| mozartさんの登録情報 | |
|---|---|
| 平均点:6.04点 | 書評数:214件 |
| No.114 | 5点 | 猫柳十一弦の失敗 北山猛邦 |
|
(2016/01/08 20:58登録) 行書体(?)で書かれた出だしの「稲木村縁起」と「龍姫拷問三景屏風」から、よっぽどおどろおどろしい話になるのかと身構えて読み始めたのですが、結構ライトな内容でちょっと肩すかしを食らった感じでした。ただ、十一弦とクンクンの雰囲気や、この作者らしい「力技」の仕掛けもあったりして、そこそこ楽しめました。 |
||
| No.113 | 6点 | 人魚の眠る家 東野圭吾 |
|
(2015/12/31 20:59登録) 結構重いテーマだったわりには読後感がそれほど暗くならなかったのは、最後の方で「傍目には狂った母親」が実は一番真剣に娘の死と向き合っていたのだと思えたせいかも知れなせん。読み返してもじわじわと感動する作品だと思います。 |
||
| No.112 | 7点 | さよなら神様 麻耶雄嵩 |
|
(2015/12/09 13:41登録) 「犯人は○×だよ」から始まるパターンにようやく慣れてきたと思ったら「バレンタイン昔語り」の仕掛けで度肝を抜かれました。しかも真犯人が・・・。前作の「神様ゲーム」は未読なのでこちらも読んでみたいと思います。 |
||
| No.111 | 8点 | オルゴーリェンヌ 北山猛邦 |
|
(2015/11/27 19:12登録) 前作「少年検閲官」ではその世界観にちょっとなじめなかったせいか、余り楽しめなかったけれど、本作はハウダニット、フーダニットとも著者の面目躍如といったところで、文句なく楽しめました。もう一度前作を読み返してみようと思います。 |
||
| No.110 | 5点 | 化石少女 麻耶雄嵩 |
|
(2015/11/27 19:07登録) 各話ともまりあ先輩の独断と偏見に基づく「迷」推理が開陳され、それはそれで一応の説明はつくのだけど、すっきりしない形で話が進むので、最後にどうオチがつくのかと思っていたら、こういう形で来るとは……。著者が著者なので、一見ラノベ風でも何か仕掛けがあるに違いない、とは思っていましたが。 |
||
| No.109 | 5点 | 探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2 東川篤哉 |
|
(2015/09/26 16:27登録) 本格テイストは薄味ですがすらすら読めました。作者のギャグ感は結構自分のような「高齢者」向きなのかな、と。涼とうるるの「対決」もなかなか面白かったけど、もうひとひねりあっても良かったと思いました(特に二度目)。 |
||
| No.108 | 7点 | ミステリー・アリーナ 深水黎一郎 |
|
(2015/09/26 16:18登録) よくこれだけ何通りかの解に向けた伏線(?)を仕込んだな~と率直に感心しました。最後の方はちょっと脱力気味でしたが・・・。 どうでも良いことですが、「アーッ!」ではなく「アッー!」ではないかと。 |
||
| No.107 | 6点 | どちらかが彼女を殺した 東野圭吾 |
|
(2015/09/10 14:31登録) 確かに犯人を特定する決め手にやや難があるのは事実ですが、こうした作品でも最後まで一気に読ませる作者の才能には率直に感嘆しました。 【ややネタバレ?】 自分も「隠れ左利き(字と箸は右利きだけどマウスとかは左利き)」なので、○○を××する時は全く同様の「作法」でやっているため、それほど「強引」な解釈とは思いませんでした。 |
||
| No.106 | 3点 | ライオンの歌が聞こえる 東川篤哉 |
|
(2015/09/10 14:24登録) 前作と比べてもキャラクターの魅力不足は相変わらずで、ギャグ度、ミステリー度ともさらに薄味と感じました。特に最後の「消えたフィアットを捜して」はいくら何でも……。 |
||
| No.105 | 6点 | 純喫茶「一服堂」の四季 東川篤哉 |
|
(2015/03/04 16:54登録) それぞれの話が、いつも通りのギャグが鏤められていながらも中身はしっかり「本格」だったのでかなり楽しめました。最終話での仕掛けも、ほのぼのとしたエンディングにも好印象を持ちました。 |
||
| No.104 | 4点 | 菩提樹荘の殺人 有栖川有栖 |
|
(2015/01/17 19:08登録) 「探偵、青の時代」は火村の(想像通りの)学生時代の話で、そこそこ面白かったけれど、それ以外はどれも今ひとつでした。それよりも、あとがきを読んで本シリーズが「サザエさん方式」で書かれていることを改めて知りました(汗)。 |
