| まさむねさんの登録情報 | |
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| 平均点:5.89点 | 書評数:1328件 |
| No.1308 | 6点 | マスカレード・ライフ 東野圭吾 |
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(2026/04/14 19:24登録) シリーズ第5弾。シリーズで重要な役割を果たしてきた新田浩介は、警視庁を退職し、ホテル・コルテシア東京の保安課長に。ほほう、なるほど。 そのホテルで開催されることとなったミステリ新人賞の選考会。新人賞候補者の一人は、とある事件の重要参考人であった…。さらに、弁護士であり現在はアメリカに住む、浩介の父も客としてホテルに滞在。フロントホテル・マネージャーの山岸尚美には、30年ぶりに古い友人に会うと話しているが…。 まぁ、上手いですね。あざと過ぎる展開とも言えるけれど、次々にページをめくらされました。特に後半の畳みかけ具合は流石です。 ちなみに、どこまでリアリティがあるのかは別として、新人賞選考会の様子も興味深かった。新人賞候補となった作品「イノチノアマリ」。読んでみたかったなぁ。 |
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| No.1307 | 6点 | 急行霧島: それぞれの昭和 山本巧次 |
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(2026/04/10 23:13登録) 時代設定は昭和36年。舞台は鹿児島発東京行きの急行霧島の車内。走行時間は26時間を超えますが、逆にその限られた時間軸の中で、数々の人間模様を浮かび上がらせています。当時の社会情勢をかみ合わせていることもポイント。 主人公は戦争で生き別れになった父に会うため上京する上妻美里。2等席の向かいに座ったのは、お嬢様風の身なりをした同年代の少女。さらに、傷害犯を追う鹿児島県警の刑事2名に、大物のスリを逮捕せんとする鉄道公安官2名も同乗。宝石泥棒を企む者や、上妻の座る車両を監視するような態度をとる男性…などなど、事情を抱えた人間とともに、急行霧島は東進していきます。それぞれの物語の進展?も楽しく、それらの落としどころ?も好み。車掌の宮原や食堂車の佐々木佳代、さらに上妻と同席した人々など、列車内の他の登場人物も魅力的で、とても心地良い読書時間をいただけました。 |
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| No.1306 | 6点 | A先生の名推理 津島誠司 |
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(2026/04/06 21:04登録) 各短編とも、非常に不可解かつ魅力的な謎が登場してワクワクさせてくれます。一方で、鎌倉駅前の喫茶店に現れるA先生の「解答」を聞くや、何とも言えない肩透かしを感じてしまう面も。①の衝撃が次第に薄れつつあった③に至っては、読中「まさか…」と想像しつつ、そのまさかのまさか。無理がありすぎるような…などと思ってしまうのは野暮なのかもしれない。また、警察の捜査って…と思ってしまうのも、おそらく野暮。外連味を大いに楽しみましょう。 ①叫ぶ夜行怪人:深夜の大通りを叫びながら、そして光りながら歩む怪人。 ②山頂の出来事:消えたり現れたり、あるいは上下逆さになったりする峠の小屋。 ③ニュータウンの出来事:ニュータウンの半分が倒壊? ④浜辺の出来事:海底で助けを求める謎の女…。 ⑤宇宙からの物体X:エイリアンが地球人を殺害? ⑥夏の最終列車:作者のデビュー作。A先生は登場しません。短尺で締りのある作品だけど、警察は気付くよね… |
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| No.1305 | 6点 | パズルと天気 伊坂幸太郎 |
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(2026/04/01 22:16登録) 5編で構成された短編集。各短編は独立しているけれど、最終話で一部の短編の設定が醸し出されているよね…って感じ。伊坂さんらしい作品が揃っています。作者自身は「短編小説を書くのは得意ではない」と述べておりますが、いやいや、読み心地も良くて(バリバリの本格短編ではないけれど)良質な読書時間は確保できるのではないかな。 ①パズル:おっと、そう来たか。幸せな気持ちにさせてくれる好編。 ②竹やぶバーニング :仙台七夕の舞台でかぐや姫を捜索する物語。作者らしい。 ③透明ポーラーベア:収録作中で最も初期(20年以上前)に書かれた作品。個人的にはあまりフィットしなかったけれど、専業作家となり始めた頃の作品という意味では趣深い。 ④イヌゲンソーゴ:犬たちが主人公で、軽快かつコミカル。ラストも洒落てます。 ⑤Weather:ステキな意外性。年代的にも、感じ入るものがありました。 |
