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ミステリの祭典

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屍蠟の街
腐触の街シリーズ

作家 我孫子武丸
出版日1999年08月
平均点6.50点
書評数4人

No.4 6点 虫暮部
(2025/01/03 11:33登録)
 続編は前編を超えないと高評価はしづらいな~、と私は思った。
 事態がエスカレートしている点は良い。犬を飼いたがるのは微笑ましい。しかし、ハッカーの話に変わると前半の脇役は何処かへ行っちゃって、読み終えてみると取り散らかった話、との印象も強い。
 そして、この設定だと “溝口 vs 菅野” の最終的な決着は付けようが無いよね(自殺は勝利ではないと思う)。作者は自身に対しての無茶振りに応え切れなかったのか。否、最後の章の一人称代名詞は伏線のようにも思えるし、リドル・ストーリー?

No.3 8点 VOLKS
(2008/11/08 19:58登録)
前作よりパワーアップしているので、あの世界観を面白いと感じる人なら更に楽しめること請け合い。
ハチャメチャ度が増していて読んでいてドキドキした。
シンバが愛おしく感じた。

No.2 8点 桜ノ宮
(2004/07/14 21:49登録)
本屋さんで手にとったときは、前作のことをすっかり忘れていました。
でも、作者で購入。
読んでいる内に、あぁそんな話だったなぁ・・・と内容とは別に、ほのぼの読んでいましたが!
ドキドキした!!もー後の展開が気になって気になって。
前作では味わえないスリルがあると思いました。

No.1 4点 すー
(2001/04/10 08:30登録)
やっぱり我孫子は本格ミステリの人だな、と思った。

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