home

ミステリの祭典

login
bageさんの登録情報
平均点:5.38点 書評数:26件

プロフィール| 書評

No.26 3点 the SIX
井上夢人
(2017/10/30 06:59登録)
井上氏らしい設定ではあるし、読みやすさはさすがだが、いかんせん面白くない。
ご都合主義的、予定調和。
書きたくて書いたテーマ・内容ではなく、スキマ時間で書いたような印象。


No.25 6点 屋上ミサイル
山下貴光
(2010/02/05 02:06登録)
全体の流れがスムーズで非常に読みやすく、いい読後感。既視感は否めないが、模倣といった感じではないので大したマイナス要素となっていないと思う。


No.24 7点 ネバーランド
恩田陸
(2010/01/21 16:23登録)
恩田陸氏の作品で、男の子が主眼となっているものは珍しいのではないでしょうか?自分も男子校育ちなので結構臨場感を持って読めました。
TVの方、あったことすら知りませんでした。


No.23 5点 ドミノ
恩田陸
(2010/01/21 16:21登録)
比較してはいけないのかもしれませんが、ドタバタ感の基準が筒井康隆氏になっている自分としては少し大ざっぱな感が否めなかった。


No.22 5点 春期限定いちごタルト事件
米澤穂信
(2010/01/21 16:18登録)
青春物としては少し弱い。
ちょっとした伏線が最後にきちんと回収されているので
一つの作品として纏まっているが、それまでは単なる短編集で物足りなかった。
大した物証もなく強引に話が進む感は否めないが、まずまず楽しめた。


No.21 5点 十八の夏
光原百合
(2010/01/08 11:25登録)
連作ミステリー?ってな感じ。
確かに各短編が「花」をモチーフとしたもので、そういった意味では共通点があるけれども、ミステリーの連作とは言えない気がする。
恩田陸氏の作品に似た雰囲気を味わえるが、今一歩何かが足りない。


No.20 8点 蛇行する川のほとり
恩田陸
(2010/01/08 11:21登録)
純粋にミステリー作品として読むとイマイチかとは思うが、恩田氏の青春描写はピカイチ。
三分冊のもので読むとミステリー色が強く、一冊のもので読むと青春小説色が強く感じる作品だと思う。


No.19 4点 時計館の殺人
綾辻行人
(2010/01/08 11:17登録)
綾辻氏の作品をこれで初めて読みました。
他の人の評価が高いので、自分に合わないだけかもしれないが、あまりにも軽い感じがして、頭に情景を浮かべるのに苦労した。
物語というよりゲーム、金田一某の漫画かと思わせる世界観。
トリックも、この規模でやってしまうと現実味がイマイチ。


No.18 5点 償い
矢口敦子
(2009/12/23 07:47登録)
人生観というか、価値観が違うと楽しみ切れない。
要は「何があっても生きて償え」ってことだとは思うが、共感しきれない。


No.17 5点 漱石と倫敦ミイラ殺人事件
島田荘司
(2009/12/14 13:32登録)
同じ場面に対する2人の視点・捉え方があまりにも違うので、叙述トリックがあるものかと思ってしまった。


No.16 6点 タイトルマッチ
岡嶋二人
(2009/12/05 18:07登録)
オーソドックスな感じ。殺す必要はなかったのではないかと思う。むしろ、殺さずにやる方が岡嶋二人的な上手いトリックを表現できたのではないか。


No.15 5点 ダレカガナカニイル・・・
井上夢人
(2009/11/26 14:01登録)
井上夢人氏らしい作品だとは思いますが、なんというか、感動とか感激がなかった。読後感かさっぱりしない。


No.14 7点 六番目の小夜子
恩田陸
(2009/11/26 13:59登録)
もっと自分の高校生時代を大事にしておけばよかったと思いました。


No.13 6点 テロリストのパラソル
藤原伊織
(2009/11/26 13:57登録)
文章に癖がなく、一気に読んでしまいました。内容に対してタイトルがイマイチな感じがします。


No.12 5点 ブレイクスルー・トライアル
伊園旬
(2009/11/12 02:25登録)
第二グループがゲームに参加する下地がそこそこ詳しく書かれている割に、いざゲームになると第二グループ視点での展開が少し物足りない。
第三グループに至っては人物設定とちょっとしたアクションのみで、必要性を感じなかった。
これならば、一般参加型のゲームとしてではなく、単に主人公(チーム)が挑む形で良かったのではないかと思う。
こういう話にはもう少し疾走感があった方がいい。


No.11 5点 向日葵の咲かない夏
道尾秀介
(2009/11/11 21:34登録)
「ふ~ん」といった感じ。
アンフェア感は否めない。色鉛筆で描かれた絵の様な雰囲気を感じたが、それは、他の作品で感じる様な爽快な風を感じさせるものではなく、物足りなさというか、厚みがないというか…
「いいなぁ」ではなく「いいんちゃう?」って感じのものでした。

文庫版の解説に引用されている通り、京極夏彦の「姑獲鳥の夏」と同じ、主観がこの作品の根幹になっているが、次元が違い過ぎるし、何より共感出来ない。

病的であり、ミステリーではなくホラーだと思う。


No.10 6点 火車
宮部みゆき
(2009/10/14 13:35登録)
結構古い作品なのに、古さを感じなかった。大阪球場後など、実際に住宅展示場になっていたことを懐かしく思いだしました。


No.9 5点 ハードボイルド・エッグ
荻原浩
(2009/10/14 13:31登録)
泣けると言われて泣けた試しがない。泣かそうとしている感が少し見え見えな感がした。
個人的には、ハッとさせられるようなトリックに面白味を感じる性質なので、この点数。ハードボイルド入門にはいいのかもしれない。


No.8 5点 ちょっと探偵してみませんか
岡嶋二人
(2009/10/14 13:26登録)
他の「頭の体操」的な推理本と比べると断然よかった。


No.7 6点 占星術殺人事件
島田荘司
(2009/10/14 13:22登録)
手記の部分が読みにくかった。しかも長い。不必要なのでは?と思える部分が多々あった。他の評価にも書かれている通り、すでに漫画でトリックを知ってしまっていたのが残念。先にこちらを読みたかった。

26中の書評を表示しています 1 - 20