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ミステリの祭典

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迷路館の殺人
館シリーズ

作家 綾辻行人
出版日1988年08月
平均点6.72点
書評数114人

No.114 9点 hsiyehmeipo
(2024/04/14 22:31登録)
作中作特有のトリックだったり遊び要素だったりでびっくりポイントがいくつもあって面白かった

No.113 10点 密室とアリバイ
(2023/05/03 21:25登録)
迷路館は女性が読むとそんなわけねぇよってなるそうですね 

No.112 8点 みりん
(2022/12/18 16:39登録)
【ネタバレあり】


推理作家が集まる事件ということで作中で「優れたミステリ」の例として「①冒頭の不可解性 ②中盤のサスペンス ③結末の意外性」と語られていましたが,まさにこの迷路館の殺人がそれを満たしていて,綾辻先生のミステリ観が知れてよかったです。

No.111 9点 じきる
(2020/08/23 19:07登録)
館シリーズで一番好きな作品です。
遊び心に溢れた仕掛けの数々は、トリックスター綾辻行人の面目躍如と言えるだろう。

No.110 8点 雪の日
(2020/04/14 16:05登録)
館シリーズ1のどんでん返しだと思います。

No.109 4点 レッドキング
(2019/04/04 08:35登録)
作中作の入れ子構造って、ミステリでなくてもミステリアスな雰囲気を醸し出してしまうから、ミステリ小説で大上段に構えて使われると、どうしても期待値ハードルが上がってしまい評価値が下がってしまう。

No.108 8点 mediocrity
(2019/03/02 04:30登録)
若干ネタバレあり



最後、どんでん返しが2回あった(と私は感じた)。
2回目のどんでん返しは好きだ。まんまと騙されたし、騙されて嫌な気がしなかった。
その前のどんでん返しは好きでない。名前と「血」の問題。
鹿谷門美の性別についてはどちらなのか考えながら読み進めていたが、まさかそちらが問題になるか。
あの名前でそれは流石に無理があるような。
「血」は可能性としては考えたが却下した。対策をしていたら漏れ出るとは思えなかったから。
あと、乱歩や正史の作品ですら今のところ遭遇していない「時代のせいで意味がよく分からないトリック」に30年前の作品で初めて出会うとは思ってもみなかった(wwhの件です)。

全体としては楽しめました。面白かったです。

No.107 8点 虫暮部
(2018/02/16 10:36登録)
 鼻血の確認の為に自らの鼻腔を覗かせる医師、の場面があまりにも印象的。というか、四半世紀ぶりに再読したところ、このワン・シーン以外は何も覚えていなかった私である。

No.106 8点 名探偵ジャパン
(2016/10/03 15:54登録)
本作「館シリーズ」第三弾は、一作目「十角館」の驚きと、二作目「水車館」の本格風味を混ぜ合わせたようなハイブリッド作品に仕上がっています。
始まりからおしまいまで、様々な形のトリックがふんだんに使用され、「作中作の解決」「作中作の外の解決」「作中作の作者の謎」と、多段階的に謎が解明されていき、最後の最後まで気を抜けません。
中でも、先中作に仕掛けられた例のトリックは、読者を驚かせるため、というメタ目的だけではなく、作中にそうした記述をする理由がきちんと説明されていることに好感が持てます。

そして本作で、作者綾辻は、「館シリーズ」だけに使用が許された掟破りの手段の確立に成功します。その手段とは、ずばり、「中村青司が建てた建築物だから、隠し通路があってもおかしくない」という、本格ミステリとしては前代未聞の、「隠し通路容認トリックの使用」という大偉業です。

だからといって、綾辻が「実は隠し通路でした」などという安易な使い方をしないことは言うまでもありません。「隠し通路」があるからこそのトリック。それを見破る論理というものを出してきます。「転んでもただでは起きない」というのとはちょっとニュアンスが違いますが、「隠し通路が使えてもただでは使わない」ミステリ作家綾辻行人の矜持がここにあります。

他のレビュワーの方々が言われる通り、「首切りの論理」における「血の扱い」のくだりで、真相のディスカッションが一切行われないというのは、読み返すと違和感を憶えます。(我々読者と違い、作中の人物は、「あの人物」が「実はああいう属性である」という事実を認識しているわけですから、特に)
ですが、それを差し引いても本作が抜群に面白く、驚きに満ちた本格ミステリであることに疑いはないと信じます。

No.105 6点 パメル
(2016/08/11 15:32登録)
作中作を組み込んだミステリ
多額な遺産をめぐり執筆合戦が繰り広げられる中殺人事件がおきる
周到な企みと徹底的な遊び心が溢れている
二重三重に仕掛けられたトリックは切れ味がある
ただ最後の真相で名前でミスディレクションしている点は不満
あの人物を●かもしれないと思う人はまずいないでしょう

