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ミステリの祭典

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触発

作家 今野敏
出版日1996年09月
平均点7.33点
書評数3人

No.3 7点 ひこうき雲
(2008/08/09 00:53登録)
陸上自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストが警視庁の捜査本部に送り込まれ、爆破事件に立ち向かう話でしが、、、
警視庁の特捜班ということで「誰の言うことも聞かずに、自由に行動して良い」なんて嘘臭い。でも、それなりに楽しめちゃいました。

No.2 7点 なの
(2004/10/06 20:27登録)
爆弾犯と警察・自衛隊たちとの死闘を描くサスペンス。
いつもながらの確かな筆致。
各キャラクターが本当に生き生きと、それぞれのプライドを賭けて闘います。
チョイ役ですら存在感があります。
今野敏先生には外れが無いですねぇ・・・もっと評価されて然るべき作家だと思います。
手堅過ぎるのが『地味』と採られているのかな?

No.1 8点 由良小三郎
(2003/07/12 09:47登録)
今野さんの小説は始めて読んだのですが、おもしろかった。
爆弾処理のスペシャリストの自衛官が、連続爆破事件を捜査する警察へ出向して傭兵あがりの爆破犯と対決する話です。ストーリの展開は全くありきたりといっていいと思いますし、ちょっとヒネリの部分の爆破犯のスポンサーの話や主人公の生い立ちの話もかえって邪魔なぐらいですが、おもしろいと感じるのは、人物がいいのか、文章がうまいのか、勢いにやられちゃったという感じです。

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