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ミステリの祭典

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(^^)さんの登録情報
平均点:7.18点 書評数:22件

プロフィール| 書評

No.22 8点 倒錯のロンド
折原一
(2013/02/14 22:12登録)
最後はどんでん返しに次ぐどんでん返し。怒涛という言葉がしっくりくる。
まさか我々が生きている”こっちの世界”にリンクさせてしまうとは。着想が面白いし、これを実際に書いてしまうところが凄い。


No.21 7点 楽園のカンヴァス
原田マハ
(2013/02/14 22:04登録)
アートミステリー。
絵画には疎いけれども惹きこまれた。


No.20 5点 七つの海を照らす星
七河迦南
(2013/02/14 21:54登録)
児童擁護施設で巻き起こる日常の謎を「学園七不思議」に準えて物語が進む。
養護施設を取り巻く環境などはよく調べられているし、登場人物は多いがそれぞれのキャラがよく立っており読みやすい。

1つ1つのトリック自体は、実はハーフで…、実は性同一性障害で…、実は幼少時に入れ替わり…など、お世辞にも褒められるモノではない。
しかし、最後の章で全てをひっくり返すような大仕掛けが待っている。まぁこの仕掛け自体にも難があるが、まさか著者の名前にまで秘密があるとは誰も気づかないのではないか。並々ならぬ意気込みを感じた。


No.19 8点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2011/01/27 19:04登録)
やられた
性的描写もよく研究されている
タイトルが秀逸

でも個人的に信一は生かしてやって欲しかったなぁ・・・
雅子も一種の病とはいえ、表面上は息子を愛していたわけだし。気の毒だ・・・


No.18 9点 黒百合
多島斗志之
(2010/04/07 02:08登録)
甘酸っぱい青春ストーリーの裏で・・・
作中の2件の殺人事件の犯人はおよそ予想できない、意外な人物。


No.17 8点 GOTH リストカット事件
乙一
(2010/04/07 02:06登録)
異常快楽殺人者の心情がうまく描かれている。
どの作品も面白く騙されたが、主人公と森野の関係&性格の説明が何度も出てきて少々くどかった。


No.16 8点 戻り川心中
連城三紀彦
(2009/11/16 05:40登録)
本当に文体が綺麗です。
タイトルも秀逸。


No.15 6点 サクリファイス
近藤史恵
(2009/10/13 18:00登録)
今までロードレース(自転車)にあまり興味はなかったが、一気に引き込まれた。
文体も軽く、ロードレースごとく疾走感がありスラスラ読める。
面白かったが、理解に苦しむ点が1つあったので-1点させてもらった。


《以下ネタバレあり》
後輩である白石と伊庭を助けるためとはいえ、あそこまで(自演の事故)やる?と思った。
コンクリート壁に顔から突っ込んでるけど、さすがにそれは・・・2人を助けるためだけに死ぬ覚悟を決めたのだろうか・・・。
石尾の白石・伊庭に対する心理描写がもう少し欲しかった。


No.14 8点 黄色い部屋の謎
ガストン・ルルー
(2009/10/11 22:33登録)
中学生のころ何度も何度も読み返した思い出がある。
また読みたい。


No.13 6点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2009/10/11 22:31登録)
ロジカルで緻密な設定。非常によく考えられてる。
石膏と生首、芸術的な面と猟奇的な面で読み応えもあった。
しかし、皆さんおっしゃられているように、長いという感は否めないかな・・・。


No.12 9点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2009/10/05 00:11登録)
テンポが良く3時間ほどで読めた。
事前情報なく読んだので「どこがミステリーなんだ?」と思いつつも、B面で少しずつ違和感・・・。
そして最後の二行・・・。理解できずに、解説サイトを読んであんぐり。大満足です。


No.11 9点 十角館の殺人
綾辻行人
(2009/10/04 20:56登録)
自分が本格にハマるキッカケとなった思い出深い作品。
当時はとにかく「やられた!」の一言だった。


No.10 6点 告白
湊かなえ
(2009/10/04 00:43登録)
第一章が強烈すぎて、後は失速してしまった。


No.9 8点 ラットマン
道尾秀介
(2009/09/29 05:08登録)
作中の随所に“ラットマン効果”の要素が散りばめられていた。
見事に騙されました。知らず知らずのうちに、自分も“ラットマン効果”の罠にハマっていたとは・・・。


No.8 5点 マリオネットの罠
赤川次郎
(2009/09/29 05:03登録)
これほど物悲しい話もない。と感じた。
ネタバレになってしまいますが、美奈子も結局マリオネットだったんですね・・・。


No.7 7点 13階段
高野和明
(2009/09/24 22:49登録)
“死刑制度”にスポットをあてたミステリー+サスペンス。
裁判員制度の始まった昨今、勉強にもなったうえに考えさせられた。
元刑務官と元囚人のコンビで、10年前の事件を追う・・・そして意外な犯人に辿りつく・・・。


No.6 9点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2009/09/18 03:52登録)
キャラ立ちが素晴らしい。
ドラマさながら登場人物のいがみ合いがひしひしと伝わってくる。
10人が次々と休む暇もなく死んでいくわけですが・・・これだけ一気に殺されるとある意味変な爽快感まで味わえる。
一気読みしたのを今でも覚えています。


No.5 4点 秘密
東野圭吾
(2009/09/17 00:35登録)
結局最後の女性は直子なのか藻奈美なのか・・・
直子であればゾクゾクくるものがあるけど、藻奈美ならただの感動モノ・・・
まぁこれもミステリーといやミステリーなのかな・・・?ちょっと自分の嗜好とはずれた作品でした。
あと主人公が最後まで好きになれなかった。


No.4 9点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2009/09/11 01:29登録)
名作ですね。ストーリーもトリックも最高です。
以下ネタバレです。



我がままを言わせてもらうと、50~60ぐらいが良かった。
思い返してみると70にはさすがに無理じゃない?と思う場面がちらほら。
第1章だけで20~30と決め付けてる自分がいた。
読者側のキャラ設定を逆手にとった


No.3 5点 インシテミル
米澤穂信
(2009/09/08 02:09登録)
前半の条件づけ(規則)が多いわりにトリックがイマイチだったかな・・・。

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