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ミステリの祭典

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itokinさんの登録情報
平均点:7.28点 書評数:345件

プロフィール| 書評

No.85 8点 戻り川心中
連城三紀彦
(2008/12/05 19:20登録)
連城さんは初めて、きれいで読みやすい文章にびっくり、どれも意外性あり終わり方も良く心に残る。短編でここまで楽しましてくれる筆力に脱帽です。


No.84 8点 桜宵
北森鴻
(2008/11/24 17:03登録)
北森作品は3作目、やはり北森さんはただ者ではない。短編でここまで書ける人は少ない、誰でもが持っている心の秘密を淡々と解き明かしその人の将来を思いはかる終わり方に共感をよぶのかもしれない。


No.83 8点 花の下にて春死なむ
北森鴻
(2008/11/20 19:56登録)
短編にもかかわらずどれも格調高く心に残る。きっと、2度、3度と読みたくなる数少ない作品だと思う。


No.82 8点 親不孝通りディテクティブ
北森鴻
(2008/11/13 15:21登録)
北森さんの作品は初めてです。ショックを受けました。この人の語り口はすばらしいですね、無駄がなくスピーディーで独特の世界を感じました。とにかく急いでもう一つ読んでみます。


No.81 6点 まほろ市の殺人 春
倉知淳
(2008/11/09 17:01登録)
あり得ないトリックで肩すかし。でも、すらすら最後まで読みきれた。倉知さんの作品は楽しく読めますね。
弟より、猫丸さんの登場の方がおもしろかったのでは?


No.80 7点 死神の精度
伊坂幸太郎
(2008/11/07 14:58登録)
どれもが水準以上の伊坂氏の雰囲気の出た作品ということか?


No.79 9点 家日和
奥田英朗
(2008/10/30 09:02登録)
奥田さんの作品は、それぞれ生活感が出ていて妙に共感させられる。今回の短編集もどれをとっても秀逸だが、「麦と玄米御飯」は、奥田さんの日常がかいま見られて楽しかった。それにしても、妻の里美さんは幸せな人です。


No.78 6点 三毛猫ホームズの推理
赤川次郎
(2008/10/27 18:52登録)
こんなのを本格と言うんですか?なんか、ご都合主義のかたまりみたい、第一猫を探偵に見立てるのが無理がある。ただ、すらすら読めるのが救い。


No.77 8点 殺しの双曲線
西村京太郎
(2008/10/23 06:47登録)
二つの事件を事件をどう結びつけるのか、マークの意味は?等、クリスティーに挑戦する制約になかでよく練られている。
しかし、今ひとつ盛り上がりに欠けるのは、キャラクターが弱い、悲しみ、怒りが、表現されたいないためか?(最後の数行を除いて)


No.76 7点 未完成
古処誠二
(2008/10/18 11:41登録)
古処さんの文章は変にひねったところがなくて読みやすいですね。終章の数ページは考えさせられました。


No.75 6点 愚か者死すべし
原尞
(2008/10/07 15:19登録)
ユーモア、皮肉の入った文体でそれなりに楽しめたが、あり得ない犯罪で最後までついて行くことが出来なかった。


No.74 8点
荻原浩
(2008/09/26 10:09登録)
ありそうでなさそうな話。警察の無能ぶりが少し気になるが結構だまされ楽しんだ。最後の一行でこの二家族はどうなるのだろうとしばし思いやった。


No.73 6点 名もなき毒
宮部みゆき
(2008/09/21 09:00登録)
前半の展開から後半の盛り上がりを期待したがしりすぼみ。
宮部さんにしては平凡・・・。


No.72 9点 マドンナ
奥田英朗
(2008/09/14 09:03登録)
うーん、どの物語も自分の気持ちと同化できるすばらしいの一語に尽きる短編集です。主人公の心の揺れをてらいなくユーモアを交えて表現する奥田さんは天才です。


No.71 9点 サウスバウンド
奥田英朗
(2008/09/12 11:31登録)
奥田さんの作品はどうしてこんなに楽しいんだろう。この人のユーモアのセンスには脱帽です。小6の子供目線で書かれているがその世界が生き生きと描かれている。それぞれのキャラも際立っていて特にお父さんの虎さん的キャラは最高。


No.70 7点 ぼんくら
宮部みゆき
(2008/09/10 11:19登録)
江戸時代の下町の暮らしの状況が絵を見る様に表現されているのは流石、巧みな構成とそれぞれのキャラクターで十分楽しめたが、中盤で少しだれるのと後半の盛り上がりに欠ける又少し長すぎる様に思う。


No.69 6点 日曜の夜は出たくない
倉知淳
(2008/09/03 10:49登録)
倉知淳としてのデビュー作らしいが、この人に掛かるとどのような小さな出来事でもミステリーにしてしまうという才能をかいま見ることが出来る。キャラクター作りがうまいためか読者を最後まで飽きさせない筆力もうかがい知れる。


No.68 8点 過ぎ行く風はみどり色
倉知淳
(2008/08/28 09:44登録)
本格のトリックとは言い難いが小さな矛盾まで丁寧に解き明かし、やられたと思わせるほのぼのとしたこの人の作風は好きだ。内容は7点だが猫丸先輩の登場で8点。


No.67 6点 交渉人
五十嵐貴久
(2008/08/14 09:30登録)
途中この作品は緊迫感がないなあ、作家の力量かと思って読んでいたがそれが最後で解った。俺って馬鹿だなあ・・・。


No.66 6点 メルカトルと美袋のための殺人
麻耶雄嵩
(2008/08/14 09:10登録)
短編で良くできている面白いと思って読んだのが2週間前だがさっぱり頭に残ってないのはなぜだろう。(そうか単に俺の頭が悪いと言う事か)

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