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ミステリの祭典

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六番目の小夜子

作家 恩田陸
出版日1992年07月
平均点6.16点
書評数37人

No.37 4点 ボナンザ
(2024/02/18 19:42登録)
ホラーと青春を混ぜこねて一気に描き切った一作。細かいことどころか結局この話は何だったのかすら気にしてはいけない。

No.36 4点 sophia
(2022/07/23 22:41登録)
びっくりするぐらい期待外れでした。伏線を逐一メモしていた自分を可哀想に思いました(笑)ホラーなので全てに説明をつける必要はないと私は思いますが、訳の分からなさが怖さを大きく上回ってしまったのは大問題ではないでしょうか(怖かったのは野犬の群れだけ?)。
筆力にも問題があるように思います。雅子と沙世子が仲良くなる過程が全く描かれておらず違和感がありましたし、沙世子の内面だけは描かないのかと思いきや描いてしまっていたり、他にもキーパーソンなのに存在感のない担任などさすがデビュー作で色々と粗いなあと思いました(これでも加筆修正したというから驚きです)。

No.35 2点 yoshi
(2017/07/26 09:41登録)
オトシマエがついていない、と感じる。
好みの問題だが、謎が解かれずに終わるのは好きではない。逃げている印象が強い。
恥ずかしい会話を我慢して読んでいたが、ホラーとしても中途半端。

No.34 6点 tider-tiger
(2014/05/26 16:46登録)
前半は8~9点、後半は3~4点。中間を取って6点とさせて頂きます。
文化祭のシーンまではテンション上がりっぱなし。このドキドキワクワク感はすごい。ホラーなのか、ミステリなのか、なんだかよくわからんけど類稀なるストーリーテラーなのかもしれない、と思わせておいて、後半はどんどん凡庸な青春小説へと。文章がいまいちなのと会話がつまらないのがどんどん際立ち、怪しげな魅力を放っていたあの人物もどんどん平凡な人に……。
後半を書きなおして欲しい一作です。

No.33 7点 mohicant
(2013/08/05 22:20登録)
 独特の恐怖感があった。

No.32 3点 蟷螂の斧
(2011/11/07 17:36登録)
ミステリー物として期待して読んでしまったので、この評価です。若干ホラー・ミステリー的要素の入った青春小説と思います。

No.31 5点 メルカトル
(2009/12/15 22:33登録)
前半90点、後半30点。
最初に感じたワクワク感が読み進むにつれて、どんどんガックリに変わっていく。
前半と後半でまるで別人が書いたような印象を受けた。

結局、消化不良で結末を迎えることに、ミステリとは言えないなあ。

No.30 7点 bage
(2009/11/26 13:59登録)
もっと自分の高校生時代を大事にしておけばよかったと思いました。

No.29 7点 あるびれお
(2009/09/25 10:31登録)
ファンタジー、ミステリー、学園モノといった、恩田陸の得意分野をすべて集めたような作品で、確かに面白かった。
今の高校生って、よく知らないけれど、この本に書かれているほど落ち着いてもいなければ、深く物事を考えたりもしないのではないだろうか。篠田真由美の作品に出てくる高校生もそうなのだけれど、1980年代頃の高校生といった趣きが強い。

No.28 2点 だい様
(2009/05/19 22:22登録)
学校生活についてはある程度面白く読めたのだがミステリーとして読んでしまった為、解決に不満を感じた。

No.27 4点 シュウ
(2009/01/03 09:48登録)
これってホラーなのかなあ?全然怖いと思わなかった。登場人物たちの会話が凄く恥ずかしくて久しぶりに恋愛小説を読んだ気になりました。
ただ結局何が言いたい話なのかよく分からなかった。

No.26 5点 touko
(2008/12/25 22:54登録)
処女作だけあって文章が読みづらい。ころころ変わる視点に、トリックでもあるのかと思った……。
内容は他愛ない青春ものでした。○○の擬人化というオチ? でいいのかな。

No.25 3点 サトラップ
(2008/06/01 00:10登録)
恩田陸の独特な世界観は出ているのだが、最後の終わり方が、普通というか、あっけなくて、肩すかしをくらいました。

No.24 8点 さくら*
(2007/09/29 06:38登録)
最初読んだ時、怖くてドキドキした。
文化祭に迫れば迫るほど、その緊張感が増して・・・・
でも、その後がちょっと弱かった気がする。
最後までその緊張感が欲しかった。

No.23 4点
(2007/09/25 23:02登録)
各所ですすめられていたので読んでみたものの、何が面白いのかよくわからなかった。というか話自体がよくわからなかった。

No.22 7点 ばやし
(2005/01/29 21:57登録)
恐いのかな〜って思って読んだら、意外と恐くなかったので良かったです^^恋愛っぽい話も結構あってちょうど今の私と同じくらいの年代だったのでとても楽しめました。。吉田秋生さんの「吉祥天女」と内容がかぶってると思っているのは私だけかしら??

No.21 9点 潤香
(2004/11/02 22:07登録)
ミステリ、というよりはホラーと青春小説とミステリを足して割った感じ。雰囲気を楽しむ気で読めばとても満足できます。恩田陸小説によく云われる「ノスタルジック」な感じです。涙ぐむほど懐かしく、美しいが故に鋭利。
体育館のシィンは恐いです。自分の内側から迫ってくる黒い恐怖。

No.20 6点 884
(2004/09/12 18:44登録)
 僕を小説冬眠から起こした本です。タイトルで買ったようなものなんですが、見返して見るとなんでこれを買う気になったのかよくわからない(笑)。
 読み返してみたら、非常に恩田陸してますね。盛り上げるんだけどオチない。主筋の説明はつけてあるんですけど、細かい特異事件の説明はついてない。
 あと人物造形も恩田陸らしいし、形容も恩田陸らしいです。すでに完成してたというよりは成長してないのかも。
 あとは、前半のメインに雅子を据えたあたりが、恩田陸的な、最初の筋から話の流れが乖離してしまう状況をある程度防止するのに役にたったのかもしれませんね。

No.19 10点 綾香
(2004/08/20 22:29登録)
すみません。さっきの採点の訂正です。

No.18 5点 綾香
(2004/08/20 22:28登録)
大好きな作品のひとつ★登場人物がいい!内容も学園モノで高校生の私には楽しめた♪

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