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ミステリの祭典

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VOLKSさんの登録情報
平均点:6.75点 書評数:351件

プロフィール| 書評

No.291 7点 黒の調査ファイル
今野敏
(2011/02/13 15:17登録)
無口な黒崎の存在感がしっかりとアピール。
勧善懲悪スカッと爽快。
とにかく強い黒崎がカッコイイ!
強いだけではなく仕事もきっちりこなすところがまたカッコイイ・・・
ラストの一言はイイね。


No.290 7点 緑の調査ファイル
今野敏
(2011/02/13 15:13登録)
殺人事件から話がスタートすることが多いSTシリーズ、ところが本書は盗難事件からスタートする。
音楽を文字で表現するあたりも含めて今までのSTと少し違った印象があり楽しめた。


No.289 6点 黄の調査ファイル
今野敏
(2011/02/04 14:57登録)
安定したシリーズの面白さ。
このシリーズのいつものことだが、犯人側からの視点で描かれている作品ではないので、殺人に至る犯人の経緯や心情には殆どリンク出来ない。
とにかくキャラクター味を楽しむ作品。
プラス今回は宗教談義も面白い。


No.288 7点 赤の調査ファイル
今野敏
(2011/02/04 14:52登録)
医療問題、といっても中編程度のページ数+面白いシリーズ作品なので、さくさく読める。
いけすかないヤツにしっかり鉄槌が下されてスッキリ。


No.287 6点 新宿鮫
大沢在昌
(2011/02/04 14:20登録)
有名な作品なのに、なんとなく今まで触手が伸びずに読んでいなかったのだが、まぁ楽しめた。
どろっとした手触りのダークな警察ハードボイルド作品。
ハードボイルド作品ならば、原りょう・北方謙三の方が好みかなぁと感じたが、鮫シリーズ他の作品をまだ読んでいないので、読んでみたいとは感じた。


No.286 8点 聖女の救済
東野圭吾
(2011/02/04 13:39登録)
一晩でさくっと読めて、トリックに驚かされ、犯人の切なさに胸を打たれ、そしてやっぱり面白い。
さすが、東野圭吾作品。


No.285 7点 乱反射
貫井徳郎
(2011/01/19 14:54登録)
重たい・・・。
これぞ貫井節、とにかく重たい。
「親の因果が子に報い」という言葉をまずは思い浮かべたが「子」の身に起こった「報い」は親を苦しめる。
「悪因悪果」という言葉の方が適切なのだろうか。
ただ、おそらく「これくらい」「自分くらい」という気持ちによる行動をしたことがない、という人はいないだろう。
その「これくらい」のことで子を亡くしてしまうとは、思いもしないだろう。
聖人君子として生きるのはなかなか難しく、かといってそこまで清く正しく生きることが出来るか?と問われると難しいが、問題定義の多い、辛く悲しく憤りを感じる作品だった。


No.284 6点 青の調査ファイル
今野敏
(2011/01/19 14:38登録)
心霊スポットをレポートしている最中に起こる殺人事件の話。
キャラクター青山は好きだが、前作「黒いモスクワ」に比べると、内容が軽いという点が残念。
それにしても黒崎氏の身体って、一体・・・(笑)


No.283 8点 黒いモスクワ
今野敏
(2011/01/19 14:34登録)
ロシア実在の人物「グレゴリー・ラスプーチン」を絡めての話。
非常に興味深く読むことが出来て奥行きが深かった。
キャラクターの力で読ませるSTシリーズ1作目、2作目よりも良かった。


No.282 6点 毒物殺人
今野敏
(2011/01/06 16:10登録)
際立ったキャラを楽しむ作品。
漫画っぽい世界を存分に楽しみながらミステリィも楽しめる、という程度に気楽に読める点がこのシリーズの良いところ。


No.281 7点 貴族探偵
麻耶雄嵩
(2011/01/06 16:00登録)
これまた凄いキャラを作った作品(笑)
主人公のみならず、その取り巻き(執事、メイド、運転手)も見事なキャラで素晴らしい。
記憶に残るショートショート。


No.280 7点 マドンナ・ヴェルデ
海堂尊
(2011/01/06 15:51登録)
「ジーン・ワルツ」を読む前に読むべからず。
曾根崎母子が主になり、どちらかといえば「母」からの視点で書かれているので、ついつい「母の意見」に納得しがちだが、事前に「ジーン・ワルツ」を読んでいると「娘・曾根崎女医」の心理や信念も解っているため、中立的に読むことが出来る。


No.279 6点 厭魅の如き憑くもの
三津田信三
(2011/01/06 15:32登録)
先に「首無の如き・・・」を読んでいて、そちらが面白かったせいか、本作品の採点がどうしても辛くなってしまう。
「首無」ではあまり出番が無かった「刀城言耶氏」が、本作品では早い段階から登場しているも、その存在感も今ひとつ。
捻くり捏ねくりまわり過ぎている気がするのだが・・・


No.278 5点 プラチナデータ
東野圭吾
(2011/01/05 14:50登録)
読みやすさは「さすが東野作品」ではあるが、あまりのめり込めなかったのも事実。
近未来的な描写は、まぁそれなりに面白く読むことが出来ていたが、ラストになって犯人の殺人の意図や経緯が雑でがっかりした。


No.277 5点 天使の囀り
貴志祐介
(2011/01/05 14:38登録)
怖さもグロさもそれほど感じることなく読み終えた。
感動もない変わりに後味が悪いわけでもなく、毒にも薬にもならない作品だった、というのが正直な感想。
ひとつ「さえずり」ってこう書くのか、という知識が身に付いた点は◎


No.276 7点 初陣
今野敏
(2011/01/04 17:38登録)
「裏・隠蔽捜査シリーズ」というか「隠蔽捜査シリーズ・スピンオフ」というか。
伊丹の視点から書かれてはいるが竜崎の影が常に見え隠れしており、結果的には竜崎の格好良さが描かれている、といった作品。
笑いどころも随所に散りばめてあり面白かった。


No.275 7点 ST警視庁科学特捜班
今野敏
(2011/01/04 17:32登録)
ヒーロー漫画のよう。とにかくサクサク面白く読める。
シリーズは全て読んでみたい、と思う反面、内容はすぐに忘れてしまいそうな・・・


No.274 8点 疑心
今野敏
(2010/11/12 02:58登録)
いいなぁ、竜崎氏。
親しみが持てた。
俗っぽい自分には、竜崎氏のような解決策ではどうにもスッキリ出来ない気がするあたり納得は出来なかったが(笑)ラスト、いつもの竜崎氏に戻ってくれてホッとした。
本当に良かったよ(笑)


No.273 8点 果断
今野敏
(2010/11/12 02:54登録)
他の人の書評にもあるように、本当に「竜崎氏」という人物は魅力的なキャラだ。
「仕事人間・竜崎」職場で『頭脳』として働く反面、本当は仕事だけではなく非常に人間味溢れる部分も持ち合わせている、と読者に感じさせる「家庭」の部分にも触れているあたり、このシリーズの面白味に奥行きが出ているように感じる。
ただ、個人的にはシリーズ1作目の方がインパクトがあったかな。


No.272 5点 SOSの猿
伊坂幸太郎
(2010/11/12 02:47登録)
2人の視点から交互にストーリーを進め、パズルをはめ込んでいくように1つの物語に仕上げるといった手法は氏ならでは、といった感じがした。
「悪魔払い」という着眼点には「そうきたか(笑)」とニヤッとさせられた。

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