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[ 本格 ]
ルパンの告白
怪盗ルパン
モーリス・ルブラン 出版月: 1961年01月 平均: 5.00点 書評数: 4件

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新潮社
1961年01月

新潮社
1961年11月

東京創元社
1966年03月

角川書店
1977年07月

旺文社
1978年04月

偕成社
1982年07月

No.4 5点 ボナンザ 2020/09/08 22:46
ルパンの活躍と意外な苦戦が見られる短編集だが、全体的な水準は怪盗紳士や八点鐘に劣るか。

No.3 6点 斎藤警部 2016/03/30 12:30
ジュヴナイルでちょこちょこ読んでたかも知れないが。。 具体的な記憶には無い。 高校ん頃だったか、あらためて創元推理文庫を読んだ時の印象が強い。その印象とは。。ホームズ短篇の面白どころを一通り読み直した後で 「おお、ルパンがホームズみたいな事やってる!」 的な、いい意味でホームズ短篇の質の良い代用品のような。宇多田ヒカルがなかなか新曲出さなかった隙を突いた倉木麻衣のような、サム・クック亡き後のオヴェイションズの様な。まあ流石にホの字さん初期の様なワン&オンリー力は無いけど、詰まらなかったりガッカリさせられたりはしない。やはり、ホの字もそうだが結末のみならず(冒頭はもちろん)途中の色んなところに意外性ってやつがチャキチャキ登場するのが良い(緩い意外性も多いが)。 ロックスター的派手派手しい大個性の探偵役が細切れな事件解決に勤しむ短篇集ってのも乙なもの。 あまり高得点はあげられないけどね、ごめん。

No.2 5点 mini 2012/05/31 09:59
発売中の早川ミステリマガジン7月号の特集は、”アルセーヌ・ルパン&ルパン三世”
特集の目玉商品の1つが、「初出版 ルパンの逮捕」
ルパン初登場作は最初は雑誌掲載だった短篇「ルパンの逮捕」だが、後に短篇集『怪盗紳士ルパン』に収録された時に修正が加えられているのである
ミスマガ7月号には、修正前の雑誌掲載時そのままのオリジナル版が本邦初公開されている

さてルパンと言うと、初めて読んだのが小学生の頃に児童書だったという人が世に多い中で、私はそういう経験が一切無かった
それどころかアニメ『ルパン三世』ですら未だ一度も観た事が無く、つまり私は怪盗ルパンに対して何らの思い入れが無い読者なのである
ルパンものの短篇集と言うと、一般的には初期の『怪盗紳士ルパン』か又は『ルパン体ホームズ』から入る人が多数派だろうけど、私の場合はすっかりミステリー慣れしてから読んだルパンものが、2冊の短篇集『八点鐘』と『ルパンの告白』なのだ
この2冊は中期の作者が脂の乗っていた時期の作で、初期と違うのはルパンの探偵役としての割合が多いという点だ
『八点鐘』は全編探偵役としてのルパンだが、『告白』の方は全部が全部というわけでもなく怪盗らしい話も混じっている
私が読んだのは旺文社文庫版だが、お堅い訳として有名な新潮文庫版の堀口大學訳では、原語通り”強盗”と訳しているが、案外と怪盗ではない”強盗”という語感通りの行為もしているぞルパン
それでも『告白』収録作では冒頭の「太陽のたわむれ」とか「赤い絹のスカーフ」とか、結果的に強盗まがいの行為はしてもその前提で探偵役として謎も解いているし、まぁルパンの怪盗らしさと探偵役とが1冊で楽しめるお得な短篇集では有るだろう
特にルパンもの短編の2大名作として知られる「赤い絹のスカーフ」と「白鳥の首のエディス」とが一緒に同時収録されているのが売りだな、「白鳥の首のエディス」は短編の中に長編並みの要素を詰め込み過ぎて窮屈な感じも無くは無いが

No.1 4点 Tetchy 2009/06/29 22:42
収録作品中、「麦藁の軸」や「リュパンの指輪」はほんの少しだけ楽しく読めたが、やはり総体的に見ると残念な出来。
無論、この作品が書かれた時期などを考慮するとルブランの先駆性も理解は出来るが、やはり現代なお残るのは、読むに絶えられる書物だからだと理由なので、そこまで考慮する必要もないかと感じる。
やっぱ、小学校の時に読みたかったかな~。


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モーリス・ルブラン
2012年09月
ルパン、最後の恋
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2006年12月
戯曲アルセーヌ・ルパン
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1982年09月
バール・イ・ヴァ荘
平均:3.00 / 書評数:2
1973年05月
オルヌカン城の謎
平均:5.00 / 書評数:1
1973年01月
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緑の目の令嬢
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1961年01月
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1957年01月
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金三角
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813
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1948年02月
八点鐘
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ノー・マンズ・ランド
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