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ミステリの祭典

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だい様さんの登録情報
平均点:6.90点 書評数:122件

プロフィール| 書評

No.122 7点 SOSの猿
伊坂幸太郎
(2009/12/12 00:41登録)
引きこもりの理由があまりにリアル過ぎて驚いた。

悪魔払い、因果関係の話は特に楽しめました。


No.121 7点 すべてがFになる
森博嗣
(2009/11/09 12:28登録)
S&Mシリーズ第1弾

日本版羊たちの沈黙。
16進法の『F』という発想はお見事。
プログラムのくだりは興味深かった。


No.120 7点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2009/11/02 08:58登録)
叙述モノと知っていて読んだのですがそれでも気持ち良く騙されました( ̄◇ ̄;)
また内容もまるで自分がこの病にかかってしまったかのような臨場感を感じる事が出来ました。


No.119 4点 浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 連作推理小説
鯨統一郎
(2009/10/29 12:35登録)
懐かし話の部分が作者自身の世界に入りすぎていて楽しめなかった。
また(著者の)歴史ミステリとは違い御伽噺の解釈もそこまで論理的な話には思えなかった事が残念に思えた。


No.118 6点 新・世界の七不思議
鯨統一郎
(2009/10/22 17:57登録)
相変わらずこの趣向はいいですね。

『邪馬台国はどこですか?』と比較すると多少粗い気がしましたがそれなりに楽しめました。


No.117 8点 邪馬台国はどこですか?
鯨統一郎
(2009/10/21 09:25登録)
テンポが良くどの話にも大変惹かれるものがあり、まさに歴史好きにはたまらない作品でした。


No.116 3点 あるキング
伊坂幸太郎
(2009/10/20 09:16登録)
相変わらず伊坂氏の文章は読みやすい。
しかしとても中身のある小説とは感じられませんでしたね。
伊坂作品特有の巧みなレトリックの技術もなりを潜め文学的にも残念なものに思えました。


No.115 7点 モダンタイムス
伊坂幸太郎
(2009/10/16 09:20登録)
根本的なテーマは魔王&ゴールデンスランバーと共通している物を感じました。
前半の伊坂作品らしからぬ謎解き部が非常に興味深かったです。
『考えてもどうしようもないことにエネルギーを費やすくらいなら、やるべきことをやったほうがいい』
この言葉には心に響くものがありました。


No.114 6点 女王蜂
横溝正史
(2009/10/13 16:20登録)
金田一耕助シリーズ

犯人の動機は意外であったが、他の有名作品と比べるとどこか物足りなさを感じた。
よく出来てはいると思うのだが・・・


No.113 8点 悪魔が来りて笛を吹く
横溝正史
(2009/10/09 09:17登録)
金田一耕助シリーズ

物語展開がテンポよく飽きることなく読めました。
「椿子爵の耐えられない程の屈辱」とは何なのか?また「悪魔が来りて笛を吹く」という楽曲の持つ意味とは?という謎が解明される場面が大変興味深かったです。


No.112 7点 切り裂きジャック・百年の孤独
島田荘司
(2009/10/05 10:41登録)
頁数が少ないせいもあるが物語に切れがあり非常に読みやすく楽しめました。
クリーン・ミステリって…(笑)


No.111 8点 夜歩く
横溝正史
(2009/10/01 12:34登録)
金田一耕助シリーズ

予備知識なしで読んだ為素直に楽しめました。
また横溝正史氏がこういう作品を書いていた事にも驚きを感じました。


No.110 5点 三つ首塔
横溝正史
(2009/09/30 09:30登録)
金田一耕助シリーズ

八つ墓村同様終始金田一耕助以外(宮本音禰という少女)の視点で進んでいく作品。
読みやすくはあったのだが横溝正史氏に求めているものではなかった。


No.109 9点 悪魔の手毬唄
横溝正史
(2009/09/25 09:31登録)
金田一耕助シリーズ

手毬唄の見立て殺人と腰の曲がった老婆が山道を疾走していくシーンが印象的な一作。
幼い頃テレビで見てミステリに興味を抱くきっかけとなった作品でもあります。


No.108 7点 赤い指
東野圭吾
(2009/09/24 09:31登録)
加賀恭一郎シリーズ第7弾

様々な親と子の形があるのだと感じた。
相変わらず加賀刑事の慧眼ぶりは凄いですね。
今作は特にテンポ良く感じました。
非常にリアリティのある話で今作も読まされました。


No.107 6点 生者と死者 酩探偵ヨギ ガンジーの透視術
泡坂妻夫
(2009/09/18 09:40登録)
ヨギガンジーシリーズ第3弾

前作『しあわせの書』同様遊び心に満ちた溢れた構成が面白い。
ただ肝心の内容が物足りなく感じた。


No.106 6点 嘘をもうひとつだけ
東野圭吾
(2009/09/16 09:39登録)
加賀恭一郎シリーズ第6弾

短編の為か若干物足りなさを感じたがガリレオシリーズの短編よりは格段に楽しめた。
タイトルが秀逸。


No.105 8点 私が彼を殺した
東野圭吾
(2009/09/14 09:44登録)
加賀恭一郎シリーズ第5弾

『どちらかが彼女を殺した』同様本文で犯人が明かされてないという作品。
前作『どちらかが〜』よりテンポの良さを感じ、また犯人探しもわかりやすく感じられ満足できる内容でした。

『歪んだ愛しか知らない彼女は、彼を愛する女を演じることで、過去の呪縛から逃れようとしたのだ。愛する相手は彼でなくてもよかった。だから彼を殺した犯人もまた、誰でもいいのだ。』

というフレーズが印象的でした。


No.104 8点 暗闇坂の人喰いの木
島田荘司
(2009/09/14 09:43登録)
御手洗潔シリーズ第6弾

怪奇的な雰囲気が凄くいいです。
頁数の多さも感じさせず楽しめました。


No.103 7点 龍神の雨
道尾秀介
(2009/09/07 09:48登録)
暗くて重たい物語でした。
作を重ねる毎にミスリードが巧くなっていて以前の作品で感じたようなあからさまな違和感もなくなったと思います。
『ラットマン』を読んでなかったら+1点くらいつけていたかも知れません。

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