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ミステリの祭典

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Tetchyさんの登録情報
平均点:6.73点 書評数:1639件

プロフィール| 書評

No.159 8点 連鎖
真保裕一
(2008/01/17 19:55登録)
デビュー作にしてこのクオリティと素直に驚きました。
しかも元アニメーターで、全然関係のない職業をしていたことに更に驚いた。
通常デビュー作ならば自分のよく知っている職業をテーマにして小説を書くものだが。
でも乱歩賞を意識したせいか、無理矢理物理トリックを放り込んだのがバランスを欠いているように思う。
でも上出来の一作。


No.158 4点 夜の分水嶺
志水辰夫
(2008/01/16 23:02登録)
恋人達の権力からの逃走劇。
尾崎豊の歌みたいだが、結末はなんとも消化不良。
最後の1行はなんだろう?
年寄りの訓示みたいな感じがした。


No.157 2点 花ならアザミ
志水辰夫
(2008/01/15 23:45登録)
シミタツの作品にしてはあまり印象に残っていない。
題名は登場人物の1人の女性を喩えたものだが、そんなに魅力があったかどうか覚えていない。
作者も初の連載小説で上手くいかなかったと云っているようだ。


No.156 9点 行きずりの街
志水辰夫
(2008/01/14 23:32登録)
私が日本にいない間になぜかブーム再燃していた本書。l
内容といえば田舎で塾を開業している男がかつての教え子=妻のために過去を捨てた街へ帰ってくる話。
男にとってこれほど都合のいいというか、本願成就の話はないのではないか。
しかし、シミタツはそれを極上の文章で読者の心に染入りさせる。
しかし21世紀のこの世においてなぜにこのストーリーがもてはやされたかは疑問。


No.155 9点 深夜ふたたび
志水辰夫
(2008/01/13 15:27登録)
題名から見ても解るようにギャビン・ライアルの名作『深夜プラス1』の本歌取り作品。
したがって面白くないわけが無い!
確か記憶では主人公は元相撲取りではなかったかな?
あと男と女の微妙な関係が心に残っている。


No.154 5点 オンリィ・イエスタデイ
志水辰夫
(2008/01/12 18:47登録)
なんか盛り上がりに欠けたなぁ。
山がなかったという感じ。
横文字のタイトルからしてシミタツじゃないという気もする。


No.153 7点 狼でもなく
志水辰夫
(2008/01/11 18:00登録)
ぎりぎりに引き絞った矢が一気呵成に解き放たれるかのように終盤、怒涛のアクションシーンになだれ込むのが印象的。
しかもシミタツ節が物語を加速させる。
だけど犯人が解る手がかりがアンフェアのような・・・。
本を読んでいる限りでは解らんよ、あの手がかりは。


No.152 5点 七つの棺
折原一
(2008/01/10 18:14登録)
単行本刊行時は『五つの棺』でしたが文庫化に際して2つの短編が足されました。
個人的には「密室の王者」がよかったです。いや題名のしゃれがね。
「ディクスン・カーを読んだ男たち」は確か藤原宰太郎氏の推理クイズにそのまんま出てて、先にそっちを読んだ私は興をそがれてしまいました。


No.151 9点 散る花もあり
志水辰夫
(2008/01/08 17:59登録)
ビシビシと胸に残るフレーズ、そして愚直なまでの男と女を書かせたら、抜群に巧いなぁ、シミタツは。
平成の現代に忘れられようとしている信義とか仁義がここにある。
しかし散った花は思いの外、大きかった。通常ならばこのタイトルは反語表現として使われ、その前には「咲く花もあれば」となるだろう。しかし、ここではあえて逆にしてこう云いたい。
「散る花もあり。やがて咲く花もあり。」


No.150 6点 こっちは渤海
志水辰夫
(2008/01/07 18:31登録)
前作に続いて主人公の詐欺師ぶりがスケールアップ!
確かCIAとかKGBとか入り混じってのドタバタコンゲームが繰り広げられる、そんな内容だったように思う。


No.149 6点 あっちが上海
志水辰夫
(2008/01/06 18:04登録)
あのシミタツがこんなのも書くのか!?というのが率直な感想だった。
スラップスティックコメディで、しかも登場人物の名前にも一癖ある。
ハイスクール奇面組(古っ!知ってる人いるのか!?)のように、名前がどういう意味なのか考えるのも結構楽しかったりしました。
・・・表紙は怖いけどね。


No.148 5点 背いて故郷
志水辰夫
(2008/01/04 19:10登録)
確か日本推理作家協会賞受賞作だったように思うが、初期の中で一番印象に残っていないのがこれ。
とにかく終始陰鬱な感じで物語が流れていく印象だけが残っている。


No.147 6点 裂けて海峡
志水辰夫
(2008/01/03 18:18登録)
この作品からあのシミタツ節が出てきます。
最後の3行(だったよな?)、キザなんだけど、当時はメチャ惚れました!


No.146 10点 飢えて狼
志水辰夫
(2007/12/29 18:50登録)
デビュー作にしてこのクオリティ!!
特に択捉島への潜行場面は本当に手に汗握ってしまった。
あと、殺された相棒の父親と駅で別れるシーンが印象に残っている。


No.145 7点 帰りなん、いざ
志水辰夫
(2007/12/28 18:13登録)
ストーリーはもう忘れたが、読後感がさわやかだったのを覚えている。


No.144 9点 龍臥亭幻想
島田荘司
(2007/12/27 18:11登録)
またもややってくれた島田荘司!と快哉を思わず挙げたくなる奇想の数々だ!
森孝魔王の存在はもう論理的には解明できないだろうと思っていたが、またも豪腕でねじ伏せてくれました!
真相は頷けない部分もあり、また奇妙な偶然も気になるが、やはり島田は本格ミステリの巨人だなぁ!


No.143 7点 上高地の切り裂きジャック
島田荘司
(2007/12/22 18:06登録)
島田氏は本当にこの頃、冤罪事件にのめり込んでいたのだなぁ、というのが解る話。
しかし表題作は題名と内容がマッチしていないですね。
もう1つの「山手の幽霊」の方はかつての御手洗物の雰囲気があって好きな一編。


No.142 7点 ネジ式ザゼツキー
島田荘司
(2007/12/21 17:56登録)
『眩暈』を髣髴させる悪夢のような手記が今回も論理的に明かされる!
とはいえ、ちょっと無理を感じたかなぁ。
最後の殺人事件の解明は無理が重なったような感じを受けたし。ちょっと残念。


No.141 7点 光る鶴
島田荘司
(2007/12/20 18:13登録)
表題作はまんま『秋好事件』を吉敷物にアレンジしたストーリー。この結末は『秋好事件』に対する島田氏の願望だろう。
「吉敷竹史、十八歳の肖像」はミステリではないが、またも吉敷が好きになった。
最後の「電車最中」は、よくこんなモチーフを探し出したなぁとひたすら感心。最後、ちょこっと泣かせるしね。


No.140 5点 高山殺人行1/2の女
島田荘司
(2007/12/18 19:00登録)
気軽に読める分、深みにかけますな。
真相はすぐに判ったし。
道中で遭うオートバイ乗りが、かなり活躍するのだが、これも島田氏のロマンティック志向ゆえか。

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