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ミステリの祭典

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晩夏に捧ぐ
成風堂書店事件メモ

作家 大崎梢
出版日2006年09月
平均点5.00点
書評数3人

No.3 5点 ウィン
(2010/09/25 12:11登録)
書店で起こる事件だから書店ミステリーなのに、出張しちゃっていいのかよ、と思っていたが、
やっぱりこだわっている。
出張先は老舗の書店だった。
事件そのものにも小説の原稿が関わってくる。
なかなかよかったと思う。
ただ、あまりにも簡単に事件を解決しすぎだ。
読んだ限り、事件を解決できるだけの手がかりがそんなあったように思えない。
それなのに事件を解決するなんて、書店員をやめて探偵になったほうがいいとしか思えない。
次回作も執筆中とのこと。
今度は短編集らしいので楽しみ。
このシリーズがずっと続いてくれると嬉しい。

No.2 5点 あるびれお
(2009/06/23 06:07登録)
書店員が出会った謎を解明していく、という形式の物語第二弾である。作者本人が書店勤務ということもあって、さすがにその部分の記述は細かいし、読んでいて楽しい。
でも、そこまで、と言っては作者に失礼だろうか。

No.1 5点 江守森江
(2009/05/22 15:10登録)
書店のドタバタ物を番外長編でミステリ色を強めようとしたが、日常の謎系で薄めのミステリー向きな作者なので、さすがにしんどい。

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