みりんさんの登録情報 | |
---|---|
平均点:6.67点 | 書評数:424件 |
No.424 | 7点 | 人格転移の殺人 西澤保彦 |
(2025/02/22 22:38登録) 6人が"閉ざされた円環"の中で人格が転移していく本作こそが真のクローズドサークル。 人格の入れ替わりという非常にややこしい話をここまで読みやすくしてしまう著者は天才だと思います。特殊設定ミステリーとしての完成度も高い上に、CIAだの異星人だの、仰々しい話をここまで綺麗かつロマンチックに終わらせるのも凄い。『七死男』より好き。 |
No.423 | 7点 | 犯罪の回送 松本清張 |
(2025/02/19 23:30登録) 日本を意図的に凋落させている巨悪組織・財務省がまだ大蔵省だった時の日本。基礎控除を30年据え置きにする増税脳の与党も国家存続の危機に紙の保険証がどうとかいう第一野党もいなかっただろうし、この高度経済成長期の頃の我が国はさぞ輝かしい時代だったのでしょう。この時代のミステリーを読むたびにそんなことを妄想してしまう。本作は1962-63年に小説新潮で連載されていたものを大幅改訂し、1992年に没後出版された長編とのこと。 北海道の北浦市の春田市長は工場誘致のために港湾埋立計画を推進している。大蔵省からその許可を得るために、春田は東京に出張するが、その夜に行方不明になり、数日後に絞殺死体となって発見される。さらには、埋立計画に猛反対している革新派の野党議員早川も上京していることが判明し、警察は事件の陰で蠢く動機から捜査を開始する、、、というような、いかにもな社会派を匂わせるが、帯にある「鮮やかなトリックを駆使した傑作長編推理」に宣伝負けしないほどトリックは極めて本格モノ。清張サンの捜査編の快感は何から来るものなのだろう、今回も堪能させてもらいました。 郷原宏氏の解説にて、噂に聞くThe・新本格バッシングに初めて遭遇して笑いました。 |
No.422 | 7点 | 死の泉 皆川博子 |
(2025/02/15 22:35登録) 先人方が素晴らしい書評をされてるので自分のは読まなくて大丈夫です 第二次世界大戦末期におけるドイツの福祉施設「生命の泉(レーベンスボルン)」で物語は幕を開ける。当時のドイツ人の優越性・純血信仰・行きすぎた優生思想…etcというよりは、芸術(音楽)に傾倒して、歪みすぎたヴェッセルマンの思想が生んだ悲劇かなと思う。。 ナチズムを描いた貴重な作品で特にレーベンスボルン編は学ぶことが多かった。ここまで純文学とエンタメを融合させた大作であるからこそ、ミステリーとしてどんでん返しは一つ目のアレだけでも良かったかなと思う。レナとアリツェの件はいったい…? 結合双生児、美少年嗜好、ヘルムートの同性愛描写、廃城での冒険活劇までサービスされると『孤島の鬼』を思い出す |
No.421 | 5点 | 夢殿殺人事件 小栗虫太郎 |
(2025/02/08 23:54登録) 「つまり、1番複雑に思われるものが1番簡単なんだよ」 いや、そんなもんわかるかーい(^O^) 独特のルビと難解な文章で幻惑されながら読むと、意外にもごく普通の探偵小説の様式を纏っていた。実現可能性や論理性が微塵もないのが逆に好きだけど、過剰な装飾と奇想天外なトリックは7割が意味不明なもので、もはや誰にも到達できない域に達している。百年前の作家なのに一人だけ千年先のミステリを書いているのでは…? これ誰かが我々一般読者にも伝わるように分かりやす〜くリライトしたら、小栗虫太郎のトリックメーカーとしての資質がバレるんじゃないかな。『後光』の心理トリック、『聖アレキセイ寺院』の鐘トリック、『夢殿』の硬直トリック、『失楽園』の膜嚢(てなんやねんw)トリックなどは普通に面白く、正直ここまでトリックを凝っている作家だとは思いも寄らなかった。