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ミステリの祭典

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ようじろうさんの登録情報
平均点:6.61点 書評数:18件

プロフィール| 書評

No.18 3点 謎解きはディナーのあとで 2
東川篤哉
(2012/04/02 21:24登録)
愚にもつかない。
続編は必要なかった。


No.17 6点 謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
(2012/04/02 21:22登録)
エンターテイメントとしてはともかくミステリとしては、と偉そうに講釈を垂れることなかれ。

おどけてはいるが、本格派。それが東川篤也の魅力である。よくよく観察すればあちこちに伏線は転がっているし、収集もしっかりしていて、何よりキャラが良い。
問題は、ブンガクという凝り固まった眼で見られると東川作品は途端に陳腐になることと、ドラマがひどすぎる出来だったことと、あまりに売れすぎたこと。
確かに続編は愚にもつかぬ有様でしたが。

一番偉そうだったのは私でした。
どうもすみません。


No.16 7点 藪の中
芥川龍之介
(2012/03/19 19:03登録)
真相は藪の中。


No.15 7点 さよならドビュッシー
中山七里
(2012/03/16 23:38登録)
ここらが限界でしょう。
活躍ぶりは目覚しいですから、今後に期待ですね。

まあ普通にオチはビックリしましたし、音楽描写は秀逸でしたから、頭一つ抜き出てはいたな、と。
カエル男も読んで見ます。
しかし勉強不足ですかね、オチを変な風に予測しちゃったもので、勝手に騙されてしまいました。反省。


No.14 8点 クビキリサイクル
西尾維新
(2012/02/17 21:12登録)
意外や意外、結末が衝撃的だった西尾維新デビュー作。
さすがにあの辛口編集者の集うメフィストで選ばれてきた人材だけのことはあって、人物やトリックの独自性が好評価。

今後もこういう作品を作り続ければいいのに、ミステリ要素はいつしか雲散霧消、私は戯言シリーズを途中で放棄しました。

しかし西尾維新は何を考えて暮らしているのやら。
本当にこんなことばかり考えて暮らしていたら、ただの変人どころか危険人物ですよ。


No.13 7点 館島
東川篤哉
(2012/02/17 21:05登録)
ユーモアが苦しいというか、そういう部分が少しあったような気がするこの一冊。

館の形にこだわって読んでいなかったので大仕掛けには全く気付かないという始末。ちゃんと読んで入ればわかったと思いますが……。
しかし論理やトリックは結構無理矢理なのに、最終的に館の正体を軸として納得させてしまうところには感心。こういうやり方はうまいですね。

作者も自身の代表作と豪語していますから、ここは7点がちょうどいいでしょう。


No.12 6点 ナイン・テイラーズ
ドロシー・L・セイヤーズ
(2012/02/16 21:18登録)
鐘の知識を知らないことには読むのが苦しい仕上がりなのが残念でならない。話自体は素敵で、名作といわれることも読んだらわかる。

しかし採点者が少ないなあ……。


No.11 7点 インシテミル
米澤穂信
(2012/02/16 21:15登録)
ミステリが好きだと、こういうものはやはりいい。

しかし結末には疑問符が。


No.10 9点 火車
宮部みゆき
(2012/02/16 17:31登録)
文句なしの一冊。

プロットも結末も、美しい。


しかし疑問なのは、本作が「社会派」として騒がれていること。宮部みゆきは多分クレジット社会に対するメッセージを発信したくて今作を書いたのではなく、プロットを考えるとき目の前にクレジット社会という問題が転がっていたから使っただけ、だと思うのだが……。

しかし文句なし。お薦めする。


No.9 1点 向日葵の咲かない夏
道尾秀介
(2012/02/16 17:25登録)
知人が言うに、

「つまらないどころの話じゃない。変態丸出しの痴人が文章が少し巧かったために遊びで書いたような駄作。道夫秀介は騒がれているけど、所詮こんなものか。あきれた」

とんでもない酷評ぶり。
だから私はこの作品を読むのをやめ、すなわち1点というのは知人の採点なんです。


No.8 5点 大誘拐
天藤真
(2012/02/16 17:22登録)
天童真と言ったらこれ。
とはいうが、私にはそれほどハマらなかった一冊。

プロットはよく、誘拐をここまで突き詰めるのはすばらしいが、少々中だるみした感が否めない。
陽気な容疑者たちのほうが、私は好みかな。


No.7 8点 陽気な容疑者たち
天藤真
(2012/02/16 17:20登録)
ユーモアあり、驚きあり、とても楽しかった。

この人には読んでいる人を単純に楽しませる技術がある。
結末は今となってはお決まりのものだが、ここまでうまくやって簡潔に終わらせるのには相当な努力があったはずなのだ。いやはや感服。

ほかの作品も読みたい。


No.6 8点 富豪刑事
筒井康隆
(2012/02/16 17:17登録)
ロートレック荘の出来に感心して、巨匠のもう一つのミステリ作品を読んでみた。それがこれ。

テンポもよく、筒井康隆らしいメタ的な部分に迫るところもあって、まったく楽しめた。
しかし驚くほどのトリックはなかったので、そこでマイナスといったところか。


No.5 5点 十角館の殺人
綾辻行人
(2012/02/15 19:54登録)
大した衝撃は得られず、するすると忘却の彼方へ……。

トリック自体は悪くないのだが……。


No.4 7点 ブラウン神父の童心
G・K・チェスタトン
(2012/02/15 19:52登録)
短編小説のお手本。
どれもこれもが優れていて、おもしろかった。

しかし後半、少々飽き飽きした印象も。


No.3 9点 アクロイド殺し
アガサ・クリスティー
(2012/02/15 19:48登録)
誰にも文句は言わせない。
戯言を吐くなら自分で書いてみろ。

はじめてこのトリックを生み出した著者は偉大であり、文句なしの最高傑作であることは断言できる。


No.2 9点 ロートレック荘事件
筒井康隆
(2012/02/15 19:42登録)
小さい頃にアクロイド殺しを読んで感じた衝撃がよみがえってきた、心に残る一冊。
単純に「今まで目の前にいた人物に気づかない」という事実が衝撃的で、さらにトリックを理解することによって自分が障害者に偏見を抱いていたことに気づくという独特のメッセージの伝え方が感服の一言に尽きた。小人の主人公がモテモテなことを最初から不自然に思っていたこの感情こそ、障害者への偏見につながるのだ。

筆者の実力、努力に脱帽。
ただ、これより上の作品があらわれてはまずいので、9点にとどめておく。


No.1 7点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2012/02/15 19:34登録)
騙されたけど、驚きはしなかったという印象。
とんでもない叙述トリックに出会った時に得られる体の焼けるような興奮は、本書からは得られなかった。

ただ実力のある作家であることはわかる。

直前にロートレック荘を読んだのが面白みを半減させる結果になってしまったか……。

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