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ミステリの祭典

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リオ
警視庁強行犯係・樋口顕

作家 今野敏
出版日1996年06月
平均点5.67点
書評数3人

No.3 5点 ZAto
(2010/10/17 22:09登録)
事件の展開も若者風俗に沿っただけで真新しいものとは言い難く、タイトルになった“飯島理央”という女子高生の描き方も平板なので、樋口も含む被害者や加害者たちが何故そこまで彼女に翻弄されていくのかという説得力にも欠けると思えた。

No.2 6点
(2009/04/06 12:08登録)
主人公の刑事・樋口の性格はいいですね。まわりの評価は高いのに、自信はまったくなし。そういったところに、容疑者が心を開いてしまうのでしょうか。純文学(私小説)の主人公みたいですね。
ミステリとしての出来はイマイチだけど、主人公のキャラがよかったし、読みやすかったし、まあまあ満足できました。

No.1 6点 ひこうき雲
(2008/08/13 00:41登録)
自分に自信がないにもかかわらず過大評価にされている、普通のサラリーマンぽい感じの刑事が主人公。
刑事も特別な人間ではなく、うちらと同じ人間、そんな身近な気分にさせられます。ストーリーはありがちで、特に際立ったものはないので程ほどの面白さといった感じでした。

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