個人的には『失楽園』>『後光』=『夢殿』>『聖アレキセイ』>>>『オフェリヤ』>『人魚』かなあ。まあ理解できた順ですが。 ちなみにヴァン・ダインの『ケンネル殺人事件』のネタバレがあったので未読の方は注意。 以下備忘録のためのメモ【ガッツリネタバレあり】 『後光殺○事件』 主な謎は合掌したまま無抵抗に殺された住職、足跡の謎、死亡推定時刻の後に目撃された謎など。時計のアリバイトリックは理解させる気がないだろうが、凶器とそれを可能にした心理誘導というか洗脳トリックが斬新である。 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 共産革命後にロシア人家族がひっそりと住むアレキセイ寺院。1日に2度しか鳴らないはずの鐘が定刻ではない時刻に鳴り響き、近くに住んでいた法水麟太郎は駆けつけた。 詳細な部分は意味不明であるが、時間差で鐘を鳴らす物理トリックが本筋とはかけ離れて実に探偵小説味があって良かった。メインは観念の殺人とも言える動機と罪に問わなかった法水。戦争が被害者の心を貧しくしたのだろう。 『夢殿○人事件』 主な謎は血を抜かれた遺体、遺体に残った梵字型の傷、孔雀の足跡、そして密室。冒頭からなんとも魅力的な探偵小説。まあそうはならんやろトリックと死者蘇生にまつわる動機。日光と窓の二重の使い方good! 『失楽園○人事件』 孤島に療養所を設立した博士の真の目的は非道な人体実験を行う屍蝋研究であった。法水への依頼はその孤島で起こった連続○人の解決。主な謎は犯行時刻に見えるはずのないの怪しい白光、グーテンベルクより先に活版印刷を発明したとされるコスターの初版聖書の行方。結構読みやすくてブーメラン膜嚢トリックにも笑わせてもらった。上手いのは"紙"状胎児と活版印刷、グーテンベルクとコスターを犠牲になった双子に喩えたダブルミーニングの親父ギャグ。 『オフェリヤ○し』 今回は法水麟太郎が「ハムレット」を改変し、失踪した俳優の代わりに自らが主演を務める。その舞台で殺人が起こるという内容。法水さん、なぜか探偵や弁護士としてだけでなく劇作家・俳優としても一流というマシマシ設定が追加(笑) 主な謎は失踪者からの手紙と、亡霊が殺人に関わっているということ。ですが…これがまあやたらめったらわかりにくい。動機は結局腹違いの父親と姉への内なる憎悪ということか? 『人魚の謎お岩事件』 こちらも『オフェリヤ』と同様に舞台中における殺人を扱った話だが、今までの法水短編とはガラッと雰囲気が変わって、トリックがほぼ皆無。探偵小説味が薄れているのが残念。人形に関する手記から冒険小説に入ってくれても良かった。 |
No.420 | 6点 | 砂漠の薔薇 飛鳥部勝則 |
(2025/02/07 03:56登録) クセが強い登場人物達も…やたらハイコンテキストな会話も…嗚呼…なんとも大胆な伏線だ。もはや伏せる気もなかったのかもしれない。 「伏線ってサァ!結末まで書いた後にサァ!後付けで配置しておくだけだからサァ!連載作品ならともかくサァ!書き下ろしでありがたがる道理はないよなァ!?」ってずっと思ってたんですけど、凄い伏線ってこういう挑戦的なモノを指すのかと認識を改めました。 ダミーのトリックも結構好きなので、もう少し洗練してメインのネタにして欲しかったかな。図像学と本格を高い次元で調和し、シナジーを生み出した『殉教カテリナ車輪』に比べるとやや…。評点はハードルが上がりすぎた弊害。 |
No.419 | 6点 | 魔術師 江戸川乱歩 |
