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ミステリの祭典

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どうせ世界は終わるけど

作家 結城真一郎
出版日2025年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まさむね
(2025/08/11 20:22登録)
 小惑星が地球に激突し、人類は滅亡する。ただし100年後に…。絶妙な設定の中で描かれる連作短編集。100年の猶予は長いのか短いのか。自分ならどうするのか、深く考えさせられます。
 終末系小説でイメージされるような寂寥感はなく、むしろ〝希望〟を感じます。マイベストは3話目の「友よ逃げるぞどこまでも」か。最終話は、無理に色々詰め込まなくても良かったような気も。

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