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ミステリの祭典

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インシテミル

作家 米澤穂信
出版日2007年08月
平均点6.18点
書評数49人

No.29 4点 isurrender
(2011/06/26 02:25登録)
舞台設定がかなり期待させるものだっただけに、この程度のオチでは不満足
もう少し、ぶっ飛んだラストにして欲しかったですね

No.28 4点 haruka
(2011/05/29 12:54登録)
ありきたりの設定に「ガード」等、オリジナリティのあるルールを追加してあり、新鮮味を感じつつ期待して読み進めたが、風呂敷を広げすぎた印象。

No.27 5点 makomako
(2011/05/13 18:50登録)
読み始めはとても面白そうでどうなることかとはらはらしながら読んだ。読み進むにつれてこんな設定は不自然ということはさておいて、人殺しを全くのゲームとしてみている組織にだんだん腹立たしくなってきた。登場人物にも同様の人物がいてとても嫌な感じ。私が今まで読んだ作者の作品とは最後のほうが大幅に違う。最後に新たな殺人ゲームを企画するにいたっては悪趣味としか思えない。推理小説はしょせん殺人をお遊びとして楽しむのではないかといってしまえばそれまでではあるが。読み始めてたらひきつけられて読んだ割には読後感が悪い。

No.26 9点 3880403
(2011/04/06 20:05登録)
このタイプのミステリは好き。
続きが気になってワクワクして一気に読んでしまった。

No.25 2点 kenvsraou7
(2011/03/08 19:24登録)
クローズドサークル系の作品にしてはお粗末。
この組織の黒幕は誰なのかも前半でわかってしまった。
それがわかってしまうと連続殺人犯は
どうでもよくなってしまって、読み応えがなかった。
これが映画化されるのはどうかと思う。
とにかくごちゃごちゃしすぎてわかりにくい。

No.24 6点 測量ボ-イ
(2011/02/25 20:57登録)
SFやライトノベルっぽいイメ-ジがあっていままで手を出し
ていなかった氏の作品をはじめて読みました。
この作品に関しては想像より本格色が強く、満足いく作品です。
惜しむらくは他の方も指摘されているように解決編にやや物
足りなさが感じられるところかと思いました。

(余談)
最初に監獄に閉じ込められた人物(名前失念)のミステリ知
識はすごいですね。ヴァン・ダインの12作をコンプリ-ト(
完全読破)しているとは。
ちなみに僕は4作しか読んでいません(苦笑)。

No.23 6点 HORNET
(2011/01/10 13:20登録)
 非日常的な空間,C.Cで次々に殺されてゆく登場人物,という舞台設定が興味を誘い,はじめのほうは引き込まれて読みました。しかし,結末は,物語の流れの中で膨らんできた謎に答え得るものとは・・・感じませんでした。結局,表題の意味は何だったのか?もよく分かりません。
 読むには苦はありませんでしたが。

No.22 4点 ムラ
(2010/12/16 00:25登録)
人間のキャラとか関係とか設定は結構面白く錬り込めたと思うのにそれ以外が残念すぎる。
一気に失速して行く後半や犯人の動機、意味の分からない女に馬鹿すぎる参加者達が見ていてとてもイライラする。
ただトリックとしては面白かったですし、文章にも退屈はしなかったので一気に読み終えることは出来ました。

No.21 9点 虫暮部
(2010/10/20 14:23登録)
 読みながら、犯人を推理、ではなく、どうすれば効率的に殺せるか、を考えてしまった。
 ところで、「犯人」の報酬計算が間違っていないか。「助手ボーナスは累積しない」のだから、倍率は「2×2×3×3+0.5」になるのでは。文庫版でも直っていなかったけど。

