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ミステリの祭典

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ライオンの棲む街
平塚おんな探偵の事件簿1

作家 東川篤哉
出版日2013年08月
平均点4.75点
書評数4人

No.4 5点 makomako
(2020/11/29 08:41登録)
 東川氏の作品はいつもサービス精神にあふれ、楽しませてもらっているのですが、このお話はユーモアも内容も今一つといった感じでした。
 トリックはそこそこ、それをユーモアで補うといった作品なのでユーモア度が下がると作品の価値も下がってしまいます。
 何より探偵のエルザがあまりにも言葉使いが悪すぎる。勿論そういったキャラクターなのでしょうが、ちょっとやりすぎなのでは。本当は上品な家庭で育って、時々すごく丁寧な言葉でしょべるようなキャラクターのほうがよかったかも。

No.3 4点 mozart
(2014/12/18 14:20登録)
ボケとツッコミ役を配したギャグは安定していてそこそこ面白いと思いましたが、ネタはそれほど凝ったものはなく、全体として軽めにまとまっていると思いました。
基本的には他のシリーズと同じようなパターンなので、エルザのキャラクターを好きになれるかどうかが本作(シリーズ?)を気に入るかどうかのポイントかと思います。自分としては烏賊川市シリーズの鵜飼の方がずっと好きでしたが・・・。

No.2 5点 まさむね
(2014/01/26 21:16登録)
 平塚市に探偵事務所を構える名探偵・生野エルザと助手・川島美伽のコンビが活躍する,新シリーズの短編集。二人は高校時代の友人同士で,10年ぶりに再会を果たした27歳アラサー女子。東川サン,結構思い切った設定にしたなぁ…と思いながら読んでいたのですが,キャラ自体はなかなか魅力的。
 ワントリックに特化した短編揃いで,捻りという点では物足りなさを感じますが,サクサク楽しみたい気分だったので,個人的にはむしろ心地よかったですね。
 ところで,作者の「探偵モノ」といえば,烏賊川市シリーズでお馴染みの探偵・鵜飼&助手・戸村コンビが王道(現在ドラマ放映中ですし,先輩格なのは間違いない)。さて,作者が今後この両コンビをどう使い分けていくのか,密かに楽しみにしています。

No.1 5点 kanamori
(2013/09/18 21:39登録)
平塚で探偵事務所を開く若い女性コンビによる連作ミステリ。
このところ目先を変えて、次々と新しいキャラクターを創造してますが、いずれも本格ミステリにボケ&ツッコミのお笑いをまぶせた基本の構成は同じなので、あまり新味を感じないのが辛いところ。

収録作のなかでは、目張り密室にあるトリックを応用した5話目の「女探偵の密室と友情」がまずまずの内容で個人的ベストですが、全体的に既読感のあるトリックが多い印象。とくに第1話は海渡英祐の短編にほぼ同じのがあったような気がする。
なお、久々に広島カープ・ネタ(=コンタクトを捜す達川光男)があったので採点をやや甘めにしましたw

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