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ミステリの祭典

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江守森江さんの登録情報
平均点:5.00点 書評数:1256件

プロフィール| 書評

No.96 6点 福家警部補の挨拶
大倉崇裕
(2009/05/22 16:00登録)
コロンボ、古畑好きなら外れ無し。
大倉作品群で唯一一般受けが狙えるシリーズ。


No.95 6点 警官倶楽部
大倉崇裕
(2009/05/22 15:57登録)
作者のオタク趣味がそのままアクション小説になった感じ。
ミステリー要素もあるが一般人向けではない。
別作品の主役キャラも登場し良い味を醸し出している。


No.94 6点 聖域
大倉崇裕
(2009/05/22 15:54登録)
登山には興味ないが作品として読むのは楽しい。
ミステリとしての骨格もしっかりしている。


No.93 6点 トライアル
真保裕一
(2009/05/22 15:42登録)
ギャンブルスポーツを題材にしたミステリで各編楽しめる。
競馬は舞台が昔よく通った川崎競馬なのでとりわけ印象深い。


No.92 4点 まほろ市の殺人 春
倉知淳
(2009/05/22 15:37登録)
このシリーズに当たり無し。
纏めて本にされたのも買いたくない。


No.91 7点 幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート
倉知淳
(2009/05/22 15:35登録)
相変わらず猫丸先輩は神出鬼没。
着ぐるみ着て汗みどろな作品が妙に印象深い。
新薬の治験話も体験者である私にはリアルだった。


No.90 7点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2009/05/22 15:33登録)
猫丸先輩シリーズに外れ無し。
長編は唯一これだけだから大切な作品。
降霊会のくだりは泡坂作品の雰囲気。
作品の肝であるトリックは、緑でなく「みどり」と平仮名表記なタイトルに滲ませている。
まさに「みどりの風」に吹かれた読後感。


No.89 7点 日曜の夜は出たくない
倉知淳
(2009/05/22 15:32登録)
この作品を読んだ後しばらくの間、猫丸先輩口調になって困った。
当時、友人が寄生虫館の職員だったのでビックリした覚えがある。
賛否両論あるが、巻末の2章は、当時から現在まで(特にデビュー)短編集にお約束の捻りで、東京創元社の伝統になっている。


No.88 3点 タイムスリップ森鴎外
鯨統一郎
(2009/05/22 15:26登録)
これはミステリではない。
歴史SFにでも分類されるのかな?
でも一応意外な犯人はいるよ。


No.87 5点 新本格もどき
霧舎巧
(2009/05/22 15:23登録)
本家の作品を読んでから笑う為に読む作品。
でも意外と本格している。


No.86 4点 スペース
加納朋子
(2009/05/22 15:20登録)
構成に工夫が見られるが、このシリーズは書かれる度に劣化している感がある(間隔の開いた今作は特に)
これで打ち止めでいいかも。


No.85 6点 魔法飛行
加納朋子
(2009/05/22 15:18登録)
シリーズ物としては楽しめるが前作ほどではない。
ミステリとしては微妙な感じもする。


No.84 7点 ななつのこ
加納朋子
(2009/05/22 15:16登録)
鮎川賞作品のイメージを変えた銘品。
日常の謎派好きには絶対お勧め。


No.83 7点 サイン会はいかが?
大崎梢
(2009/05/22 15:13登録)
シリーズも3冊目なので洗練されてきた。
元々日常の謎系でミステリ色は薄い。
しかも、ネタの部分はデビュー前の貯金らしく、シリーズの新作が出ないのはネタ切れなのかも?


No.82 5点 晩夏に捧ぐ
大崎梢
(2009/05/22 15:10登録)
書店のドタバタ物を番外長編でミステリ色を強めようとしたが、日常の謎系で薄めのミステリー向きな作者なので、さすがにしんどい。


No.81 7点 赤ちゃんがいっぱい
青井夏海
(2009/05/22 15:07登録)
このシリーズ唯一の長編。
長編な分ドタバタ感が強まりより楽しい。
ミステリーとしては薄めだが、楽しいシリーズなので、もっと続けてほしかった。


No.80 6点 インシテミル
米澤穂信
(2009/05/22 14:59登録)
本格ミステリとサバイバルサスペンスの融合を試みた作品。
楽しめるが後一押し足りない感じ。
終わり方からもっと洗練した続編が書かれる事を期待したい。


No.79 7点 獄門島
横溝正史
(2009/05/22 14:57登録)
「見立て殺人」のお手本で、そこから派生する「あの有名なセリフ」を読むだけでも価値がある。
更に、映像化作品では省かれるがあのセリフを金田一が考察する章も読み応えがある。
しかし、極論するなら島民の誰が犯人でも良い設定(映像作品は犯人を変えてあったりする)から金田一シリーズ最高傑作と断言できないのが残念。


No.78 6点 悪魔の手毬唄
横溝正史
(2009/05/22 14:46登録)
小説も悪くはないが、初期の古谷版ドラマは非常に良いデキ(但し、制作の都合で後半引き伸ばし感がある)
見立て殺人に注目させ犯人隠蔽を狙ったフーダニットだが、解決は入り組んだ人間関係を紐解くタイプなのでドラマがより楽しめる。


No.77 6点 本陣殺人事件
横溝正史
(2009/05/22 14:43登録)
※無意識なネタバレになっていましたm(_ _)m
クリスティー「アクロイド」以降に、この手の作品に出会うと構えて読む(察してしまう)弊害が生じる事に、当時の横溝をして考え及ばなかった事が惜しまれる。
書かれた時代の人ならある程度は動機にも納得するであろう事は推察出来るが、機械的トリック(これは映像の方が断然理解し易い:実際の成功率は、どこかで誤作動があり低いらしい)は好きではないので、金田一初登場の歴史的価値以外はさほど評価できない。
※要注意
動機について考察?した為に必然的にネタバレ(犯人直結)してます。
#追記(’10.12.19)
まさか最近制作なアメリカのミステリー・ドラマで、同じ動機な事件に出くわすとは思わなかった。
「処女以外とは結婚したくない」は多くの男性が【隠し持つ】心理なのかも!(女性達も夫を侮って結婚前の男性経験を告白したりすると手痛いしっぺ返しをくらうかも)
※ショート・ミステリ(実話)
《「ちなみに私は処女とは結婚出来なかった」身内の集まりで話始めたら横に居て聞いていた嫁が不可解な顔をした》
《解答編←叙述トリック:「だって結婚前に嫁の処女を頂いていたから」横を見たら嫁が赤面していた》

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