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ミステリの祭典

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ひこうき雲さんの登録情報
平均点:7.51点 書評数:35件

プロフィール| 書評

No.35 8点 邪馬台国はどこですか?
鯨統一郎
(2008/08/14 00:18登録)
『新・世界の七不思議』の姉妹本。
『新・世界の七不思議』の謎解きの新鮮さに興味が引かれ、本著書を読みました。
歴史好きということもあって、『新・世界の七不思議』よりも楽しんで読むことができました。
ブッダの悟り?、邪馬台国は東北にあった?、織田信長は自殺?
新解釈は、どれも面白いです。


No.34 6点 新・世界の七不思議
鯨統一郎
(2008/08/14 00:12登録)
世界の七つの不思議について、歴史学者と雑誌のライターのバーのカウンターにおける歴史検証のバトル。
こんな謎解きがあるか~と感じ、新鮮さがありました。
誰も興味のある世界の不思議についての新解釈が披露されます。
新解釈が、なかなか面白いです。
特に「アトランティス大陸の不思議」この解釈には驚きました。


No.33 8点 火の粉
雫井脩介
(2008/08/13 23:59登録)
まさにサスペンス。
不気味な隣人にドキドキしながら読みました。


No.32 9点 犯人に告ぐ
雫井脩介
(2008/08/13 23:55登録)
最後までどうなるだろうと逸る気持ちを抑えながら読みました。


No.31 6点 麦酒の家の冒険
西澤保彦
(2008/08/13 01:29登録)
西澤保彦氏の著書で初めて読んだ作品。
4人が迷い込んだ山荘に、ベッドと冷蔵庫そして麦酒しかなかったことの謎解き。特に何が起こるわけでもなく、永延と4人が推測して話し合う。いつまでこんな話し合いをしているんだと、途中少々ストレスを感じ、こんなストーリーは長編でなくても短編でいいじゃないの?と思いながら読んでいましたが、終わりにいくに従い、この推測から謎を解き明かす面白さに引き込まれていってしまいました。


No.30 7点 イン・ザ・プール
奥田英朗
(2008/08/13 01:11登録)
私はシリーズ2作目の空中ブランコを先に読んだので、1作目の本作品の伊良部はこんなキャラでスタートしたのか。。。と2作目のキャラよりもどぎつい感じがしました。
でも、やっぱり笑えます。


No.29 8点 空中ブランコ
奥田英朗
(2008/08/13 01:06登録)
間違いなく笑えます。
シリーズ1作目のイン・ザ・プールよりもやや上品に纏まっています。


No.28 8点 サウスバウンド
奥田英朗
(2008/08/13 00:57登録)
国が嫌いで、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないという昔、過激派だった型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いたストーリー。
一部、二部構成になっており、一部は東京での生活。父親は学校、世間を頑と受つけず、無茶苦茶な親父に苦労する話って感じ。二部は、移転して沖縄西表島での生活。こちらでは父親は一転目覚めたように生き生きと仕事を始める。。。。
飽きることなく楽しめます。


No.27 10点 マドンナ
奥田英朗
(2008/08/13 00:50登録)
40代の課長を主人公とした短編集。なんてことのない話でも飽きることなく、主人公の心の動きをコミカルに描くの書き方に感服してしまう。どの話も満足の行く面白さ。あっと言う間に読み終わった。
それぞれの話はこんな話…、
「マドンナ」、自分の部署に配属になった若い女性に惚れてしまう。気持ちを抑える葛藤が笑える。
「ダンス」、自分の息子が大学に進学せず、ダンサーをめざすと言う。
「総務は女房」は、営業のエリートが総務へ異動し、荒れた総務に我慢がならない。
「ボス」は、自分の同い年の女性が自分の上司になった。完璧な彼女に成すすべがないのか。
「パティオ」は、職・遊・住が共生する未来型な街を作った会社に勤める鈴木。この街、遊の部分だけが閑散。その閑散した時間にその街で読書で過ごす老人が。


No.26 6点 リオ
今野敏
(2008/08/13 00:41登録)
自分に自信がないにもかかわらず過大評価にされている、普通のサラリーマンぽい感じの刑事が主人公。
刑事も特別な人間ではなく、うちらと同じ人間、そんな身近な気分にさせられます。ストーリーはありがちで、特に際立ったものはないので程ほどの面白さといった感じでした。


