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ミステリの祭典

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二銭銅貨

作家 江戸川乱歩
出版日1971年01月
平均点6.40点
書評数20人

No.20 5点 みりん
(2023/08/08 03:05登録)
乱歩のデビュー作。
よく練られたショートコントっぽい。8字ずつ飛ばす理由までついてると嬉しかった。
当時男同士では頭脳の優劣を競い合うことくらいしかやることなかったんでしょうか笑

No.19 6点 文生
(2020/08/31 07:14登録)
探偵小説の巨人、江戸川乱歩のデビュー作品
ポーの『黄金虫』やドイルの『踊る人形』のような暗号ものと
思わせておいてそこからひとひねり加えているのがユニークです。
あくまでも小品ではあるものの、近代ミステリーの草分け的存在として
評価すべき作品だといえるでしょう。

No.18 5点 じきる
(2020/08/23 21:27登録)
今読んでも中々面白い。

No.17 6点 弾十六
(2019/08/11 05:21登録)
初出: 新青年大正12年(1923)4月増大号(Webに表紙絵があるものと思ったら全然見当たらない…) 青空文庫で読みました。
愉快な話なんですが、探偵小説なんでしょうか… メタ探偵小説には違いありませんが…
週刊日本の貨幣コレクション2019年7月31日号(99号)のレプリカは二銭銅貨。1000円出す価値があるかは微妙な出来。 (明治六年銘、直径32mm、厚さ2mm、重さ11g。全体的にエッジがちょいボケ)
日本のインフレ率計算が出来なかったので、金基準(1923)換算すると1円=0.485ドル、米国消費者物価指数基準(1923/2019)で14.98倍なので当時の1円=現在価値768円となりました。ただし当時の先進国と途上国の物価の違いは大きいと思います。なお都市部の日本国消費者物価指数(1925/2015)で1388倍というデータがありました。(以下の換算は1388倍を採用。そば一杯10銭=139円なので安め。)
二銭: 現在価値28円。
五万円: 現在価値6949万円。
按摩賃60銭: 現在価値832円。
十円札: 現在価値13880円。当時流通は旧十円券(1885, 大黒札)、改造十円券(1890, 表猪10円)、甲号券(1899, 裏猪10円)、乙号券(1915, 左和気10円)の4種類あり。甲乙は和気清麻呂の肖像。
最後の文章はxx罪になっちゃうからです。(最近では2017年10月に逮捕された例あり)

No.16 7点 mediocrity
(2019/02/21 23:15登録)
デビュー作と知らずに読んだ。名人がサッと書き上げたような老獪な作品のように感じた。

No.15 6点 了然和尚
(2016/01/01 04:40登録)
2016年1月1日 とうとう江戸川乱歩の著作権保護期間が経過しました。これで青空文庫で読めると、前々からこの期日を意識していたのですが、本日覗いてみると早速、二銭銅貨が!
再読ですが、夜明け前に、一読。心理試験、D坂同様、短編のキレが痛快ですね、どなたかが指摘されているように、落語的雰囲気を感じました。世相をからめた前ふりから、論理の展開を経て意外な結末。最後にそれらしいオチを加えてもらって、落語語りで聞いてみたいです。
今年は、江戸川乱歩が全部読めそうで楽しみです。

No.14 9点 斎藤警部
(2015/08/11 21:49登録)
(ネタバレ)

短篇「二銭銅貨」単体への評価ってんなら、そりゃもう「満足」ですわ。
最後のツイストだけ取って見たらあきまへん。 そこへ落とすまでの豪腕なミスディレクション、ミスディレクション、ミスディレクション~~~ が実はこの小説の最大の関心事そのもの、というね。 えらい爽快に騙されましたわ~。

No.13 6点 アイス・コーヒー
(2014/08/18 19:38登録)
乱歩の処女作となる短編。メインとなるのは暗号解読だが、その独創性と結末の意外性が見どころ。現代においては多少色あせるところもあるが、それでも展開の面白さやワクワク感があって楽しい。

