皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ SF/ファンタジー ] 新世界より |
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貴志祐介 | 出版月: 2008年01月 | 平均: 6.09点 | 書評数: 11件 |
講談社 2008年01月 |
講談社 2011年01月 |
講談社 2011年01月 |
講談社 2011年01月 |
No.11 | 5点 | ひとこと | 2023/05/30 12:26 |
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長いけどまあまあ |
No.10 | 6点 | ʖˋ ၊၂ ਡ | 2022/08/09 14:19 |
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SFとしては古典的なパターンで、黄金時代のSFを彷彿させるアイデアを波乱万丈活劇の中にうまく埋め込んであるから、SFに馴染みがない人でも大丈夫。
上巻が少年物の冒険小説。サマーキャンプですごいものを発見し、事件に巻き込まれる話と並行して、この世界の謎が少しずつ明らかになってくる。下巻は語り手が大人になってからの話だが、上巻のいろいろな出来事が伏線になって、クライマックスの怒涛の展開につながる。 |
No.9 | 7点 | ぷちレコード | 2022/06/13 23:39 |
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未来の日本が舞台で、伝奇SFもしくは新世界冒険ファンタジーとでもいえる。
物語はヒロイン早季が子供時代を回想する手記形式で描かれている。いまから4年後の子供たちは呪力を手に入れることで大人になっていく。一方で、外界と町を隔てる「八丁標」から外に出てはならないなど、徹底的に社会に管理されていた。また、マケネズミやフクロウシなど奇妙な生き物が共存している世界だった。 いったいどうしてそれまでの文明が滅び、千年後にこのような世界が出現したのか。子供たちが消えるのはなぜか。恐るべき悪魔とはなにか。いくつもの謎をはらみつつ、早季たちは異形の怪物たちと戦い、隠された真実を暴こうとする。 奇抜な発想による世界観の妙とスリリングで波乱に満ちた冒険行の興奮。作者はあらゆる小説ジャンルの要素を混ぜ合わせ、新たな神話を生み出した。 なにより戦争を繰り返し、他人を攻撃してやまない人類の根源に迫るテーマを内包している。 |
No.8 | 7点 | 邪魅 | 2017/03/01 08:03 |
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これは面白かったです
伝奇小説として見ても中々好みでした ただ、中盤というか終盤の戦いのシーンはそんなに引き込まれるわけでもありませんでしたし、性的描写も要らないような気がしてしまいました それでも長さを感じさせないくらい引き込まれましたし、何より作品のもつ世界観が好きでしたのでこの評価で |
No.7 | 6点 | いいちこ | 2016/08/01 18:22 |
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近未来の日本を舞台に、古代日本の世界観を壮大なスケールで表現。
リーダビリティや1個の読物としての完成度も高い。 一方、思わせぶりな後日視点からの叙述や、我々の倫理観では考えられないオープンな性行為等から、大胆などんでん返しを期待していたが、それはなし。 執筆に至った作者の課題認識や、「新世界」が指し示すものは見えて来ず、エンタテインメントの域を超える印象はない |
No.6 | 3点 | いけお | 2011/07/03 08:44 |
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長いのはいいがいろいろな要素を詰め込みすぎで、どれも説得力が足りなくなってしまった印象。
さらに長くなってもミステリ的要素がさらに欲しかった。 |
No.5 | 6点 | ある | 2011/06/04 00:09 |
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最初の200ページくらいは「長いな~」と感じてしまい,斜め読みをしてしまったのですが,下巻に入ってからは一気に読まされました。
呪力=魔法という感じでハリーポッター風な流れから,「クリムゾンの迷宮」風なバトルもあり,成人男性ならば楽しめると思います。 |
No.4 | 6点 | つよ | 2011/05/01 22:07 |
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まずまず。
ただし長さ程の価値は? |
No.3 | 6点 | emi | 2011/03/10 19:54 |
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長編小説です。文庫本で三部作あります。それでも、あっという間に読んでしまいました。グロテスクな描写が多く、児童にはあまりお勧めしたくありませんが、SF小説です。
十分楽しめたのですが、少し気になったところが・・・。ところどころで、伏線を感じさせる文章が多様されていて(「後に○○になるとは、このときはまだ知る由もなかった…」みたいな)、そのせいで余計に勘ぐってしまったり、展開に過度な期待をしてしまい、結局尻つぼみで終わってしまうことが多かったです。おかげで続きが気になって、寝食も惜しんで読みふけってしまいました。 |
No.2 | 7点 | touko | 2009/11/30 21:26 |
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SFではよくあるテーマを扱っているのですが、冒頭はまるで和風ハリポタ。児童文学風の文体、刺激的でゲームちっくなイベント・戦闘てんこもりで、リーダビリティはすごく高い。かなりの枚数の長編ですが、あの手この手で楽しませてくれるので、飽きません。
ラストはたいていの読者は予測出来るであろう、某古典映画を思い起こさせるお約束の展開……とはいえ、未来人である主人公たちは過去と断絶しているので、真相を知ったらどう反応するのかにワクワクすることはできます。 謎より、倫理的な命題について考えさせられる作品でした。 |
No.1 | 8点 | kazu | 2008/05/10 17:43 |
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まさに新世界をみせてくれました。
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