||
| No.103 | 4点 | 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか? 東川篤哉 |
|
(2014/12/19 06:54登録) 魔法使いの少女と被虐嗜好の刑事という一風変わった「コンビ」という設定は目新しさはあるものの、二人のキャラクターが今一つ内容にフィットできていないような気がします。ミステリーとしてはこの著者の他の短編作品と同様、小粒ですがそれなりに「本格」になっており、要は登場人物の魅力の差が作品に対する好き嫌いを左右していると言えるのでしょう。 |
||
| No.102 | 4点 | ライオンの棲む街 東川篤哉 |
|
(2014/12/18 14:20登録) ボケとツッコミ役を配したギャグは安定していてそこそこ面白いと思いましたが、ネタはそれほど凝ったものはなく、全体として軽めにまとまっていると思いました。 基本的には他のシリーズと同じようなパターンなので、エルザのキャラクターを好きになれるかどうかが本作(シリーズ?)を気に入るかどうかのポイントかと思います。自分としては烏賊川市シリーズの鵜飼の方がずっと好きでしたが・・・。 |
||
| No.101 | 5点 | 怪しい店 有栖川有栖 |
|
(2014/12/10 11:25登録) このシリーズとしてはまずまずの水準と言えるかも。 以下個別の感想: 「古物の魔」:そこまでこの仕事に入れ込んでいたとは……。 「燈火堂の奇禍」:火村の名推理はなかなかのものでした。 「ショーウィンドウを砕く」:この動機はちょっとどうかと。「完全犯罪」も結構杜撰だし。 「潮騒理髪店」:自分も(1000円カットではなく)ちゃんとした床屋に行きたいと思い直しました。 「怪しい店」:本筋とは別の所が面白かったりして。 |
||
| No.100 | 7点 | すべてがFになる 森博嗣 |
|
(2014/09/04 10:08登録) テレビドラマ化されるとのことなので再読しました。このS&MシリーズとVシリーズは新刊が出るたびに購入して一気読みするほど気に入っていたのですが、改めて本作を読み直すと犀川助教授のイメージが記憶とちょっと違っていて意外に新鮮でした。トリックやテクノロジーの設定が時代的に古いのは当然ですが、それよりもやはり動機に不満が残りますね。ただ、自分も理系出身なので、レガシーな業界用語の数々が少々懐かしくもありました。 それにしてもドラマ化は大丈夫だろうか……。 |
||
| No.99 | 4点 | 虚ろな十字架 東野圭吾 |
|
(2014/07/06 19:28登録) 読ませ上手は相変わらずでしたが、イマイチ「感動モノ」としてのできばえはちょっと「?」かな。まず、発端の「事件」が(言い方が悪いかも知れないけど)意外性がないし、その後の「贖罪」というのも取って付けた感が否めないような……。「死刑」に対する問題提起も今ひとつと思います。 |
||
| No.98 | 7点 | 夢幻花 東野圭吾 |
|
(2014/05/25 07:39登録) 率直に面白かった。ある意味、見え見えの伏線が見事に回収されていくラストには正直脱帽しました。ただ、伏線とは言っても、論理的に推理できるものではないので、パズルとして楽しむものではありませんが。 |
||
| No.97 | 8点 | 祈りの幕が下りる時 東野圭吾 |
|
(2013/11/24 09:54登録) 発売日に図書館に予約を入れたものの、2ヶ月以上待たされてようやくゲット。読ませ上手はさすがで、これまでの加賀恭一郎シリーズの中でも一、二を争う「感動モノ」だと思いました。「犯罪者」達を取り巻く人間模様の描写も東野圭吾「節」満載です。手元にある内にもう一度読み返したいと思っているのですが、図書館での予約待ちが200人を超えている状況では早く返却した方が良いのかも。 |
||
| No.96 | 5点 | 謎解きはディナーのあとで 3 東川篤哉 |
|
(2013/11/10 17:23登録) ミステリーとしては1や2と比べると小粒感が拭えませんが、登場人物達の魅力は相変わらずで、そこそこ楽しめました。 |
||
| No.95 | 4点 | 貴族探偵対女探偵 麻耶雄嵩 |
|
(2013/11/06 11:11登録) タイトルだけ見ると、貴族探偵と女探偵がタイマンを張るように思えますが、最後の一作を除いて、女探偵の「惜しい(あるいはイタイ)」推理を貴族探偵の使用人が「補正」して解決する、という、ある意味予想通りの展開です。ミステリーのロジックとしてはやや小粒で、ちょっと期待外れかな。ただ、最終話の展開はちょっとアレでしたw |
||