(2025/02/05 03:54登録) 乱歩の通俗スリラーはこれで何冊目だろう、毎度手を替え品を替え楽しませてくれますね。最近読んだポオのネタもあって嬉しい。 今回は殺人現場に巨人の影、怪しい笛の音、厳重な監視下における密室殺人と謎めくアイテムの目白押しです。犯人の予想はついてしまいますが、あちらの方はなかなか盲点。ところで、結局あのサイズの手形はどうやって付けたんだよ。がんばって書いた? |
No.418 | 7点 | 二人目の私が夜歩く 辻堂ゆめ |
(2025/02/03 11:42登録) 他人とうまく打ち解けられない茜はボランティアで交通事故で半身不随になった咲子と出会う。茜は境遇の似通った咲子の心の綺麗さと芯の強さに惹かれて、次第に心を開いていく。物語のキーは夜間、睡眠中に起こる2人の精神の入れ替わり。夜は人の本質が見える時間だという… 人間の温かみだけでなく、偽善や虚栄といった負の一面にもスポットを当てながら、読了後にはほろ苦い気持ちが残る青春小説であり、ミステリーとしても違和感の配置と種の明かし方が絶妙にうまく、衝撃成分を最大化できていると感じました。本サイトの高評価で気になり、読んで見て良かったです。 |
No.417 | 9点 | 能面殺人事件 高木彬光 |
(2025/02/02 00:46登録) 最近ヴァン・ダイン読んでたのは、この作品を読むためだったのよね。『カナリヤ』『グリーン家』『僧正』は先に読んでおいたほうが良いとのことで、助かりました! 【直接的なネタバレあります】 不覚!!まさか堂々と某作を挙げておいて、メインの仕掛けがほぼ同じだとは思いませんでした(笑) 殺害方法は今や使えない遺産トリックだったり、例のダイイングメッセージ「八十八」が既に…(略)だったりと時代に取り残された一面もありますが、それを差し引いても密室の構築方法が素晴らしく、そこは確実に『刺青殺人事件』より上。密室動機も『刺青』と同等であると評価。なぜか贔屓が止まらない! 著者特有の文章の仰々しさと能面の不気味さが怪奇的な雰囲気をより引き立たせている(『僧正』っぽい)のと、幕引きで明かされる儚いロマンスが刺さりましたね。 失敗作だとか出来レースで推理作家協会賞取ったとか(?)、前評判の低さが幸いして私の中では『能面』>『刺青』>『人形』になりました。前評判て大事なんだなと。 |
No.416 | 5点 | カナリヤ殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン |
(2025/02/01 00:20登録) うーん、控えめに言ってあんまり凄くないのでは? 密室という不可解な状況に引っ張られて道中は楽しく読めたのですが、まさかの密室トリックに…(笑)そしてアリバイの方は即座に…(苦笑) 代表作の『僧正』や『グリーン家』にあった複雑怪奇で凄惨な連続殺人というサイコスリラーのような雰囲気がなくてやや残念。 物理的事実と心理的事実が矛盾しているなら、物理的事実が間違っているんだ… なるほど、ファイロ・ヴァンスは矢吹駆ではなく、ロジャー・シェリンガムだった!? ヴァン・ダインとアントニイ・バークリーは米国と英国でライバル意識あったんかな。どっかの解説でもそういうの読んだ覚えあるし |
No.415 | 8点 | 僧正殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン |
