home

ミステリの祭典

login
青の調査ファイル
ST警視庁科学特捜班

作家 今野敏
出版日2003年02月
平均点5.80点
書評数5人

No.5 5点 いけお
(2012/05/27 01:04登録)
青山がメインなので既刊のシリーズより印象が薄くなってしまう。

No.4 5点
(2012/02/15 09:31登録)
ST警視庁科学特捜班シリーズの中の、色シリーズです。
STメンバーの一人、美青年、青山が主人公ですが、翠(の耳)、黒崎(の巨体)など、他の個性派メンバーも大活躍します。
30ページ(ノベルズ版)ごろにSTメンバーや他の警察官たちが続々と登場してきて、ふつうなら混乱しそうになるところですが、そのようなことはなく、あっという間に頭の中に人物像と人物相関図が出来上がってしまいました。さすが今野氏、人物描写の上手さには感心します。

事件は科学的手法で徐々に解決へと導かれていきますが、それほど難解なものではなく、しかも最終的な決め手は、いたって非科学的です。初めて読むシリーズなのでよくわかりませんが、科学捜査といっても小難しいものではないようです。むしろキャラクタ小説として肩の力を抜いて楽しめればそれでよし、というコンセプトで書かれたのではと想像します。

No.3 6点 VOLKS
(2011/01/19 14:38登録)
心霊スポットをレポートしている最中に起こる殺人事件の話。
キャラクター青山は好きだが、前作「黒いモスクワ」に比べると、内容が軽いという点が残念。
それにしても黒崎氏の身体って、一体・・・(笑)

No.2 7点 HORNET
(2011/01/11 01:39登録)
 文書担当であり,プロファイリングを得意とする絶世の美少年,青山を主人公とした話。心霊番組収録中に起きた自己を殺人と見抜き,理論的に犯人を解明していく中心となり活躍します。才能がありながらいつもやる気なさげで,かといって嫌味な感じがせず,5人の中でも好きなキャラクターの一人です。

No.1 6点 simo10
(2009/09/17 20:25登録)
STシリーズの青編。
文書鑑定の青山に主眼を置いた作品です。
と言っても大体どの作品でも活躍しているので、特にいつも以上に活躍している感じでもありませんでした。
個人的には潔癖症から秩序恐怖症に至るまでの経緯が綴られているのではと期待していたのですが、いつも通りの作風でした。
今回は幽霊の存在を科学で解明してしまうという非常に面白そうな話でした。
納得できる説明だけど、それはそれで怖い。

5レコード表示中です 書評