口の中だけで、事件が進み、解決していくのがイライラする。
これ、2話以降にでてる「鳥口」の1人称で読んでみたい。

No.37 2点 ロトト 2002/04/28 01:22
京極さんのデビュー作ということで、かなり期待して読んだのですが・・・    どうやら期待が大きすぎたようです。

No.36 10点 沙乃空瑠 2002/04/26 16:30
トリックがどうだとかそういう事では無く、とにかく驚かされるという点が、私見ではあるが一番肝心である。面白いと思えれさえすればそれでいいのであるし。そして、この作品以上のものを私は知らない。作者の他の作品のトリックは途中で気づいてしまい、さらに常識の範疇をこの作品よりもぬきんでることがなせていない思う。また、日本語の美しさ、幅広い語彙力には脱帽してしまうし、人物も非常に魅力的である。あと、語り手に共感できる部分が多くなんだか嬉しかったのである。

No.35 9点 一千花 2002/04/25 19:53
どうなるか展開がぜんぜん読めなくて 読後
ジワジワ怖くなってきました 
わけのわからない怖さってあるんだ〜って思った

No.34 2点 狂五郎 2002/04/14 21:15
「鉄鼠の檻」や「魍魎の匣」は、真相を知って驚愕して眠れなくなった。この小説では呆然とした。それはないんじゃないのって。

No.33 1点 スユア 2002/04/07 20:26
ぜんぜん面白くなかった。陰惨過ぎるし。
結末近くは気持ち悪くなりました。

No.32 10点 哉 李 2002/04/06 23:25
意外なトリックだった。
文章の書き方も、とても好き。
キャラも個性的だ。
しかし、きちんとそれぞれがそれぞれの役割を果たして、話がまとまっていく。それがうまい。
今まで読んできた本の中で、一番好きな作品だ。

No.31 9点 フレディ 2002/04/03 14:09
 素直に「こんなの初めて読んだ」と言う感想。トリックがフェアだとかアンフェアだとかはどうでもよろしい!だいたいそんなルール誰が決めたんだ?この圧倒的な世界観!大切なのはなにより「面白い」ことでしょう!

「エンタテイメントにアンフェアなものなどないのだよ、関口君・・・」

No.30 2点 宏樹 2002/03/17 00:29
絡新婦や魍魎に比べると、読後感が及ばない。
トリックも?

No.29 7点 桜緋女 2002/03/08 01:35
一回目は重すぎて嫌だったんですが、
やはり魅力的な作品ですよ。
当時の京極夏彦は、「ミステリの構造を借りてはいるが
ミステリを書いているつもりはない」というようなこと
言っているんで、トリックのアンフェアさは無視していいと思ってます。


キーワードから探す
京極夏彦
2023年09月
鵼の碑
平均:6.17 / 書評数:6
2019年06月
今昔百鬼拾遺 天狗
平均:5.50 / 書評数:2
2019年05月
今昔百鬼拾遺 河童
平均:5.67 / 書評数:3
2019年04月
今昔百鬼拾遺 鬼
平均:6.00 / 書評数:3
2018年02月
虚談
平均:5.00 / 書評数:1
2018年01月
ヒトごろし
平均:6.50 / 書評数:2
2016年11月
書楼弔堂 炎昼
平均:6.00 / 書評数:1
虚実妖怪百物語 急
平均:7.00 / 書評数:1
2016年10月
虚実妖怪百物語 破
平均:6.00 / 書評数:1
虚実妖怪百物語 序
平均:5.00 / 書評数:1
2015年10月
ヒトでなし 金剛界の章
平均:7.00 / 書評数:1
2013年11月
書楼弔堂 破曉
平均:6.00 / 書評数:1
2012年03月
百鬼夜行 陽
平均:6.50 / 書評数:2
2011年10月
ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔
平均:8.00 / 書評数:3
2010年07月
西巷説百物語
平均:6.00 / 書評数:1
2010年05月
死ねばいいのに
平均:6.00 / 書評数:8
2010年01月
数えずの井戸
平均:6.50 / 書評数:2
2009年05月
厭な小説
平均:5.80 / 書評数:5
2008年07月
幽談
平均:5.00 / 書評数:1
2007年09月
妖怪の理 妖怪の檻
平均:6.00 / 書評数:1
2007年04月
前巷説百物語
平均:8.25 / 書評数:4
2006年09月
邪魅の雫
平均:5.60 / 書評数:15
2004年09月
百鬼夜行 陰
平均:6.20 / 書評数:15
2004年07月
百器徒然袋 風
平均:7.07 / 書評数:14
2003年12月
豆腐小僧双六道中ふりだし
平均:5.00 / 書評数:2
後巷説百物語
平均:8.33 / 書評数:6
2003年08月
陰摩羅鬼の瑕
平均:5.53 / 書評数:34
2002年09月
覘き小平次
平均:6.71 / 書評数:7
2001年11月
今昔続百鬼 雲
平均:6.17 / 書評数:12
2001年06月
ルー=ガルー 忌避すべき狼
平均:5.28 / 書評数:18
2001年05月
続巷説百物語
平均:7.00 / 書評数:14
2000年02月
どすこい(仮)
平均:5.31 / 書評数:13
1999年11月
百器徒然袋 雨
平均:7.73 / 書評数:45
1999年09月
巷説百物語
平均:7.43 / 書評数:21
1998年03月
塗仏の宴
平均:5.77 / 書評数:47
1997年06月
嗤う伊右衛門
平均:7.26 / 書評数:27
1996年11月
絡新婦の理
平均:7.79 / 書評数:63
1996年01月
鉄鼠の檻
平均:7.29 / 書評数:58
1995年05月
狂骨の夢
平均:6.89 / 書評数:55
1995年01月
魍魎の匣
平均:7.92 / 書評数:148
1994年08月
姑獲鳥の夏
平均:6.90 / 書評数:168