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ミステリの祭典

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VOLKSさんの登録情報
平均点:6.75点 書評数:351件

プロフィール| 書評

No.171 6点 放課後
東野圭吾
(2008/05/31 11:16登録)
殺人の動機に関しては納得いかないところもあったが、総じて楽しめる作品だった。また、変に恥ずかしくなるようなくすぐったい学園モノではなかった点も良かった。
さすが東野氏、と言わざるを得ない物語の展開、文章、素晴らしいデビュー作品だと思う。


No.170 8点 女王国の城
有栖川有栖
(2008/05/31 11:09登録)
江神シリーズ好きな者にとって、じっくり読める本作はとても良かった。腰を据えて、この物語の中にどっぷりと休日を費やすことが出来た。アリスとマリアが目立つシリーズだが、本作ではモチさんと信長さんもしっかりアピール出来ている点でも嬉しく感じた。


No.169 8点 超・殺人事件―推理作家の苦悩
東野圭吾
(2008/05/16 23:06登録)
かなり笑った。

特に気に入った作品は「超長編小説殺人事件」で、これは夜中に声をあげて笑ったほど。
通常のミステリー短編集ではないが、これはこれで評価したい。


No.168 6点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2008/05/16 23:00登録)
思いっきり期待をして読んだので、6点。
思いっきり期待をせず読んでいたら、おそらく+1点。

「無駄に長い」に、+1票。
「もっとおどろおどろしい作品を期待」に、+1票。


No.167 6点 タカイ×タカイ
森博嗣
(2008/05/07 22:58登録)
他のシリーズに比べると登場人物が好みなのでお気に入りのシリーズなのだが、今回は西之園嬢、出しゃばりすぎ(汗) ここではあくまで「ゲスト」でいて欲しかった。
それにしても、真鍋君がいい。鷹知氏よか、ずっと探偵してるし。


No.166 7点 イナイ×イナイ
森博嗣
(2008/05/07 22:46登録)
×シリーズ、第一弾。

読み返してみると、ラストはそこそこの衝撃波に襲われたが、何故かすっかり内容を忘れていた(汗) ありふれていると言えばありふれている謎だったせいだろうか。
西之園嬢をゲスト起用とは憎い演出。


No.165 7点 キマイラの新しい城
殊能将之
(2008/05/02 20:57登録)
殊能ワールドのどこが好きなのか? と、問われたら答えるのに窮するが、しいて言えば「現実味の薄いふざけた設定」だろうか。のらりくらりの薀蓄も嫌いではない。
チラリと覗くアントニオの魅力がいい。


No.164 8点 オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎
(2008/05/02 20:46登録)
不思議な感覚の持ち主達が住む島。読み進めていくうちに、主人公同様に読者もその「不思議」を受け入れ初めている。
伊坂作品の原点、さすがに面白かった。


No.163 8点 ラッシュライフ
伊坂幸太郎
(2008/04/26 16:15登録)
非常に面白いパズルだった。


No.162 6点 8の殺人
我孫子武丸
(2008/04/26 16:12登録)
トリックやラストのどんでん返しなどは目新しくもないが、3兄弟(妹)や木下のキャラクターがいいので、総称すると「面白かった」


No.161 7点 メドゥサ、鏡をごらん
井上夢人
(2008/04/23 16:33登録)
むむむ・・・。
怖いような、奇妙なような、不思議な話。
とにかく読者を引き込む「力」はさすが、井上作品。


No.160 9点 チーム・バチスタの栄光
海堂尊
(2008/04/20 00:06登録)
とにかく、読み物として面白かった。
はじめから興味深い内容だった為、作品に引きつけられる要素は十分にあったが、中盤から登場するキーパーソンが、これまた凄くいい。その際立ったキャラ振りに読み進むスピードが体感的には1.5倍速。


No.159 6点 消失!
中西智明
(2008/04/18 17:20登録)
かなり前の作品とのことだが古さは全くなく、むしろ最近の作品化と思うような新鮮味すら感じた。
終盤から最後の最後まで、次から次へと読者を驚かせるべくたたみかける作者の手札(意図)は見事。だが、個人的にはあまり驚く事が出来ず、また好みの問題もあって、この点数。


No.158 7点 キラレ×キラレ
森博嗣
(2008/04/18 17:04登録)
さくさくっと、非常に読みやすかった。
×シリーズに登場する主要人物達は個人的に好きなので、その意味でも楽しめたが、内容的にはあまり「深み」を感じられないので、すぐに忘れてしまいそうな気が・・・。
前作に引き続きラストに登場する「ゲスト」には、思わず笑みがこぼれた。


No.157 6点 インシテミル
米澤穂信
(2008/04/11 23:57登録)
装丁と内容にギャップが・・・(笑)
読み始めた途端、ちょっと鬱。限られた空間の中で、限られた人たちが殺意を抱く・・・云々。正直好きな設定ではなかったが、反して一気読み。
読後感は爽快とは言い難く、苦手意識はぬぐえず。


No.156 8点 チルドレン
伊坂幸太郎
(2008/04/11 23:48登録)
単純に楽しめる作品。
伊坂氏の味付けが好きな1ファンとしては、どこかで読んだような登場人物達も全く苦にならず、むしろ拍手モノ。


No.155 9点 ダイイング・アイ
東野圭吾
(2008/04/11 23:42登録)
冒頭から引き込まれラストまで一気に読めた。
不思議な話だが、「こんなことあるわけがない」と一蹴は出来ない。
どんなに人は騙せても、自分自身は騙せない。


No.154 8点 暗いところで待ち合わせ
乙一
(2008/04/09 22:29登録)
不必要に高揚せず抑え気味な表現、無駄がないわりに必要部分は丁寧に描かれている文章。読み返す度、スムーズにその登場人物に感情移入が出来る。
「あからさまなハッピーエンド」という終わり方はいかにも小説っぽくて気に入らないのもあるが、「今後はちょっとハッピー?」といったこの作品のような終わり方は、やっぱりいい。


No.153 7点 壺中の天国
倉知淳
(2008/04/09 22:00登録)
平和な小さい町に突然訪れた殺人事件と怪文書を、平凡な家庭の主婦からの目線で捉えた小説。長編ではあったが、一気に読むことが出来た。
謎を解明する「探偵役」の登場人物がいい。


No.152 6点 ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!
深水黎一郎
(2008/04/06 20:40登録)
「究極のトリック」なるほど。
確かに、こんな犯人は未だかつていなかっただろうし、こんな殺害方法もなかっただろうけれど、実際にこれは可能な殺害方法なのだろうか?
面白かったので別に良いのですが、読み終わってから若干疑問・・・

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