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ミステリの祭典

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ミステリーオタクさんの登録情報
平均点:6.95点 書評数:165件

プロフィール| 書評

No.65 7点 鸚鵡楼の惨劇
真梨幸子
(2019/08/30 12:46登録)
さすがマリちゃん、読ませてくれる。
ただミステリーとしての完成度は初期の作品に比べて高くなっていると思うが、個人的には「フジコ」や「孤虫症」のような比類なき生臭さと絶大なリーダビリティをもう少し期待したかった。


No.64 8点 赤い博物館
大山誠一郎
(2019/08/30 12:39登録)
自分もベストは「死に至る問い」。
『アルファベット・パズラーズ』の「Yの誘拐」に並ぶ驚愕作。


No.63 7点 イヤミス短篇集
真梨幸子
(2019/08/06 21:58登録)
この作者でこのタイトル・・・当然期待値が跳ね上がり、小汚ない雑多料理屋の裏の特大生ゴミポリバケツの蓋を開けた時のような生臭さが味わえるかと思ったが、せいぜい腐りかけた青カビチーズ程度だった。
マリちゃんにはもうデビュー作やドロドロ三部作の頃のパワーはないのだろうか。


No.62 8点 ミステリー・アリーナ
深水黎一郎
(2018/08/31 17:58登録)
発刊当初から読みたかったが、基本文庫派なので・・・と思っていたら今年の6月に文庫化された様子。

うん、面白かったですよ。私が好きな〇〇をメインにいろいろなトリックが語られていて。
ミステリーを知り尽くしすぎた作家が書いた作品という感じかな。
ミステリー読書歴が浅い人にはあまり向かないかも。


No.61 7点 母性
湊かなえ
(2018/08/17 13:25登録)
率直に感想を述べるとどうしても結末に触れてしまうのであまり語れないが、とにかく深い作品。
作者の作品群の中ではメジャーな方ではないかもしれないが、湊かなえの魂が最も込められた作品ではないだろうか。

「娘」がウチの小学生の娘と少しダブる感があったところも個人的には印象深かった。


No.60 4点 高校入試
湊かなえ
(2018/08/17 13:19登録)
あまりの退屈さに60ページほどで放り出す。


No.59 7点 サファイア
湊かなえ
(2018/06/01 15:56登録)
作者の味がよく出ている短編集。
「ムーンストーン」:驚いて泣いた。


No.58 6点 境遇
湊かなえ
(2018/05/16 16:43登録)
ミステリーとしてのデキはともかく、さすが湊さん、時間を潰せる読み物としてはハズレがないなー、という感想。


No.57 4点 証拠は語る
マイケル・イネス
(2018/05/12 15:37登録)
何か冗長で退屈


No.56 6点 我が家の問題
奥田英朗
(2018/04/11 10:24登録)
ずば抜けた読みやすさは相変わらずだが、ミステリーファン、奥田サスペンスファンとしては、ほのぼのファミリー系は一冊でよかったかな。


No.55 8点 クリスマス・プレゼント
ジェフリー・ディーヴァー
(2017/12/24 16:54登録)
皆さん、メリークリスマス!
どんなイヴを過ごしていますか?

私は午前中、家族でフラワーミュージアムに行きクリスマス仕様にショーアップされた館内で雰囲気を満喫し、帰ってからは昨日市場で買ったマグロとカキ(絶品!)とシャンパンでプチパーティー。その後昼寝して、今はワイフが夜の本チャンの準備中です。

おっと、本作の感想・・・ポーカーレッスンの書評でも書いたとおり、やはり「三角関係」には完全にやられましたね。

今宵は未だサンタを信じている子供たちの枕元へ・・・クリスマス・プレゼントを。


No.54 9点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2017/11/13 08:52登録)
まぁ固いこと言わずに肩肘張らずに読めば、適度なミステリアスとグリーニッシュな読後感を味わえる楽しい読み物でしょう。


No.53 8点 生存者、一名
歌野晶午
(2017/09/30 10:03登録)
文字どおり絶海の孤島でのサバイバル物だが、この短さと読みやすさで、このスリルを味わえれば、ほぼ満足。
オチも独創的。


No.52 9点 わが一高時代の犯罪
高木彬光
(2017/08/21 13:04登録)
亡き祖父から旧制高校の話はよく聞かされたが、そのエッセンスと時代背景に各種寮歌が彩りを添える不可思議ミステリーの表題作は素晴らしい。
他の作品も昭和中期のレトロなミステリアスに包まれた佳作集。


No.51 9点 ナイルに死す
アガサ・クリスティー
(2017/07/30 09:53登録)
エジプトの旅情ロマンに溢れたゴージャスミステリー。
犯罪の構成や人間性に基づいた推理の妙が素晴らしい。


No.50 8点 遠海事件: 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?
詠坂雄二
(2017/07/08 14:10登録)
いいね、いいね。
この破天荒さと読み止まらないリーダビリティの高さと意外性。


No.49 6点 電氣人閒の虞
詠坂雄二
(2017/07/08 14:09登録)
どう解決するのかと思ったら、結局何でもありじゃん。まぁそれなりの技巧は認めるけど。


No.48 7点 海底二万里
ジュール・ヴェルヌ
(2017/07/04 15:21登録)
実に夢とロマンに溢れた古典的名作ですよね。

先日家族でTDSに行き、久し振りに「海底2万マイル」に乗りました。前回は子供たちが小さかったこともあり、薄暗い海底を何となくモヨモヨ進むだけという印象だったけど、今回ジックリ見聞きしたら、実はよくできているなぁと感心しました。


No.47 9点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2017/06/28 17:05登録)
惜しくもMWA受賞を逃した逸品。
やはり現時点までの作者の最高傑作との呼び声も高い。
ミステリー小説としては非常に稀有だが映画化作品も十分満足できた。


No.46 7点 神様ゲーム
麻耶雄嵩
(2017/06/20 21:28登録)
いやぁ、エグいねぇ。
確かに子供に読ませる代物ではない。
でも最近、子供向けでも結構ショッキングな本もあるんだよね。
先日息子が小学校の図書館で借りてきた「ぼくがラーメンたべてるとき」なんてウッソ!って感じだったもんね。

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