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ミステリの祭典

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測量ボ-イさんの登録情報
平均点:6.24点 書評数:650件

プロフィール| 書評

No.650 7点 五つの季節に探偵は
逸木裕
(2026/07/01 06:06登録)
ハ-ドボイルドというより、一人の女性探偵の10代後半から30代前半
までの成長が楽しめます。日常の謎的な側面もあります。
採点は6点か7点で迷いますが、どれも粒よりの安定感を評価して、
後者で。


No.649 5点 重力ピエロ
伊坂幸太郎
(2026/06/14 06:47登録)
なかなか評価が難しいです。
とりあえず本格度はそれほどでもないですが、本作の真髄はそこ
ではないのでしょうね。すこしユニークな家族愛?
本来ならシリアスになりがちな話しをさりげなく書いた印象です。

<追伸>
ミステリファンに加えて、競馬ファンならご存知でしょうが、
本作と同名馬「ジュウリョクピエロ」が先日のG1レ-スで
見事優勝しました!
筆者自身もG1レ-スの馬券をたまに買うライトな競馬ファン
ですが、馬の名前を見てなんか聞いたことある名前だと思い、
本書にたどりついたら、その馬が本当に優勝しました!
その影響で、本書も再評価されたみたいですね。(^^)


No.648 7点 捜査線上の夕映え
有栖川有栖
(2026/05/26 21:13登録)
本格ミステリというより、旅情ミステリとして
評価したい一編。
犯人の意外性は特にないし、トリックも正直無理
やり感はありますが、この作者だと雰囲気的に許
せる感があります。なので採点も甘めで。


No.647 4点 殺しはエレキテル 曇斎先生事件帳
芦辺拓
(2026/04/18 06:06登録)
緩いタッチの割には読み辛かったです。


No.646 7点 再会
横関大
(2026/03/14 20:16登録)
現在TVで映像化されて、かなり話題になっていますね。
実はそちらは見ていないのですが(笑)、15年くらい前の
乱歩賞作品と知り拝読。
トリック、サスペンス性も水準以上で、なかなか楽しめ
る作品でした。真犯人はともかく、真相の意外性が印象
に残る作品でした。
展開がご都合主義だという批判も散見されますが、下名
はそんなに気にならなかったです。
下名の好きなアイリッシュだって、よくご都合主義って
いわれるので 笑

採点は
6点+1点(乱歩賞補正)


No.645 6点 論理爆弾
有栖川有栖
(2026/02/22 21:09登録)
ロジック的な解決でない、氏の作品としては
かなり異色作。
氏としては敢えてそこを狙ったのでしょうが、
やはり物足りなさはあったと思います。


No.644 5点 京都・陰陽師の殺人
鯨統一郎
(2026/02/01 18:56登録)
読み物としては面白かったですが、ミステリ
としてやや薄味なのが残念。


No.643 3点 捩れ屋敷の利鈍
森博嗣
(2025/12/28 19:22登録)
特殊な屋敷で起こる密室殺人。
なんですが、特殊な建物なのに、その構造や
謎の設定に対する図解は一切なし。
謎の解決にも、図解説明は一切なし。

…何もわかりませんでした 笑
途中から理解することをあきらめて、ななめ
読みになってしまいました。
ボリュームが薄いのは、そんなに気になりま
せん(むしろ無駄に長いより良いです)。

採点は辛口ですが
5点(基礎点)-2点(説明が不親切すぎる)

<補足>
今年は18冊書評。通算643冊。
700冊までは、まだ遠いです。
それでは皆さま、どうぞ良いお年を。


No.642 6点 神津恭介の予言
高木彬光
(2025/12/19 21:22登録)
神津恭介、老いても老害となることなく、
紳士ですねえ。
見習いたいものです。
作品の出来はまあ普通?けど謎の設定は
魅力的です。

<ネタバレ>
トリックそのものは、かなりの物理トリック
ですね。物理嫌いの人は、読む気をなくしそ
う?僕は何とかついていけましたが。


No.641 8点 盤上の向日葵
柚月裕子
(2025/11/24 15:53登録)
著者は女性の作家ながら、骨太で重厚な作品が多いですね。
この作品も、将棋を題材にした硬派な作品。
結末は何ともやりきれなく悲しい話しですが、読後感は
悪くない、そんな印象です。
将棋を知らない人でも読めますが、やはり知っている人の
方が話しには入りやすいでしょうね。
先月映像化されたそうで、いつか観てみようと思います。

採点は7点(基礎点)+1点(将棋を知っているので)


No.640 5点 養鶏場の殺人/火口箱
ミネット・ウォルターズ
(2025/10/30 16:51登録)
著者の作品を初めて拝読。
2編の中編からなります。
「養鶏場の殺人」と「火口箱」

