home

ミステリの祭典

login
サトラップさんの登録情報
平均点:7.64点 書評数:14件

プロフィール| 書評

No.14 3点 六番目の小夜子
恩田陸
(2008/06/01 00:10登録)
恩田陸の独特な世界観は出ているのだが、最後の終わり方が、普通というか、あっけなくて、肩すかしをくらいました。


No.13 9点 三月は深き紅の淵を
恩田陸
(2008/06/01 00:07登録)
一章から三章はとても良くできています。
一章は面白く、二章は切なく、三章は悲しく、といった感じでしょうか。
四章は……。


No.12 7点 GOTH リストカット事件
乙一
(2008/06/01 00:05登録)
無駄が少なく読みやすかった。
また、似たようなトリックを使いながらも、結構驚かされるという、作者の技量もすばらしい。


No.11 10点 ユージニア
恩田陸
(2008/06/01 00:03登録)
恩田さんの本の中では最高傑作だと思います。
少しずつ浮き上がる謎に、少しずつ解決されていく謎。
そのバランスが良く非常に読みやすかった。
独特の雰囲気も良いです。


No.10 4点 マレー鉄道の謎
有栖川有栖
(2008/06/01 00:01登録)
全体的に普通の作品だったと思う。
トリックもありがちだし、論理も特に驚くことがなかったかな。
あと、すこしリーダビリティに欠けるような……。


No.9 8点 三毛猫ホームズの推理
赤川次郎
(2008/05/31 23:58登録)
こんな密室トリックありなのか?
と思いつつ、結構楽しんで読めました。
ユーモアセンスがありますね。


No.8 8点 時計館の殺人
綾辻行人
(2008/05/31 23:57登録)
トリックが大胆だが、かなり驚きがある。
なかなかすばらしいです。
個人的には、「十角館」と違い「探偵による謎解き」があるのでこっちの方が好きです。


No.7 7点 十角館の殺人
綾辻行人
(2008/05/31 23:55登録)
ストーリーやトリック、あらゆる面でクリスティの「そして誰もいなくなった」をこえていると思われる。
ちょっと、トリックに納得がいかない部分があるが、まあ人によっては気ならない程度でしょう。


No.6 10点 人狼城の恐怖
二階堂黎人
(2008/05/25 12:54登録)
プロット、トリック、そして物語の設定と、どれをとってもすばらしいと思う。
特に、第一部と第二部で次々出てくる謎が、最後にきれいに収束するのがすばらしい。
読みやすさも、第二部の前半をのぞけばすらすら読める。
トリックに関しては若干論理性に欠けるものの、二階堂黎人の意見が”ロジックよりトリック”なのでそこは考え方の問題かな?とは思う。
「世界最長のミステリー」の名に恥じない秀作であろう。


No.5 10点 有限と微小のパン
森博嗣
(2008/05/24 21:57登録)
SMシリーズ十部作の完結にふさわしい作品だった。
これはトリック云々よりも、むしろ、四季と犀川の天才同士の会話に魅了されるものがあり、全体的にすばらしい作品に仕上がっている。
分厚いのに飽きさせない、リーダビリティも十分あります。


No.4 6点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2008/05/24 21:52登録)
有名なクローズドサークルもの。
それぞれの登場人物のバックグラウンドなど、綿密に練りこまれており、ストーリーは楽しめる。
ただ、トリック面では、今ではありがちなものなので、あまり楽しめないかも。


No.3 7点 アクロイド殺し
アガサ・クリスティー
(2008/05/20 22:49登録)
確かにこのトリックを最初に思いついたクリスティはすごいと思う。
ただ、ところどころにある、トリックにつながる部分がわかってしまったのが残念。


No.2 9点 占星術殺人事件
島田荘司
(2008/05/20 22:45登録)
トリックが非常に衝撃的。この一言に尽きると思う。
第一と第二の事件はもちろんのこと、第三のアゾート殺人事件は特に、簡単なトリックにもかかわらず、意外な盲点をついたもの。
非常に納得のいく作品です。


No.1 9点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2008/05/20 22:41登録)
中身は本格ミステリー(なのか?)であるが、それよりもすごいのが本そのもの。
泡坂妻夫の遊び心は尊敬ものです!

14レコード表示中です 書評