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| No.1304 | 6点 | 狼少年ABC 梓崎優 |
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(2026/03/29 21:09登録) 四編で構成される短編集。どれも綺麗に纏まっていて、それはそれで評価されるべきだと思うのですが、ミステリとしては解りやす過ぎる面も。④は別としても、もう少し捻くれるなり、突き抜けてもよかったような気もします。 ①美しい雪の物語:舞台はハワイ島。巧く仕立てた作品で好感を持つけれど、歴史に詳しい方であれば…。 ②重力と飛翔:傘と足跡の謎は、消去法からして自明かも。もうワンパンチ欲しかった印象も。 ③狼少年ABC:幼少期の記憶を辿る…ってのは便利すぎる設定で、個人的にはどうかと。 ④スプリング・ハズ・カム:アンソロジー「放課後探偵団」で10年以上前に既読。なので結末は分かっていたのだけれど、やはりこの短編集ではベストか。 |
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| No.1303 | 5点 | 僕の神さま 芦沢央 |
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(2026/03/24 20:56登録) 4つの短編+エピローグで構成される連作集。小学5年生の「僕」と、皆から「神さま」と尊敬される水谷くんが主な登場人物。 1話目でほっこりさせられつつ、2話目で川上さんが登場するや、ヘビーな展開に。3話目でヘビーさが和らいだかに見えて…という展開。こうした濃淡のつけ方は嫌いではなく、興味を保ちつつ終盤へ。全体として決して悪くはないのだけれど、正直、もっと驚きの何かが待ち構えていると予測していたところ、結構想定の範囲内で終わってしまったかな…という印象も。 |
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| No.1302 | 7点 | 僕たちの青春はちょっとだけ特別 雨井湖音 |
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(2026/03/21 21:23登録) 高等支援学校を舞台とした物語。 「ごみ散乱事件」、「ロッカーの中身移動事件」、「生徒失踪事件」とも、ミステリとしては小粒。でも、探偵役を含めて、軽度の知的障害を持つ生徒たちの物語であること、そして生徒たちの〝特性〟が人それぞれであること…等々から、非常に奥行きのある内容となっています。生徒たちの成長譚としても素晴らしい。瑞々しさあふれる彼らの青春は、確かに「ちょっとだけ」特別なのかもしれません。 作者は、教育大学を卒業した、高等支援学校の職員であるとのこと。あとがきでは、設定の一部は完全なフィクションである旨も記されていますが、しかし彼らの心情や生徒間のつながりの描写は、作者だからこそのものなのでしょう。続編も読んでみようかな。 |
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| No.1301 | 6点 | じゃあ、これは殺人ってことで 東川篤哉 |
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(2026/03/14 22:01登録) 烏賊川市シリーズの短編集。鵜飼探偵に助手の戸村、砂川警部に志木刑事等の常連メンバーの存在もあって、安心感をもって読めます。こういった短編集、私にとっては貴重です。ゆるキャラ探偵・剣崎マイカの登場も嬉しい。ユーモアに惑わされがちですが、ミステリとしての基軸はしっかりしています。 ①李下に冠を正せ:ラストも含めてニヤリとさせられる。芯は「ホワイ」。 ②深夜プラス犬:読ませる工夫は流石。でも埋めるまでする必然性が…という気も。 ③博士とロボットの密室:ポイントは密室ではなく密室じゃないほう。 ④どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう:ミステリの側面はさておき、彼女にとって素晴らしいバイト先を見つけたのではあるマイカ。 ⑤じゃあ、これは殺人ってことで:こういったダイイング・メッセージの使い方って、私にとっては初めてかもしれない。ラストも洒落ています。 |
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| No.1300 | 7点 | D機関情報 西村京太郎 |
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(2026/03/07 20:19登録) 「四つの終止符」、そして江戸川乱歩賞受賞作「天使の傷痕」を経て出版された作品。第二次世界大戦末期のスイスを舞台とするスパイ小説です。海軍の関谷中佐の成長譚という見方もできましょう。 すこぶる楽しめました。瑞々しく、勢いもあります。作者が三十代半ばに書かれたということもあるのでしょう。作者の代表作の一つに挙げられるのも納得です。 |
