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ミステリの祭典

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謎解きはディナーのあとで 3
謎解きはディナーのあとでシリーズ

作家 東川篤哉
出版日2012年12月
平均点4.71点
書評数7人

No.7 5点 mediocrity
(2019/12/14 17:29登録)
①犯人に毒を与えないでください
猫とペットボトルの共通点ですか、なるほど。これがベストだと思います。
②この川で溺れないでください
犯人は、警察がその日の内に家に来ることを想定してあの行動を取ったことになる。そこまでやるだろうか?
③怪盗からの挑戦状でございます
ドタバタしているだけで、それほどでもなかった。
④殺人には自転車をご利用ください
あのアリバイ工作は、事件に関わりがあるということを自白しているようなものだと思うんだけど。
⑤彼女は何を奪われたのでございますか
このネタ2巻にもあったような。
⑥さよならはディナーのあとで
最後の事件にしてはずいぶん地味です。
<おまけ>探偵たちの饗宴
一発ギャグとしてはなかなか。

確かにネタ切れぽいけど、人気シリーズをあっさり終わらせるのはすごいですね。

No.6 6点 makomako
(2015/03/06 21:01登録)
このシリーズがどうして大ヒットしたのかよくわからない。作者を著名人にしたヒット作なので続編を出すのは出版業界として当然ではあるが、ひょっとして作者自身もあまり続編が書きたくなかったのかも。
 続編が出るたびにちょっとずつクオリティーが落ちる感じがします。
 このあたりでこのシリーズは終了がよさそうですね。

No.5 3点 いいちこ
(2015/01/14 14:55登録)
第2作と同様に近隣の図書館に蔵書があったので読了。
みなさんの評価と同様。
第1作からはもちろん、第2作からもさらに劣化しており、著者の力量からして最低限の水準にも達しておらず残念。
せっかくの大ヒット作品であるだけに、本作をもってシリーズ完結なのであれば妥当な判断。

No.4 5点 mozart
(2013/11/10 17:23登録)
ミステリーとしては1や2と比べると小粒感が拭えませんが、登場人物達の魅力は相変わらずで、そこそこ楽しめました。

No.3 6点 白い風
(2013/03/26 23:09登録)
6編とも相変わらずの軽いノリでコミック感覚で楽しめますね。
今回も中村佑介さんの表紙・挿絵がいいですね。
読み終わったあとに再度見直すと事件に関係のある物が散りばめられていて楽しめますね。
(ミステリと関係ないけど・・・)
風祭警部が異動になった今後、続編がどのような形になるか楽しみだね。

No.2 4点 まさむね
(2013/02/24 22:27登録)
 人気シリーズの第三弾。
 軽快な本格ミステリとしてのいつもの持ち味は出ているのですが,ちょっと小粒でしたねぇ。また,犯人の行動として理に適っていないと思われる点(「殺人には自転車を~」でのカムフラージュ等)もあったりして,積極的にはオススメできません。
 ネタ切れ感についてはkanamoriさんと同意見です。この辺りが潮時のような気がしますね。

No.1 4点 kanamori
(2013/01/28 11:23登録)
人気の令嬢刑事&毒舌執事シリーズの連作短編集3作目。

このシリーズは、赤川次郎などがよく書くシチュエーション・コメディの形を採りながらも、トリック&ロジック面でもそれなりに読ませるまずまずの本格ミステリになっていたと思いますが、ここにきてネタ切れ感がありありです。
マンネリ回避のためか「怪盗からの挑戦状でございます」という変化球もありますが、これが一番の凡作になっているような・・・。
最終話「さよならはディナーのあとで」の内容から、本書でシリーズは完結のようで、そうであれば賢明な判断だと思います。

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