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ミステリの祭典

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狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役
牧場智久

作家 竹本健治
出版日2006年04月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 測量ボ-イ
(2025/03/13 20:52登録)
3遍からなる短編集。

1)騒がしい…
空さんの感想と殆ど同じです。
密室トリックはまずまずですが、文字の謎はいまひとつ?
そもそもこのトリック、鮎哲さんの某短編にもあるので。

2)狂い咲く…
トリックがわかりにくい。

3)遅れてきた…
これはまずまずか。ありそうでない真相。

No.1 5点
(2022/11/11 23:23登録)
竹本健治を読むのはこれが初めて。2006年に出版された中編3編を収録したものです。探偵役の牧場智久は、1980年の『囲碁殺人事件』当時Tetchyさんの書評を拝見すると12歳だったそうですが、そうすると? まあ、エラリー等を始めとして、名探偵の年齢はあまり厳密に考えない方がいいのでしょう。作者あとがきによると、元々マンガの脚本として作られたものの、企画が流れたため、小説として再構成したものだそうです。
最初の『騒がしい密室』の密室トリックは、よくあるパターンにちょっと工夫を加えたもので、悪くありません。しかし傘の文字の意味には無理があるでしょう。山本ヤマトによる挿絵でなんとか説得力を出してもらいたかったですね。表題作の犯人のミスは、いくらなんでもと思えます。『遅れてきた屍体』の第2の殺人は余計な気もしますが、内臓をえぐり取った理由には感心しました。

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