No.104 9点 青い車
(2016/01/31 09:41登録)
あとがきで作者も述べている通り、とことん人工的なミステリー。館の構造からして現実にはありえません。しかしいくつものトリックや、どんでん返しに次ぐどんでん返しを比較的コンパクトにまとめているところは非常に僕好みです。推理小説の老大家の遺産をめぐる競作、その作品通りに次々とおこる殺人というストーリーもケレン味満点で、馬鹿らしく思う人もいそうですがこの過剰な読者サービスがまた魅力でもあります。若き日の作者の気合いが伝わってくるようです。読んでいる間の楽しさは『十角館』以上で、ミステリーにはまり始めたころ読んだ思い出もあり、高く評価します。

No.103 6点 風桜青紫
(2015/12/21 02:54登録)
メイントリックは手垢がついてるし、犯人当ての伏線についても、首切り講義の途中で「なんでこれについて触れないの?」と察しがついてしまったから、素直に驚けなかった。いや、まあ、犯人については、普通にフェイクにひっかかったんだけど(笑)。どっちかといえば、作中作内の作中作だとか、財産をかけた執筆バトルみたいな読んでてワクワクする要素を評価したいかな。館シリーズってパーツひとつひとつで見ていけば大したことないんだが、こと読者を盛り上げることに関して、後追いの凡作と一線を画してると思うのよ。まあ、与太を与太として楽しむ姿勢がいるかもしれないけど。

No.102 8点 ロマン
(2015/10/20 19:56登録)
推理作家達が集まる地下の迷宮。館の主の死から始まる劇的な幕開け、見立て殺人によって次々と退場していく作家達、迷路に仕掛けられた冒険小説的なサスペンスと盛り上がる展開の連続でわくわくしながら頁をめくった。冒頭で示されるフーダニットと、作中作と作中作中作による何重もの入れ子構造に何が現実か判断がつかずに惑わされる。意外な真相による驚きも強くて見事に騙された。若干アンフェアなのが欠点。情景描写が少ない代わりに館の雰囲気というのが出ていて、怪奇的な装飾にぞわぞわとした。シリーズ3作の中ではお気に入りの一作。

No.101 8点 斎藤警部
(2015/07/27 17:45登録)
館、第三弾もやっぱり面白いです。 複雑構造の謎物語が意外にもスッキリ解決される様子に身をゆだねるのは気持ちが良いものです。

(以下ネタバレ有り)
「作中作中競作」のアイディアが魅力的ですね! まず「作中作中作」の企みを、上滑りすること無く具現化させているのが一番。そして「作中競作」の興味深さはえも言われず、もちろんその「作中競作」で目を引いておいて実はもう一つ外に「作」があったという結末に持ち込む綺麗なミスディレクション。そしてその「最外作」視点で語られる「真ん中の作」を書いた理由。。 いくつかの叙述トリック(さてそれはどの「作」にある?)も見事にやってくれますね。。

ところで最後に、まるで「作品」についてのコメントじゃなくて恐縮ですが、このまえ実家に帰ったら、昔置いてったこの本を父が読んでいてびっくりしましたよ。普段ミステリと縁遠い人が、よりによって。。 これ読んだ結果、脳が活性化して健康で長生きしてくれたらいいな。

No.100 8点 まっち
(2015/03/22 09:37登録)
作中作という設定にとてもワクワクしながら読み進められました。細かいトリックというよりはどんでん返しメインという感じで、ざっくり読み流してしまう私としてはとても楽しめました。全体的に軽い雰囲気で読みやすかったです。
どんでん返しにつながる第一の殺人の真相には多少無理があると思いましたが、論理的に考えていけばそれしかないのかも。
おもしろかったです。

No.99 8点 CHABI
(2015/02/15 00:06登録)
十角館が好きな人なら納得いく一冊になるのかな
騙される快感が味わえる傑作
読み応えありって感じでしょうか
こういう仕掛けは好きですね

No.98 8点 sophia
(2014/06/28 02:10登録)
館シリーズの中では平均的な出来。
十角館や時計館と比べるとインパクトがやや不足。
ちなみにこの作品は泡坂妻夫氏の某有名作にインスパイアされたんでしょうか。

No.97 7点 ボナンザ
(2014/04/07 01:30登録)
十角館ほどではないものの、どんでん返しの連発を仕掛ける意欲作です。
あまり書くとネタバレになるので書きませんが、十角館を気に入った方はおおむね満足できるのではないでしょうか。

No.96 7点 mohicant
(2013/08/05 03:07登録)
 迷路をトリックに取り入れていることは好感が持てた。ドンデン返しもあり、満足。

No.95 9点 バード
(2013/06/01 18:11登録)
個人的にはびっくり館までの8作の中では館シリーズNo.1の作品。

再読回数も多く、それだけ好みに合ってるということだと思う。作中の「迷路館の殺人」の真犯人はわかったがその後明かされる真実に完全にしてやられた、こんな風に気持ちよくだまされたからこそ面白いと感じたのだろう。9点か10点かで迷ったが十角館との差は僅差なので同じ点数で。

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