home

ミステリの祭典

login
ミステリーオタクさんの登録情報
平均点:6.93点 書評数:162件

プロフィール| 書評

No.62 8点 ミステリー・アリーナ
深水黎一郎
(2018/08/31 17:58登録)
発刊当初から読みたかったが、基本文庫派なので・・・と思っていたら今年の6月に文庫化された様子。

うん、面白かったですよ。私が好きな〇〇をメインにいろいろなトリックが語られていて。
ミステリーを知り尽くしすぎた作家が書いた作品という感じかな。
ミステリー読書歴が浅い人にはあまり向かないかも。


No.61 7点 母性
湊かなえ
(2018/08/17 13:25登録)
率直に感想を述べるとどうしても結末に触れてしまうのであまり語れないが、とにかく深い作品。
作者の作品群の中ではメジャーな方ではないかもしれないが、湊かなえの魂が最も込められた作品ではないだろうか。

「娘」がウチの小学生の娘と少しダブる感があったところも個人的には印象深かった。


No.60 4点 高校入試
湊かなえ
(2018/08/17 13:19登録)
あまりの退屈さに60ページほどで放り出す。


No.59 7点 サファイア
湊かなえ
(2018/06/01 15:56登録)
作者の味がよく出ている短編集。
「ムーンストーン」:驚いて泣いた。


No.58 6点 境遇
湊かなえ
(2018/05/16 16:43登録)
ミステリーとしてのデキはともかく、さすが湊さん、時間を潰せる読み物としてはハズレがないなー、という感想。


No.57 4点 証拠は語る
マイケル・イネス
(2018/05/12 15:37登録)
何か冗長で退屈


No.56 6点 我が家の問題
奥田英朗
(2018/04/11 10:24登録)
ずば抜けた読みやすさは相変わらずだが、ミステリーファン、奥田サスペンスファンとしては、ほのぼのファミリー系は一冊でよかったかな。


No.55 8点 クリスマス・プレゼント
ジェフリー・ディーヴァー
(2017/12/24 16:54登録)
皆さん、メリークリスマス!
どんなイヴを過ごしていますか?

私は午前中、家族でフラワーミュージアムに行きクリスマス仕様にショーアップされた館内で雰囲気を満喫し、帰ってからは昨日市場で買ったマグロとカキ(絶品!)とシャンパンでプチパーティー。その後昼寝して、今はワイフが夜の本チャンの準備中です。

おっと、本作の感想・・・ポーカーレッスンの書評でも書いたとおり、やはり「三角関係」には完全にやられましたね。

今宵は未だサンタを信じている子供たちの枕元へ・・・クリスマス・プレゼントを。


No.54 9点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2017/11/13 08:52登録)
まぁ固いこと言わずに肩肘張らずに読めば、適度なミステリアスとグリーニッシュな読後感を味わえる楽しい読み物でしょう。


No.53 8点 生存者、一名
歌野晶午
(2017/09/30 10:03登録)
文字どおり絶海の孤島でのサバイバル物だが、この短さと読みやすさで、このスリルを味わえれば、ほぼ満足。
オチも独創的。


No.52 9点 わが一高時代の犯罪
高木彬光
(2017/08/21 13:04登録)
亡き祖父から旧制高校の話はよく聞かされたが、そのエッセンスと時代背景に各種寮歌が彩りを添える不可思議ミステリーの表題作は素晴らしい。
他の作品も昭和中期のレトロなミステリアスに包まれた佳作集。


No.51 9点 ナイルに死す
アガサ・クリスティー
(2017/07/30 09:53登録)
エジプトの旅情ロマンに溢れたゴージャスミステリー。
犯罪の構成や人間性に基づいた推理の妙が素晴らしい。


No.50 8点 遠海事件: 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?
詠坂雄二
(2017/07/08 14:10登録)
いいね、いいね。
この破天荒さと読み止まらないリーダビリティの高さと意外性。


No.49 6点 電氣人閒の虞
詠坂雄二
(2017/07/08 14:09登録)
どう解決するのかと思ったら、結局何でもありじゃん。まぁそれなりの技巧は認めるけど。


No.48 7点 海底二万里
ジュール・ヴェルヌ
(2017/07/04 15:21登録)
実に夢とロマンに溢れた古典的名作ですよね。

先日家族でTDSに行き、久し振りに「海底2万マイル」に乗りました。前回は子供たちが小さかったこともあり、薄暗い海底を何となくモヨモヨ進むだけという印象だったけど、今回ジックリ見聞きしたら、実はよくできているなぁと感心しました。


No.47 9点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2017/06/28 17:05登録)
惜しくもMWA受賞を逃した逸品。
やはり現時点までの作者の最高傑作との呼び声も高い。
ミステリー小説としては非常に稀有だが映画化作品も十分満足できた。


No.46 7点 神様ゲーム
麻耶雄嵩
(2017/06/20 21:28登録)
いやぁ、エグいねぇ。
確かに子供に読ませる代物ではない。
でも最近、子供向けでも結構ショッキングな本もあるんだよね。
先日息子が小学校の図書館で借りてきた「ぼくがラーメンたべてるとき」なんてウッソ!って感じだったもんね。


No.45 7点 弥勒の掌
我孫子武丸
(2017/06/14 15:53登録)
いや~、よかったと思いますよ。
何よりリーダビリティが高い。そしてあの意外性・・個人的には「殺戮」に次ぐ傑作だと思う。


No.44 8点 ポーカー・レッスン
ジェフリー・ディーヴァー
(2017/06/11 16:40登録)
ディーヴァーの第2短編集。

本書を読む前にアマゾンを始めとした各種レビューを決して読んではならない。「お楽しみ」が激減します。幸いココではネタバレされている方は一人もいません。流石。(ただ第1短編集の書評では少しネタバレがあるのが残念)

印象に残った作品にいくつか触れると・・

「ウェストファーレンの指輪」:ミステリーとしては特筆する程のものでもないが、恐るべきネタが仕組まれている・・そして笑える。
「生まれついての悪人」:これはヤラレた。でもズルがなかったかな?・・ギリギリセーフか。
「動機」:よくできてはいるが、動機の動機が分からん。
「一事不再理」:ディーヴァーらしい皮肉が効いたツイステド・リーガルサスペンス。
「ロカールの原理」:ライム物。これもなかなかのデキだが、さほど驚けず。殆ど二番煎じ。
「のぞき」:捻りのための捻り、というか技巧に走り過ぎている感のある本書の後半の作品群の中では例外的に小気味よくヤラレた作品。
「ポーカー・レッスン」:邦題表題作に相応しいトリッキーな作品。O・ヘンリより先に書かれていたらかなりの傑作だっただろう。(でもそれはあり得ないw)
「遊びに行くには最高の街」:表題作同様"仕掛け"が冴えている。

まぁ前短編集の「三角関係」のような脳内変転を食らったのは「ウェスト」と「生まれ」の二編かな。
次の短編集が待ち遠しい。


No.43 7点 クリスマス・プディングの冒険
アガサ・クリスティー
(2016/12/24 16:44登録)
傑出した作品はないが全編そこそこ楽しめる
特に表題作は面白い


皆さんに素敵なクリスマスが訪れますように

162中の書評を表示しています 101 - 120