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| No.1299 | 6点 | コンビニ人間 村田沙耶香 |
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(2026/03/07 19:57登録) 第155回芥川賞受賞作。「あ、このサイトにも登録されてるぞ」ということで、感想をもの凄く簡潔に。 働くこと、働きたいと考えることは無条件に良いこと。幸あれ! …色々と考えさせられたけど、最終的にはこういう感想。浅くてスミマセン。 |
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| No.1298 | 5点 | スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ 知念実希人 |
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(2026/02/28 20:47登録) スマホサイズのホラー短編。あっという間に読み終えちゃいました。結構怖かったです。本書と対をなすという「閲覧厳禁」も読んでみるべきなのか、ちょっと悩んでいます。 ちなみに、ワンコイン(税込499円)で発売という戦略は、なるほどなぁ…とは思うのですが、コスパとしてはどうなんだろう。 |
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| No.1297 | 6点 | オリエンド鈍行殺人事件 藤崎翔 |
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(2026/02/28 19:06登録) 短編5本と掌編5本で構成。出来栄えはマチマチといった印象。 マイベストは表題作(尺も最も長いです)で、終盤の転換が結構好き。「勇者たちのオフ」の大魔王も素敵であります。メタRPG系とでも言えばいいのか。「ファーブル昆虫記を読んで」も作者らしい。 雑多感は否めないけれど、スキマ読書とかには向いているかも。 |
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| No.1296 | 6点 | 下戸は勘定に入れません 西澤保彦 |
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(2026/02/23 21:38登録) 作者が昨年11月にご逝去されていたことを今さらながら知るに至り、後悔と共に、長く我が家で積読状態であった本書を手にした次第です。 ある一定の条件でタイムスリップする設定の連作短編。条件とは、同じ日付の同じ曜日に、同じ銘柄の酒をその場で一緒に飲んでいた…って感じ。自分一人ではタイムスリップできず、道連れが必ず必要。そしてタイムスリップするのは意識のみ…という辺りも特徴的。いかにも西澤先生らしい設定です。 「その段階でも一緒に飲んだと言ってよいのか」という回答が最終的になされていたのか(私の読み方が甘かったのか?)とか、結末はあまりにオジサン願望が強く出過ぎていないだろうかとか、思わないでもないですが、総じて楽しく読ませていただきました。タイトルや表紙の印象とは違った内容であったことも、むしろ好ましいです。 遅くなってしまいましたが、あらためてご冥福をお祈りいたします。 |
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| No.1295 | 6点 | 死体埋め部の悔恨と青春 斜線堂有紀 |
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(2026/02/15 17:53登録) 英知大学に密やかにある「死体埋め部」。活動内容は、部名そのままで「死体を埋めること」。部員は部長の織賀と巻き込まれ副部長・祝部(ほふりべ)の二人だけ。 暗くて重い内容なのかな…と思いきや、二人の会話は何気に好ましく、筆致も軽やか。「それで左手の指が全部折れるものかな…」等、突っ込みたい点もないではなく、この部活を承諾してしまっている自分のモラルに疑問を感じないでもないのですが、それなりに楽しく?読ませていただきました。 |
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| No.1294 | 6点 | コメンテーター 奥田英朗 |