(2025/01/29 04:45登録) 【ネタバレあり】 〜〜〜〜〜〜ネタバレ防護壁〜〜〜〜〜〜 うーん、控えめに言ってめちゃくちゃ凄いのでは? なにより見立て殺人の動機が原点にして頂点でしょこれ。容疑の押し付けの方ではなくて、無意味な童謡と殺人を結びつけることで、有意味だったはずの地上的な人間生活とやらを根本から破壊するという壮大なユーモアの方。犯人の造形からも説得力あるし、原点からこんなにぶっ飛んだの用意してるとは思ってなかったよ、すげえなヴァン・ダイン。今や忘れ去られてオタクしか読んでない作家らしいけど、またいつか長編制覇します…いつかね… 本格としては『グリーン家』には劣るけれど、童謡見立て殺人(大好き!)の元祖という偉大さから評価は甘めに。『そして誰もいなくなった』はこれがなくても生まれてただろうけど、『悪魔の手毬唄』や『山魔の如き嗤うもの』はひょっとするとなかったかもネ… という感謝も込めて。 |
No.414 | 8点 | グリーン家殺人事件 S・S・ヴァン・ダイン |
(2025/01/27 02:21登録) 【ネタバレあり】 〜〜〜〜〜〜〜ネタバレ防護壁〜〜〜〜〜〜〜 正直舐め腐っていた。所詮1928年の作品だろうと。そんな遠隔系トリックなんてまだ考案されていない時代だろうと。だからこそ2025年に読んでも「意外な犯人」になってしまった。俺は馬鹿だった。『ビッグ・ボウの殺人(1894年)』でつい最近感銘を受けたばかり(※巻き込みネタバレではない)だし、ホームズだってもっと前からいたんだった。古典侮るなかれという教訓を得たが、侮りながら読んだ方が10倍楽しめることが判明した。 矢吹駆ってこのファイロ・ヴァンスが元ネタか?あと解決編の前に重要な手がかり100個くらい列挙するやつ、日本の本格ミステリにも継承されれば良かったのに。 |
No.413 | 7点 | さよならドビュッシー 中山七里 |
(2025/01/24 05:11登録) 派手なラフマニノフの方が弾きたかった。でも技術も手も未熟で発表会での演奏は地味なドビュッシーを弾かされた。そんな小学生の頃の記憶が脳裏に浮かんできた。 この話を読んでもうひとつ思い浮かべたのはピアニストの辻井伸行さん。彼の「月の光」や「水の戯れ」を画面越しに聞いた時は鳥肌が立った。盲目なのにではなく盲目だからあんなに魅力的な演奏ができるのだろう。本作の情感溢れる演奏描写は彼のような演奏を聴いているとなんら誇張ではないと思ってしまう。 私にしては珍しく動機もトリックも犯人もピタリと当ててしまったが、ミステリとしての魅力が半減しても、音楽青春小説として素晴らしいことに変わりはない。 岬洋介のキャラクターも良く、次作のラフマニノフにも期待大。ただ、少し前までブルグミュラーの「アラベスク」に苦戦していた少女に、超絶クソ難度の「熊蜂の飛行」をリハビリで弾かせるのは指導者としてどうかと思うぜ岬さん…(笑) |
No.412 | 6点 | 誘拐作戦 都筑道夫 |
(2025/01/22 18:22登録) 2人の作中キャラが交互に記述していく一風変わった1962年の誘拐ミステリー。誘拐なんてハイリスクな犯罪を行うには相応の動機が必要となるが、本作は見事にクリアしていたと思う。天藤真『大誘拐』のようなドタバタ感と犯罪内容のブラックさがミスマッチか…と思いきや、なるほど!遊び心がどこか泡坂妻夫っぽい?と思いつつ都筑道夫の方が先か |
No.411 | 7点 | ボディ・メッセージ 安萬純一 |
(2025/01/22 01:22登録) 鮎川哲也繋がりで鮎川哲也賞受賞作を…というのは嘘で「みんな教えて」の「切断の理由」に挙げられていたので読みました。 いや惜しいけど凄い。惜しい点は他の方も書いているように犯人特定の手がかりが無いこと。探偵2人に見せてマスコミの報道に期待するより、知らしめたい相手に直接メールすれば良いじゃないかということです。まあそんなことをすれば小説にならないので、著者も悩んだのでしょう。 しかし肝心の「切断の理由」は文句なしの出来。こちらに関する手がかりは無数にあって、なぜ頭をよぎらなかったのかと思うほど。とにかく凄い。前例はあるのだろうか…? 数えてみると鮎川哲也賞を読んだのはこれで5作目でしたが、新人賞なのに今のところハズレがありませんね |
