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ミステリの祭典

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コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く

作家 笛吹太郎
出版日2025年07月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 人並由真
(2026/02/14 07:45登録)
(ネタバレなし)
 一冊目は未読でこちらから読んだけれど、特に大事はないですな?

 「ブラックウィドワーズクラブ」の本家取りもの、その現行作品として水準以上の出来だろうし、各編のおまけにつくミステリトリヴィアについての話題トークも楽しい。
 中身の方は「居酒屋の謎」の回が、文字で読む限り、そんなことって、あるのかなあ、という感じ。あとはそれぞれフツーに楽しめた(一部、感心はするが感嘆や感銘に至らず、というのもあったが)。
 劇中劇の密室事件のネタは、なるほどこういう使い方ならオッケーだね。

 それなりに楽しい一冊だったが、7点はちょっとキビシイということで、この点数で。

No.1 7点 まさむね
(2025/08/24 14:10登録)
 コージーミステリ短編集第2弾。今回は7編を収録。
 荻窪のカフェで月に一度開催される「コージーボーイズの集い」。それは、コージーミステリ好きな出版関係者がお茶を囲んでゆるゆるとミステリ談義を行う催し。ゲストらから謎が持ち込まれ、皆で推理合戦。推理が行き詰まったところでカフェのマスターが…という基本スタイルは前作同様。(新キャラ・黒木くん登場などの変化も多少あるけど。)
 個人的な評価は短編ごとに分かれるのだけれど、総じて見れば、気軽に読める短編集としてイイのではないかな。個人的には、初めての怪談風「~あるいは笛吹き男の怪」、呑み助や駄洒落好きの気持ちはよく分かる「~あるいはふたたび消えた居酒屋の謎」、が好み。
 短編ごとに挿入されている、作者からの解説も(短編内で触れたミステリ作品の紹介も含めて)楽しかったです。作者の「黒後家蜘蛛の会」への愛を感じました。切り上げてこの採点…かな。

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