No.20 5点 メルカトル
(2010/09/24 23:31登録)
確かに前半は、特異な設定に先を読む楽しみを味わえた。
しかし、主催者が大金を叩いてまで一体何がしたかったのか、どのように監視していたのか、など疑問点が最後まで明かされなかったのはミステリとしては致命的ではないか。
各キャラの描き分けはある程度出来ていたが、細かいアラや矛盾点も目立つ。
また、状況に応じた緊迫感が欠如している気がする。
読みやすさが逆に重厚さに欠ける結果になったのも残念な要因。

No.19 9点 おひるごはん
(2010/08/06 12:29登録)
閉ざされた空間、そこで起こる殺人
手あかべたべたな設定だけど、やっぱり面白い。

特にこの小説の面白いと思ったころは、人間関係でした。
グループの中での立ち位置を示す事で
簡潔にどういう人間なのか想像することができて
長々と内面描写するよりもクドくなく、さくさく読み進められます。

No.18 6点
(2010/07/31 22:34登録)
前半部分に比べて、後半はあっけなく終わった印象です。

No.17 5点 kanamori
(2010/07/11 22:53登録)
この本格ミステリど真ん中の設定に、作者の作風がマッチしていないように思います。
犯人の動機もちょっと納得できませんでした。

No.16 6点 まさむね
(2010/06/19 09:32登録)
いろんな作家が悩んできたであろうクローズド・サークルの条件設定やリアリティを,「アルバイト」で一気に片付けてしまう,その割り切りに,一種の爽快感を覚えた。確かに,この作品は,そうあるべきでしょうね。
後半部はもうワンパンチ欲しかった気もしましたが,軽快に読み進めやすく,「本格ミステリ」として楽しめました。

No.15 6点 こう
(2010/03/29 01:09登録)
 ストーリー、構成は楽しめました。いかにも新本格といった深みのない登場人物や建物といった条件もここまで徹底すると面白いです。
 真剣みや恐怖が全く感じられないお遊びの殺人といった感覚はあまり好きではないのですが一気に読まされました。
 真相というか話のまとめは尻すぼみの感じもありますが読み手としてこの作品に求めていたものが違っただけなのかなあと思います。
 続編が出たらまた読みそうな本でした。

No.14 8点 nobiinu
(2010/03/23 01:22登録)
先が気になって一気読みしてしまいました。この作者の作品は文章があっさりしていてサクサク読めていいですね。

内容は高級のアルバイトに申し込んだら、それが殺人ゲームでしたというもの。そのルールが結構凝っていておもしろい。一人一人に与えられる武器に添えられているメモランダムも好き。重い設定なのに、主人公が暢気だったりして結構軽いテイストなので、推理して読むことも出来る作品だと思うけれども、私は推理を放棄して読んじゃいました。有名ミステリ作品にある程度知識がないと楽しめないかもしれません。Yの悲劇を読んでない人にとってはマンドリンが武器とか意味がわからないでしょうし。

No.13 5点 (^^)
(2009/09/08 02:09登録)
前半の条件づけ(規則)が多いわりにトリックがイマイチだったかな・・・。

No.12 6点 テレキャス
(2009/08/02 20:24登録)
表紙のイラストが大好きな西島大介だったので思わず手に取った作品。
誤植としか思えない高額な時給に釣られてやって来た男女12人がバトルロワイヤルのような殺し合いゲームを繰り広げる。
正直、惜しいと言う印象が拭えない。個人的にはエピローグでもう少し掘り下欲しかった。

No.11 5点 ymn
(2009/07/26 16:18登録)
ラストあたりにメタ的な部分がありそのあたりが一番面白かった。
一つ疑問点が、犯人として捕らえられたものは時給が780円になるんじゃなかったかな?
そうなると先輩の給料がおかしい気がするけど、自分の勘違いなのかな

No.10 5点 あるびれお
(2009/06/13 04:42登録)
あまりに「新本格」の器そのもので勝負してきたので少し面喰らった。面白かったけれど、でも、その意味では某作家の「蛍」の方が上かな。この器はなぜ存在したのか、その謎が解かれないことが残念だった。

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