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ミステリの祭典

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VOLKSさんの登録情報
平均点:6.75点 書評数:351件

プロフィール| 書評

No.231 6点 ブルータスの心臓−完全犯罪殺人リレー
東野圭吾
(2008/12/10 09:23登録)
東野作品にしては珍しく終盤まであまり引き込まれることなかったが、それは登場人物に好意を持てなかった為か。
読み返してみると、少しずつ計画のズレが生じ、それによってうまい具合に事件が複雑になっていく仕組みが幾つも用意されてあり、さすが練られた作品だと感じるのだが・・・


No.230 7点 我らが隣人の犯罪
宮部みゆき
(2008/11/25 18:20登録)
日常の中にあるちょっとしたミステリィの短編集・・・というには高レベル過ぎる本格短編集だと感じた。


No.229 8点 茨姫はたたかう
近藤史恵
(2008/11/25 18:11登録)
シリーズ1作目「カナリヤは眠れない」が面白かったので、こちらもすんなりと手に取ることが出来たが、こちらの作品の方が更に楽しめた。
ゲスト女性同士の絡みシーンでは「さすが女性作家」と思わせられ、小松崎氏の恋の悩みでは思わずエールを送りたくなり、肝心のストーリーも「スッキリ解決」が気持ちよかった。


No.228 6点 カナリヤは眠れない
近藤史恵
(2008/11/25 18:05登録)
「凍える島」の登場人物や設定などが苦手だったので、近藤史恵の作品に躊躇していたが、その意識がこの作品で払拭された。
ストーリーには今ひとつ馴染めなかったが、整体師という少し変わった探偵役と、その彼を取り巻く人物たちに好感が持てたので面白おかしく読めた。


No.227 4点 この島でいちばん高いところ
近藤史恵
(2008/11/20 12:03登録)
読後感悪し(汗)
生き残った女子高生が、「助かった」のに「救われていない」気がした。
決してスプラッタではないのだが、綾辻氏の「殺人鬼」を思い起こした。


No.226 8点 生存者、一名
歌野晶午
(2008/11/20 11:54登録)
短編小説を読む場合、ストレートに結末へと向かっていく読み方をする癖があるのだが、この作品に限っては、短い中にも世界観がぐっと広がった空間を感じながら読むことが出来たので、満足。
適度なドキドキ感も良かった。


No.225 5点 なつこ、孤島に囚われ。
西澤保彦
(2008/11/20 11:46登録)
ほんっとに「おぉーーいっ!」と、作者に声をかけたくなる作品でしたが、読後の不快感はあまりなかったなぁ(笑)


No.224 7点 三つ首塔
横溝正史
(2008/11/16 17:48登録)
久々に、再読。
あー、こんな話だったかも・・・と、読み返しながら内容を思い出した。
正直に言えばその程度の内容(失礼・汗)なのだが、読ませる文章力は凄いと思う。
残念なのは名探偵金田一耕助の出番が少ないことだが、めくるめくストーリー展開と、バタバタと人がたくさん殺される様には十分引きつけられた。


No.223 4点 虚無への供物
中井英夫
(2008/11/16 17:37登録)
読解力の低さ故か、読み終わってみれば心に響くものも無く、読んでいる最中もあまり引き込まれなかった。
正直、長かった。


No.222 4点 ドグラ・マグラ
夢野久作
(2008/11/16 17:28登録)
ちょっと理解不能。
そんな自分の脳みそが残念・・・チャカポコチャカポコ・・・


No.221 8点 さまよう刃
東野圭吾
(2008/11/16 17:06登録)
重く難しいテーマに取り組んである意欲作。
読者が、主人公のとる行動に対して「肯定」するか「否定」するかによって物語の評価は分かれると思うが、読後に感じたことは、自分は「肯定」側にいた、ということだった。
ミステリィ感は薄いが、それほど大きなキーになるとは思わなかった「密告電話」が最後の最後まで引っ張られていたのには、唸らされた。


No.220 7点 黒笑小説
東野圭吾
(2008/11/16 16:51登録)
全編面白おかしく読めたが、特に前半の連作短編は「にやっ」とさせられ気に入った。


No.219 7点 眠りの森
東野圭吾
(2008/11/08 20:22登録)
全体的な「あま〜い雰囲気」は抜きとして(汗)ストーリーやトリックは面白かった。
加賀刑事を除いて、登場人物にあまり魅力が感じられなかった点は残念。


No.218 9点 ビター・ブラッド
雫井脩介
(2008/11/08 20:09登録)
面白かった。
単純に思える事件に「なぜ」が幾つも散りばめられていて、とにかく飽きなかった。
と言うか、主要登場人物たちはどれをとっても癖があるので、その味付けだけでも十分楽しめるほどだった。

読後、我が家では「クーガークーガー!!!」大流行(笑)


No.217 8点 屍蝋の街
我孫子武丸
(2008/11/08 19:58登録)
前作よりパワーアップしているので、あの世界観を面白いと感じる人なら更に楽しめること請け合い。
ハチャメチャ度が増していて読んでいてドキドキした。
シンバが愛おしく感じた。


No.216 6点 弥勒の掌
我孫子武丸
(2008/11/08 19:52登録)
一気読みで、読んでいる間中は先へ先へと引き込まれとても面白かった。
そのわりにラストの呆気無さ、と言うか、そー来るかっ!と言うか。


No.215 8点 腐蝕の街
我孫子武丸
(2008/10/29 00:16登録)
個人的には凄く面白かった。
ミステリィ度は低いが、ぐいっと引き込まれる作品。一気に読んだ。


No.214 6点 悪党たちは千里を走る
貫井徳郎
(2008/10/29 00:01登録)
貫井氏にしては珍しく軽いタッチの読み心地の良い作品。岡嶋作品かと見紛うほど。
ミステリィ度は低いがコメディタッチに奮闘する登場人物たちが楽しい。


No.213 6点 ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎
(2008/10/28 23:51登録)
なんだか救われない、というのが読み終えた瞬間の感想で少々残念だった。


No.212 7点 毒笑小説
東野圭吾
(2008/10/28 23:40登録)
前作、怪笑小説よりも素直に笑える作品が多く更に楽しめた。

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