No.25 4点 世界の終わり、あるいは始まり
歌野晶午
(2008/08/13 00:21登録)
「小6の息子が誘拐犯人なのか」と題材は面白く、読んでいてもどうなるだろうという気持ちにさせられるが。。。
息子が逮捕されて、家族がどんどん悲惨な方へ…と思ったら、妄想。そしてまた妄想と、妄想の連続。
著者は題材に対して、いろんな展開が思い浮かんだろうけど、最後をどう終わらせたら良いかが思い浮かばなかったんでしょうねえ。『葉桜の季節に君を想うということ』も後味が悪かったけど、それ以上に後味が悪く、腹立たしさを感じた作品でした。


No.24 10点 隠蔽捜査
今野敏
(2008/08/09 01:03登録)
東大卒エリートの警察庁長官官房総務課長 竜崎。連続殺人事件のマスコミ対策に追われ中、息子の麻薬犯罪行為を知り、さらに連続殺人事件の衝撃の事実が。。。真の正義を貫くことができるのか~。

捜査員の話ではなく、警察組織のマスコミ対策を行う人物を描いているのが面白い、まさに警察小説であり、また家族小説でもあります。
絶品!最後の方はちょっとした感動もあり、気持ちのいい結末が待っています。


No.23 7点 虚構の殺人者
今野敏
(2008/08/09 00:55登録)
安積班シリーズなじみのメンバーが登場し、他の作品同様今回もサクッと読めました。
今回の内容は、まあまあといったところです。


No.22 7点 触発
今野敏
(2008/08/09 00:53登録)
陸上自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストが警視庁の捜査本部に送り込まれ、爆破事件に立ち向かう話でしが、、、
警視庁の特捜班ということで「誰の言うことも聞かずに、自由に行動して良い」なんて嘘臭い。でも、それなりに楽しめちゃいました。


No.21 9点 残照
今野敏
(2008/08/09 00:47登録)
安積班シリーズ「陽炎」「二重標的」と読んできましたが、この作品が一番面白い。
安積の人間臭さがいいし、他の作品では脇役の交通機動隊の速水の活躍、高速バトルには興奮させられた。


No.20 8点 赤の調査ファイル
今野敏
(2008/08/09 00:42登録)
『ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』
「ST 警視庁科学特捜班」を読んで、ちょっとリアリティにかけたので、このシリーズはもういいかな~とも、思いましたが、STの色シリーズでは、一番面白いという評価が多かったので、この作品で読んでみました。
特殊能力の集まりというのが好ましくないのは変わりないですが、白い巨塔を思わせるような医療問題をテーマにした内容は、十分楽しめました。


No.19 7点 ST警視庁科学特捜班
今野敏
(2008/08/09 00:37登録)
安積班シリーズもそうでしたが、これまた、さくっと読めます。
安積班シリーズは地味でリアルな人間ドラマでしたが、こちらははみ出し者の特殊な能力を持ったSTメンバー5人が事件の謎を解いていくといったもので、特殊能力を持った人間が何人も集まると、なんか嘘臭い感じました。まあ、こちらはヒーローものですね。
それでも、割と楽しく読めました。


No.18 7点 二重標的(ダブルターゲット)
今野敏
(2008/08/09 00:32登録)
さくっと読めます。すごくいいって程でもないが、なんかいいな~という感じです。
最初に読んだ「陽炎」で気になった文章表現は、この作品ではほとんど感じませんでした。


No.17 8点 陽炎
今野敏
(2008/08/09 00:27登録)
東京湾臨海署を舞台にした個性的な安積班のメンバー達の人間劇です。短編集。
安積班シリーズを知る上では、最初に読むと、登場人物の個性がわかりいいかも。。。
内容的には悪くないが、文章表現が最初どうもしっくり来ない感じがしました。でも読んでいく内にその表現にも慣れてきて、後半からだんだんと良くなってきます。内容もぐっと向上~。
短編の1つ「科学捜査」では、STの青山が登場。なかなか面白く、STを読んでみたくなりました。
「トウキョウ・コネクション」は、香港マフィアの麻薬取引の逮捕劇は、ハラハラ。
「陽炎」は、浪人生がひょんなことで女子高生を人質にしてしまう。ちょっとユーモラスで、心温まる感じはいい。


No.16 7点 葉桜の季節に君を想うということ
歌野晶午
(2007/07/14 00:22登録)
最初からどうなるだろうと思わせてくれる内容。
前評判から思いがけないエンディングと聞かされていたので、期待を膨らませつつ、エンディングへ。。。
え~、そんな~と確かに思いも寄らぬエンディング。
でも、「そりゃあ、ないよ~」と思わされるガックリと来るものでした。最初からずっと面白かっただけに、なんか惜しい。

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