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平均点:6.90点 | 書評数:201件 |
No.21 | 4点 | 人形館の殺人 綾辻行人 |
(2009/04/11 18:51登録) 今までの館シリーズ中異色の作品。 でも、これはこれで『あり』だと思いました。 シリーズの典型的な展開から外し、スパイスを効かせてバリエーションに富んだ印象も受けました。 ただ他の方の意見と同じで、これ一回きりにしてください・・。 |
No.20 | 9点 | 陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦 |
(2009/04/11 18:43登録) とりあえず 大好きだ!! 事件内容自体は静かに起こり、静かに終結した感じ。 このシリーズが好きですし、この話も限りなく(?)好きですが やはり一言。 伯爵、4回繰り返すならもう結婚するなよ!! |
No.19 | 8点 | 呪縛の家 高木彬光 |
(2009/04/04 16:09登録) 「殺人協奏曲」 その様な名が付けられた程の殺人劇。 「見て見ぬ振り」をする事が最も残酷な人間の行為なのでは・・・と、痛感した。 事件の謎もトリックも満足。面白かったです。 |
No.18 | 7点 | 百鬼夜行 陰 京極夏彦 |
(2009/04/04 15:56登録) 川赤子で点数がぐんと上がる。 全体的に題名如く「陰」な雰囲気に満たされている。 |
No.17 | 6点 | 塗仏の宴 京極夏彦 |
(2009/04/04 15:55登録) 今までの百鬼夜行シリーズを「総集」したような作品。 此処に来てかなり重要な人物が登場。 今までのシリーズの中で活躍・暗躍した人達も登場。 緻密で網の目の様に張り巡らされた展開。 難しかった・・・ので、この点数。 自分にもっと理解力があれば面白いはずだった・・・・ |
No.16 | 7点 | 絡新婦の理 京極夏彦 |
(2009/03/29 14:51登録) 桜の情景が非常に色濃く、心に刻まれた話。 概要の奥深さに驚嘆。計画の緻密さに圧倒。 関口君が出番少なかった(だけの理由で)一番読み返さないシリーズ本となった。 |
No.15 | 9点 | 鉄鼠の檻 京極夏彦 |
(2009/03/29 14:48登録) 相変わらず大好きなシリーズ。 「禅」と言うものをこれだけ考えさせてくれたのはこの話を読んでから。 重厚な威厳の寺を想像した。 |
No.14 | 8点 | 狂骨の夢 京極夏彦 |
(2009/03/29 14:46登録) 登場人物が錯誤する話だった。(其処がポイント) 最後の台詞が大好きだッ! |
No.13 | 9点 | 刺青殺人事件 高木彬光 |
(2009/03/28 11:17登録) 初の高木彬光氏作品。 密室トリックは自分にとって驚愕度が突出。 刺青を巡る殺意と奸計。 ある写真に隠された真実などは読み応え有り。 |
No.12 | 8点 | わが一高時代の犯罪 高木彬光 |
(2009/03/28 11:10登録) 時代をとても感じました。「蝋勉」なんかも・・。 事件よりも「その時代の学生」を読んだ印象です。 そして最後は何とも哀しく・・・。 学生時代の神津&松下氏を読めたのは嬉しい。 |
No.11 | 6点 | 暗い宿 有栖川有栖 |
(2009/03/28 11:02登録) 「宿」をテーマに繰り広げられる短編集。 ホテル・ラフレシアは最後が印象に残りました。楽園の中で繰り広げられる悲劇と人生のやせなさを感じました。 201号室の災厄(かな?) 火村助教授視点の話は初だったのでいつもと違った有栖川氏作品を読んだ感じでした。 |
No.10 | 7点 | 迷路荘の惨劇 横溝正史 |
(2009/03/20 11:43登録) 事件の裏に隠されたのは、謎よりも人間の「憎悪」だと印象深かった作品。人の「思い」は本当に深く根付いている。 最後の金田一耕助の温かさが際立った。 |
No.9 | 9点 | 悪魔が来りて笛を吹く 横溝正史 |
(2009/03/20 11:26登録) これは前にTVで放映されたのを何気なく見てしまっていた為、半分辺りから犯人が判ってしまっていた。(推理してわかった訳ではなく)だから残念だった。 当時は自分がこの作品を読むことは無いだろうと油断していたのだった。(書籍を読むといったら漫画ばかり・・;) それでも楽しめたのは横溝氏の文才が成せる業であろう。 |
No.8 | 8点 | 黒白の囮 高木彬光 |
(2009/03/14 16:51登録) 「石橋をたたいて渡らない」超慎重検察・近松茂道シリーズ。 読むに従って深まる疑惑、容疑者が次から次へと移項して犯人は一体誰なのか?と思ったら、最後に「お前かッ!」と叫びたくなる結末。 トリックと犯人の緻密さに驚く。流石は高木氏!!! このシリーズ他作品も読んでみたい。 |
No.7 | 9点 | 十角館の殺人 綾辻行人 |
(2009/03/12 23:57登録) 犯人の名前が出た瞬間、読み進めるより先に速攻で読んできたの頁を捲り返した。 |
No.6 | 10点 | 魍魎の匣 京極夏彦 |
(2009/03/12 23:53登録) 濃密且つ京極堂シリーズ最高傑作。 |
No.5 | 6点 | 13人目の探偵士 山口雅也 |
(2009/03/08 20:57登録) 久っ々のゲームノベル(?)が嬉しかった。でも駄目探偵にはがっかり。「これで探偵務まってんの!?」と突っ込みたくなる。ゲームノベルなので其々の話が短くされており、展開が早かった。 |
No.4 | 8点 | 斜め屋敷の犯罪 島田荘司 |
(2009/03/08 20:52登録) ※少しネタバレものです。 「凶器」規模の大きさに驚愕した作品。建物の構造を使っての犯罪はごく当たり前ですが「丸ごと凶器」トリックに驚嘆。いやぁ、判りませんでしたよ。 |
No.3 | 7点 | 占星術殺人事件 島田荘司 |
(2009/03/07 16:37登録) 漫画でトリックが判ってしまって残念、な作品。面白くて凄いトリックな筈なのになぁ・・。初めての島田荘司氏作品です。 |
No.2 | 8点 | 本陣殺人事件 横溝正史 |
(2009/03/07 16:19登録) 構造が高等過ぎてイマイチのみ込めなかった作品。映像にて密室の謎をスッキリさせ、もうちょっと知能が上がったらまた読みたいです。しかし、巧い。それだけは感じ取れました。 日本家屋で初実現の密室殺人!! |