No.410 | 7点 | ペトロフ事件 鮎川哲也 |
(2025/01/21 00:31登録) これも先日読んだ松本清張『時間の習俗』や土屋隆夫『天国は遠すぎる』と同世代のアリバイ崩しもの。流行りか?(※ちゃんと調べたら1949年の作品だった、大嘘) 偉大なる作家・鮎川哲也の500件目の書評には処女作をチョイス。珍しく容疑者が3人もいて全員のアリバイを崩していくという趣向。時刻表トリックのややこしさで5〜6点くらいかなと思っていたら… 処女作というのは著者の雛形であって、そこまで捻ってはこないだろうという謎の安心感からスッカリ騙されてしまった。『スタイルズ荘の怪事件』を読んだ時と同じ感動。 満州が舞台で、当時の民族観や旅情なども味わえる貴重な作品。 |
No.409 | 7点 | 生存者、一名 歌野晶午 |
(2025/01/20 03:18登録) すげえ、1ページあたりの面白さランキング国内1位だろこれ。 |
No.408 | 7点 | 天国は遠すぎる 土屋隆夫 |
(2025/01/20 00:43登録) 昨日読んだ松本清張の『時間の習俗』と同世代のアリバイ崩しもの。1959年の作品なだけあって夫婦観が物凄く古いのが現代では逆に新鮮。戦争が未だ尾を引いているこの時代の推理小説には独特の哀愁が漂っており、不思議な中毒性があります。警察小説において、軋轢の対象として描かれがちな上司が類を見ないほど良い奴なのも加点。 アリバイ崩しもので1番好きなのは「モブキャラの何気ない会話や行動がトリックを見破るヒントになるシーン」であるということに気付かされた。 |
No.407 | 6点 | 口に関するアンケート 背筋 |
(2025/01/19 15:49登録) 大学生が心霊スポットで行った肝試し談。 彼らはなぜ呪われないといけなかったのか?呪いの本質に関して興味深い議論がある。まさに口は災いのもと。色弱だから、最後のアンケートを読むまでとある仕掛けに気づかなかった。 短編ながら『近畿地方のある場所について』より好き。 |
No.406 | 4点 | 近畿地方のある場所について 背筋 |
(2025/01/19 13:16登録) 一昨年に大ヒットしてましたね。モキュメンタリー・ホラーというジャンルですが、ミステリー要素も多いので、本サイトにも登録。そして解説求む。 とある地方(●●●●●)に纏わる怪異現象が時系列バラバラに羅列されていて、最後まで読めば一応元凶となった出来事は判明するのですが、あまりスッキリしません。私にとって一読で理解するには難解すぎました。読み返すほどの熱量もないので、誠に失礼ながらこの評価となりました。リドル・ストーリーに挑むのが好きな方にはたまらないと思います。名探偵に頼った思考放棄の読書がいかに気楽かということを思い知らされました。 |
No.405 | 7点 | 時間の習俗 松本清張 |
(2025/01/19 02:20登録) 警察による聞き込み捜査があと一歩のところで振り出しに戻るこのもどかしさ。それでも鉄壁のアリバイを持つ犯人を着実に追い詰めていくスリル。アリバイ崩しもの特有のこの読み味に最近じわじわハマりつつある。社会派ではないけど、当時としては実現可能性の高そうなアリバイトリックにしてくるあたりはさすがです。写真の現像とかとは馴染みのない私には思いも寄らないトリックでしたねぇ…この時代の小説に御用達の電報とかもジ○リのト○ロとかでしか見たことないしなぁ…あと関係ないけど通話料金ぼったくりすぎないか? 何気にアリバイトリックよりも、現代でも通用する○○に関するミスリードの方が前衛的だなあと感心しました。 |