home

ミステリの祭典

login
ペンギンを愛した容疑者
警視庁総務部動植物管理係シリーズ

作家 大倉崇裕
出版日2015年11月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 たかだい
(2024/11/07 22:35登録)
まず、この作品がシリーズ物だと知らずに偶々手に取った者の感想だという前提で述べさせて頂きます
動物の生態に着目したミステリーという点で、発想含めそこは面白いと思います
しかしながら、登場人物がすこぶる合わなかった為、個人的にはマイナスが打ち勝ってつまらないという評価になってしまいます
特に、いわゆる探偵役のキャラの惚け具合がくどく感じて、それを踏まえて主人公2人のやり取りが所々寒い。動物の知識は豊富な反面、慣用句などの一般知識には疎いというキャラ付けはいいのですが、話の流れが無駄に止まる上に緊張感も壊すやりとりはどうかと思いながら読んでました
シリーズ1作目から読んでいれば何らかのフォローがあったのか定かではありませんが、少なくともこのお話だけでお腹いっぱい、むしろ消化不良な私が他シリーズを読む事は正直ないかもしれません

1レコード表示中です 書評