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ミステリの祭典

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毒物殺人
ST警視庁科学特捜班

作家 今野敏
出版日1999年09月
平均点5.83点
書評数6人

No.6 6点 初老人
(2014/07/29 00:34登録)
STシリーズ2作目。今回はフグ毒による死者が出たのを皮切りに 連続殺人事件へと発展していき、STの面々が調査に乗り出す。(ここからネタバレ)事件の最後の局面まで白鷺が直接手を下したものと思っていたが、最終的に自殺教唆並びに幇助の罪で落ち着いたのは意外だった。しかし殺人を実行するのではなく人を直接的に操り殺人を行わせていた事を考えると、殺人教唆の罪に問われる事案であるような気がする。
ドラマ版では多少のアレンジが加えられていたが、概ね原作通りの展開で、これはこれで良かったのではないかと思った。

No.5 5点 いけお
(2012/05/27 00:56登録)
描写が丁寧だが無駄は無い。特筆する長所もないが軽く楽しめる。

No.4 7点 HORNET
(2011/01/11 01:59登録)
 シリーズ最初の作品を読んで,期待してこの第2弾を読みましたが,期待を裏切りませんでした。フグ毒,ニュースキャスターの恋愛,全てが絶妙に結末に結びついていき,ミステリとしても一定の評価を得られると思います。基本的にキャラクターで楽しめるので,エンタメ小説としても「はずれ」はないように思います。

No.3 6点 VOLKS
(2011/01/06 16:10登録)
際立ったキャラを楽しむ作品。
漫画っぽい世界を存分に楽しみながらミステリィも楽しめる、という程度に気楽に読める点がこのシリーズの良いところ。

No.2 4点 simo10
(2009/09/16 20:52登録)
STシリーズ第2弾。
今作は前作では印象の薄かった山吹が活躍。
とは言ってもやはり青山が目立ってしまう。
事件のキーワードとなっている「サディズム」なんですが、かなり難解で結局全然解らなかったです。
このシリーズはキャラで押し切るものだと割り切って読んだほうが良いかも。

No.1 7点 なの
(2004/10/05 21:08登録)
今回の事件はちょっと小口ですが、前作同様面白く、高値安定。
今回は山吹大活躍。
リーダー赤城の特殊能力、人望があって周りに人が絶えない対人恐怖症・・・笑えるけど気の毒です。
黒崎の台詞の少なさもある意味凄い。

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