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ミステリの祭典

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天使の囀り

作家 貴志祐介
出版日1998年07月
平均点7.53点
書評数32人

No.32 4点 ボナンザ
(2014/11/14 21:31登録)
この分量だけあって様々な要素が盛り込まれているのだが、それらが雑多に感じられ、作者がどの点で怖がらせようとしているのかがわからない。

No.31 7点 白い風
(2013/10/09 23:35登録)
ちょっと近未来に起こりそうなSF要素も含まれた作品でしたね。
そう云う意味では以前読んだ「ジェノサイト」とよく似た雰囲気の作品だったと思う。
ただ「ジェノサイト」はハリウッド等で映像化して欲しいと思ったけど、この作品が映像化されたら私は見ないけどね(笑)
この作品の書かれた内容がどこまで真実か分からないけど、よく詳しく調べられてその点でも楽しめました。

No.30 6点 玉椿
(2012/08/26 22:02登録)
読み易さ、緻密さにおいては流石の一言。

No.29 5点 Q-1
(2012/08/19 14:52登録)
貴志作品はどの作品も読み易くサクサクとページを進められるのですが、
この作品も例に漏れず読み易い作品でした。

しかし私が読んだ他の作品に比べるとクライマックスといえるところがなく
終始盛り上がりに欠ける感じがしました。
ホラーというにはグロさや怖さもなく普通のバイオサスペンスという印象でした。
ラストシーンは良かったと思います。

No.28 8点
(2012/05/27 19:41登録)
このサイトがなければ、読まなかった作者と作品ですが、期待以上に面白かったです。

No.27 8点 いいちこ
(2011/12/25 10:56登録)
抜群のリーダビリティと緻密な取材に基づいた説得力を両立させるストーリーテリングは相変わらず見事。
人間の歪んだエゴを飲み込む自然の大いなる力。
教条的で陳腐な環境保護に与せず、自然への畏怖をバイオホラーに結晶させた傑作

No.26 8点 モグ風
(2011/11/08 17:55登録)
この作者は作品の設定が専門的な部分まで綿密に考えられている(調査されている)ところには恐れ入る.
ホラー小説としては幽霊やお化けが出てくる話よりは本作品のような怖さのほうがリアリティがあって怖いと思った。
ホラー好きにはお勧めの一品。

No.25 10点 kowai
(2011/07/05 12:50登録)
貴志本はお初でした。クライマックス(の一歩手前)がドキドキですね。おかげで生肉がくえなくなりました。ミステリとは違いますが、面白い本でした。

No.24 10点 ryota2007
(2011/05/29 22:33登録)
ホラーとしての怖さはもちろんのこと、構成が見事。数々のサイドストーリーが絡みあうごとに、緊張感が増し、ラストに至っては見事な結末と欠点が無い。

No.23 6点 マニア
(2011/02/10 10:41登録)
良くできたバイオホラーという感じはするし、読み物としての力強さは十分で、長いが読んでいて大きな飽きは来なかったかな。

事件の核心部分である「天使の囀り」をもたらすあの生物のおぞましさには、背筋が凍る気がした。また、サイドストーリーが本筋に合流し、事件の切なさを盛り上げているのは面白かった。良くできていると思う。

ホラーとしての恐さがさほど感じられなかったのと、色々な専門知識の講義が多すぎて辟易した部分もあり、テンポが悪く冗長になっているという印象を受けた。

一番恐かったのは・・・と言うかグロかったのは、信一君があの昆虫を食すところ。読んでて気分が悪くなった・・・。

No.22 5点 VOLKS
(2011/01/05 14:38登録)
怖さもグロさもそれほど感じることなく読み終えた。
感動もない変わりに後味が悪いわけでもなく、毒にも薬にもならない作品だった、というのが正直な感想。
ひとつ「さえずり」ってこう書くのか、という知識が身に付いた点は◎

No.21 6点 メルカトル
(2010/09/01 23:52登録)
平均点が高いので期待していたのだが、やや冗長で盛り上がりに欠ける気がするのは私だけだろうか。
ホラーとしてはさして怖くない、ちょっぴり気持ち悪い描写があるのみで、これといった謎もないのでミステリとしても成立しないと思う。
ただ、リーダビリティに優れているため、最後まで飽きずに読めたが、捻りもなく文句なく面白いとは言いがたい。

No.20 6点 シーマスター
(2009/10/05 23:03登録)
(ネタバレあり)




小説、映画、ゲーム等でバイオホラーが流行った頃の作品だよね・・・
詳細かつ膨大な生物学的知識を素材に、緻密かつ精巧な構成により現実感を伴った生々しいグロテスクが迫ってくる・・・・という点においては本作を超える「作品」はあまりなかったのではないかな。(その分野に多く接したわけではないから明言はできないけど)

この作者ならではの驚異的な学術情報集積力と、それを料理するストーリーメイクの達人業が遺憾なく発揮された力作といえよう。

(どこがネタバレ?・・・「バイオ」は前半のネタバレです・・・半ばでお目見えする「線虫」が前半の「ミステリアスな謎」の「答え」だからね)

No.19 6点 れお
(2009/09/10 13:59登録)
面白かったです。
「黒い家」とは違った怖さがありました。

No.18 8点 itokin
(2009/08/09 19:20登録)
題材が特異で話の展開が興味深く、長さを感じさせなかった。総じて面白さでは一級品だが終盤がありきたりで、グロを強調しすぎと思う。しかし、貴志さんの筆力はすごい。

No.17 7点 あびびび
(2009/06/04 00:02登録)
宿主という言葉から連想するそれは知っていたが、こんな世界があるとは…。
ある意味ミステリーではなく、明日にでもこんな事件が起こりそうな、いやすでに深く潜行しているかも知れない。

そんな身近な恐怖。

No.16 10点 リンク
(2009/05/11 18:39登録)
大好きな作品の1つです。
最初、本の厚さに身構えて手が出しづらかったのですが、読み始めるととにかく面白くて続きが気になり、暇さえあれば読んでいたのを覚えています。

私の大嫌いなあの昆虫を口にするとこは今でも軽くトラウマです・・・。

No.15 10点 月火水木金
(2009/05/04 12:39登録)
怖かった。犠牲者のあまりの救いの無さや、天使の恐ろしさに、思わず涙が出ました。
貴志祐介作品の中でも一番のおすすめです。

No.14 10点 G
(2009/03/05 11:45登録)
とても面白かった。
先が気になり夜更かしして読破した。

No.13 10点 だい様
(2009/03/05 10:03登録)
所謂バイオホラーで今まで読んだ小説の中で一番恐かった作品。
思わずウアカリ(&線虫)をネット検索してしまった(笑)。
アマゾンから始まる話の流れと内容の重厚さが好みで貴志作品の中でNo.1です。

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