一般的な評価は 前者<後者のようですが、
個人的には 前者>後者かな。
前者は登場人物が少なくて本当に読みやすい。
最後は冤罪をにおわせる内容でしたね。
後者はボリュームの割に登場人物が多い(なのに
登場人物表がない)。また時制をコロコロ変えて
いて、国内作品ならともかく翻訳ものでこれだ
と話しについていけない 笑
でもついていけた人なら、こちらの方が高評価
なのでしょう。

採点はこの2作品の平均で。


No.639 6点 毒を売る女
島田荘司
(2025/10/11 15:22登録)
久々に、氏の短編集を読みました。
短編集だけに玉石混合感はありますが、
総合的にはまずまず。

<ここから一部ネタバレ>
ベストはなんだかんだで「糸ノコとジグザグ」
ですかね。東京都目黒区の形が○○○にそっくり
ですか…う-ん、見ようによってはそう見えるの
か?
あと書かれた当時の世相を反映した「土の殺意」
が印象に残ります。


No.638 7点 闇に香る嘘
下村敦史
(2025/09/18 20:54登録)
これは秀作ですね。
中国残留孤児の実情に関する勉強にもなりました。
全盲の主人公と難しい設定ですが、終盤はサスペンス
性もあって読み応えありました。
他の方も言及されていますが、途中の伏線に対してそ
の殆どが回収されているのもポイント高いですね。

今世紀に入ってからの乱歩賞作品はもの足りないもの
が多いかと思いましたが、これは例外か?
他の作品にも期待しましょう。


No.637 5点 殺意の時刻表
斎藤栄
(2025/08/30 10:36登録)
まあまあ。でも平凡。
空さんと同じ感想ですが、題名からあゆ哲さんばりの
時刻表トリックの期待はしない方が良いです。


No.636 7点 透明人間の納屋
島田荘司
(2025/08/06 19:43登録)
いやあ、これは真相を知ってうならされる作品ですね。
さすがは島荘さんというべきか。
時代設定が昭和52年なのがミソですね。これ以上はネ
タバレで書けませんが。
密室や透明人間のトリックは特筆するものはありませ
んが、謎の設定は相変わらずうまいです。

今世紀に出版された氏の作品では、あたりの部類だと
思います。採点は
 6点(基礎点)+1点(謎の設定を好感)


No.635 7点 名探偵はもういない
霧舎巧
(2025/07/19 08:56登録)
前に書評されているミステリ初心者さんと
ほぼ同じ感想です。
本格度も結構あり、犯人の意外性もあって
結構楽しめました。
読者への挑戦と登場人物表を敢えて書かな
いという趣向もありました(後者は成功した
といえるかどうか、微妙ですが)
なので採点はやや甘めですが7点で。

6点(基礎点)+1点(趣向を評価)


No.634 5点 金沢郡上殺人ライン
石川真介
(2025/06/14 10:45登録)
<ネタバレ含みます>

アリバイものの常として、犯人らしき人物が中盤で
特定されるのはまあいた仕方なしですが、謎解き部分
がやや物足りないか?
滋賀県北部の特殊な線路地形は、西○○太郎氏の作品
で使われていて既視感ありますし、赤穂に行っていた
アリバイ崩しも鮎哲さんの作品のように時刻表を入れ
ていないので、想像で推理するしかないです。

北陸方面のロ-カル描写は良かったのですが、総合的
には物足りなさは感じます。


No.633 5点 BUTTER
柚木麻子
(2025/05/31 07:11登録)
著者の作品は初拝読。
これ、おそらく実在の事件をモチ-フにしてますよね。
(おそらく、あの事件かと)
拘置所に収監中の女性の価値観や人生観には、さすがに
共感できませんねえ。
主人公の雑誌記者やその友人は、まあ普通の部類の人に
見えました(一男性目線ですが)
でも洗脳されかかってたのが解けて、良かったです。

推理性は薄く、どちらかというと社会派作品になるか?
なので採点はやや辛めですが、内容はまずまず。


No.632 5点 佐渡金山殺人事件
中町信
(2025/04/27 20:31登録)
氏の作品にしては、個人的にはいまひとつの評価。
まず登場人物表がなく、人間関係がわかりにくい。
さかんに出てくる、「オ-ム」のキ-ワ-ドも、
やや期待はずれでした。


No.631 7点 密室の鍵貸します
東川篤哉
(2025/04/06 07:29登録)
タッチは軽いですが思ったより本格色があり、
期待以上の作品でした。
こんなタイトルですが、密室よりアリバイの方
を評価したいです。


<ここからネタばれ>
密室の方はまあ既視感があり、状況から真相が
ほぼわかってしまいました。ただナイフで刺さ
れたのは相手の女性からだと思ってましたが。
アリバイはなかなか凝ってますよね。DVDと
いう小道具をうまく使っています。

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