なによりも欧米の暗号ものを和風にアレンジしたうえでさらなるスパイスを加えてくるところが乱歩らしい遊び心で、いわば「最後の一撃」として機能している。発表当初の衝撃はかなりのものだったのではないだろうか。
ミステリを語るうえでは外せない一作。

No.12 7点 ボナンザ
(2014/04/07 22:33登録)
乱歩の本格への意欲と落語趣味がぴったりな名作。一枚の切符も中々だとは思うが。

No.11 7点 バード
(2014/01/29 10:03登録)
読んだのは短編集だが表題作が二銭銅貨なのでここに感想を書かせていただく。点数は短編9本の平均だが二銭銅貨自体もちょうどこの点数。

暗号というのは大概こじつけになってしまうから長編で暗号がメインになると謎解きの説得力が弱い気はする、しかし短編だとさくっと読めるし乱歩さん特有の軽い文体とも相性が良かったと思う。
明智もいいけど松村というキャラももう少し見たくなった。

No.10 6点 haruka
(2013/02/06 02:40登録)
暗号ものの草分け的作品として読む価値あるでしょう。オチの効いたラストもよい。

No.9 5点 蟷螂の斧
(2013/02/05 15:27登録)
東西ミステリーベスト100の24位(1985年版13位)と高評価ですが、それは歴史的意義での評価も多分にあるような気がします。現在のミステリー諸作品と比べてしまうと、どうなんだろう?と、どうしても思ってしまい、高評価を付けづらい作品でした。

No.8 10点 卑弥呼
(2011/08/18 22:41登録)
日本ミステリの幕開けとなった本作品。
解読させる気のなさそうな暗号モノですが、古き佳き時代を髣髴させる登場人物の掛け合いや、レトロモダンな雰囲気が最高です。
日本ミステリに対するコモンセンスを体言化した作品です。

No.7 8点 monya
(2010/12/21 20:09登録)
乱歩のデビュー作だから有名とはいえ、そんなに評価が高くはない今作
しかし、私はこれは大傑作だと思っています
何せ、文章と構成が素晴らしい
そして、この時代には日本に浸透していなかった推理小説的な面白さがさらに良い
今読んでもため息をつける戦前の作品なんてそうそうありませんよ

No.6 8点 itokin
(2010/12/21 09:44登録)
乱歩の処女作品。山椒は小粒でぴりりと辛い短編の見本で乱歩の才能を感じさせる作品です。大昔に読んだときより感動は大きい、しばらく乱歩を読みます。

No.5 5点
(2010/12/20 10:58登録)
暗号トリックだけなら、短篇小説ということを考慮してもまったく面白みなし。ただオチがあるからこそ楽しめるという作品です。笑い話程度のオチですが、ミステリの発展途上の時代だから、まずまず上出来なほうではと思います。

No.4 6点 kanamori
(2010/07/29 18:37登録)
「東西ミステリーベスト100」には乱歩の短編がいくつか選ばれています。
13位の本書は、最初に書いた探偵小説という歴史的意義がありますが、暗号ミステリで最後にオチがある小ぶりの作品。
「心理試験」が25位で、スリリングな展開で完成度の高い好みの逸品。49位の「押絵と旅する男」は幻想ミステリで、55位の中編「パノラマ島綺談」は通俗ミステリ風の綺譚というように、作風がバラエテイに富んでいる点はさすがだと思います。

No.3 6点 江守森江
(2009/05/24 08:42登録)
三十年以上前に読んだ時に暗号解読よりも最後のオチにワクワクした。
同じ本に収録の「心理試験」程ではないが自分が大人になった気がした。

No.2 5点 シュウ
(2008/11/09 20:11登録)
トリック云々より主人公と同居人のこれからの人間関係が心配になる話でした。

No.1 5点 白い風
(2008/11/09 19:07登録)
乱歩の処女作ですね。
強盗団が襲ったお金の隠し場所を示した暗号トリックですね(二銭銅貨に隠されていた)
南無阿弥陀仏という暗号コード使ったものです。
でも実は同居人の悪戯だった・・・。
古典的価値は評価するけど、内容は多くの作品が出ている今では平凡なものだと思う。

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