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(2026/02/11 18:30登録) 久方ぶりの伊良部シリーズ。「町長選挙」から17年ですか。 伊良部センセのキャラは相変わらず。実は優秀な精神科医、とも言えます。マユミ看護士の存在も大きい。心が軽やかになる短編集。 ①コメンテーター:伊良部とマユミが人気者に。 ②ラジオ体操第2:この患者の気持ちはよく分かる。このタイトルは何故…と思っていたらラストで登場。 ③うっかり億万長者:この患者の気持ちはよく分からない…いや、分からないでもないような気も。 ④ピアノ・レッスン:同様の症状の方、近くにいました。伊良部センセに診てもらいたい。 ⑤パレード:自分は経験がないけれど、結構多いんだろうなぁ…。 |
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| No.1293 | 6点 | 刹那の夏 七河迦南 |
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(2026/02/08 17:51登録) 5編で構成される短編集。幾分かの光を感じないではないけど、全体としては重苦しく、好みじゃない方もいそう。個人的には、先が気になって次々にページをめくらされました。でも、作者のコトバ遊びにはあまり惹かれないなぁ…。 ①刹那の夏:最も長尺で、本作中のマイベスト。甘酸っぱい青春小説からの転換。 ②魔法のエプロン:予測はついた。切なすぎるが、ラストはこれで良かったと思いたい。 ③千夜行:歪みが生み出す複雑さ。 ④わたしとわたしの妹:これはキツイ。何らかの救いがあることを祈りたい。 ⑤地の涯て:傷を負った者たちの…。短編映画にできそう。 |
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| No.1292 | 7点 | 死体の汁を啜れ 白井智之 |
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(2026/02/01 16:12登録) 牟黒市(殺人事件発生率が異様に高い)を舞台にした連作短編集。色々な死体が登場し、グロくないとは口が裂けても言えないけれど、コミカルな雰囲気もあって思ったほど大丈夫?かも。 各短編はバラエティに富んでいます。文字が読めなくなったミステリ作家、深夜ラジオファンのヤクザ、詐欺師まがいの女子高生に隠ぺい好きな女刑事…と登場人物のキャラも立っていて、飽きさせません。 8短編中のベストは「死体の中の死体」で、真相にも驚かされましたが、重層的な仕掛けと伏線の回収が実にお見事。長編にも仕立て上げられそうな内容です。 「血を抜かれた死体」、「折り畳まれた死体」も含め、全体として非常に質の高い短編集だと思います。 |
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| No.1291 | 6点 | 殺し屋の営業術 野宮有 |
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(2026/01/27 21:59登録) 第71回江戸川乱歩賞受賞作。 殺し屋の営業という設定に、まずは惹かれます。展開は軽快かつスピーディ。ダークさとコミカルさの配分も好みです。終盤に向かって加速していき、ピークとなる周防商会・鴎木美紅との駆け引きも良。 質の高いエンタメ作品で、映像化にも向いていそうです。 |
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| No.1290 | 7点 | 名探偵たちがさよならを告げても 藤つかさ |
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(2026/01/25 17:51登録) 中盤までは、正直まどろっこしく感じる部分もあったのですが、解決篇以降は一気に持っていかれました。密室の謎は、真相を知れば成程なのですが、ストーリーとの絡ませ方に感心。各々の登場人物の「立たせ方」にも好印象。よく練られた青春本格ミステリと評価します。 |
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| No.1289 | 6点 | 少年時代 深水黎一郎 |
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(2026/01/18 21:54登録) 青春連作小説。作者の出身地(山形)や出身高校をモデルにしていると思われます(作者が柔道部に所属していたのかは分からないけど)。昭和の香りが漂いまくっており、懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。特に第3章の高校生パート。真面目なバカたち、好きです。 3つの章の位置づけというか、物語の全体構成は想定内であるし、「いかにも」な面もあるのだけれど、青春小説として大いに楽しませていただきました。昭和の青春を描くって、もはや希少なのかもしれないなぁ…という寂しさも感じながら。 |
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