home

ミステリの祭典

login
ボナンザさんの登録情報
平均点:5.22点 書評数:1625件

プロフィール| 書評

No.685 6点 死のクロスワード
パトリシア・モイーズ
(2018/01/28 18:33登録)
後期の傑作の一つ。犯人に関してはまずこれだろうと思わされますが、過去の入り組みようなどクリスティを彷彿とさせる。


No.684 5点 夜の終る時
結城昌治
(2018/01/21 18:37登録)
本格風な刑事ものの一部と倒叙形式な二部がうまくマッチングした佳作。


No.683 5点 パニック・パーティ
アントニイ・バークリー
(2018/01/14 20:48登録)
帯には暴走と書いてありますが、シュエリンガムは珍しく暴走はしません。
本格ものとしてはやや物足りないが、バークリーらしい作風で、シェリンガム最後の事件にはふさわしいかも。


No.682 5点 火葬国風景
海野十三
(2018/01/06 00:00登録)
海野流ファンタジーな短編集。
はっきり言って完成度はやや落ちる作品が多いが、奇想天外さは中々のもの。


No.681 7点 九つの答
ジョン・ディクスン・カー
(2017/12/23 19:08登録)
それほど知られていないが、カーのノンシリーズものの傑作のひとつと言っていい。
犯人は勘のいい人ならピンとくるだろうが、作者の地の分のトリックなど楽しい仕掛けが満載。


No.680 6点 獏鸚(ばくおう) 名探偵帆村荘六の事件簿
海野十三
(2017/12/12 22:27登録)
海野の作品の中でも代表的なものを集めた短編集。超化学みたいなトリックもありますが、どれも楽しい。


No.679 8点 ジャンピング・ジェニイ
アントニイ・バークリー
(2017/12/07 21:49登録)
シンプルながら凄まじい展開と、効果的なラスト。変に盛り込むだけがマニア向けじゃないことを教えてくれる傑作。


No.678 5点 ゴメスの名はゴメス
結城昌治
(2017/11/28 19:47登録)
和風スパイ小説のはしり。一応本格要素もあるが、どちらかというと主人公の心理描写の方がメインだろうか。


No.677 5点 ダイエット中の死体
サイモン・ブレット
(2017/11/20 21:17登録)
パージェスター夫人もの4作目。今回はダイエットをテーマにユーモラスな展開。とはいえミステリとしてはそれほど面白くないかも。


No.676 4点 QED 東照宮の怨
高田崇史
(2017/11/11 20:40登録)
相変わらずの蘊蓄披露と自説展開だが、肝心のミステリ部分がややお粗末。
明らかに不要な子供二人のモノローグとかはミスリードですらなく、構成に難あり。


No.675 6点 死が二人をわかつまで
ジョン・ディクスン・カー
(2017/11/05 00:13登録)
中期の佳作の一つ。密室、意外な犯人、ラブロマンスとカーの得意分野が詰め込まれているが、どれもなかなかの水準。主人公はヘタレですが。


No.674 5点 妖盗S79号
泡坂妻夫
(2017/10/29 14:14登録)
泡坂らしい小技が冴える短編集。最後はなんだか微妙なオチですが。
やっぱり美男美女は強いってことですかね。


No.673 5点 死の天使
パトリシア・モイーズ
(2017/10/20 21:30登録)
モイーズ後期のサスペンスものの一つ。例によって首を突っ込んだヘンリがえらい目に合う話だが、緊迫感等はまずまずか。


No.672 5点 私刑(リンチ) 大坪砂男全集3
大坪砂男
(2017/10/12 15:20登録)
多彩な作品を集めた第三集。表題作は軽い叙述トリックを絡めた良作。
前二冊に劣らない内容。


No.671 5点 大密室 (幻の探偵小説コレクション)
ピエール・ボアロー、トーマ・ナルスジャック
(2017/10/04 20:33登録)
三つの消失については先日書いたのでここでは死者は旅行中について。
まあ、真相はある有名作のパクリともいえるのだが・・・。某ミステリ風ノベルゲーム全8章にもいえるが、正直それ言い出したらなんでもありだろうと。
とはいえ心意気は買いたい。


No.670 6点 三つの消失
ピエール・ボアロー
(2017/10/01 19:35登録)
謎の提示は中々。が、トリックは最初はともかく後ろ二つはあっけなく感じるかも。とはいえ本格好きなら楽しめる内容と思います。


No.669 5点 龍臥亭事件
島田荘司
(2017/09/28 21:14登録)
物語としてはまずまず。すでに平成が終わろうとしている今日この頃だが、昭和の犯罪史をうまくちりばめた出来。
ただ、石岡と彼女の描写があまりに希薄で、最後の展開にいまいちしんみりできない。
トリックは例によっての島田トリックだが、跳躍の方はもう少し工夫がほしかったか。そうなっているとか言われても・・・。


No.668 6点 時計の中の骸骨
カーター・ディクスン
(2017/09/17 12:35登録)
犯人の意外性、ラブロマン、怪奇趣味、ファースとカーの得意技をふんだんに詰め込んだ佳作。


No.667 6点 炎の背景
天藤真
(2017/09/10 17:49登録)
天藤風青春ミステリ。最後のオチは賛否両論だろうが、そこまでは爽やかに読める佳作。


No.666 5点 奥様は失踪中
サイモン・ブレット
(2017/09/06 23:51登録)
まずまずのサスペンスと犯人当て。
パージェスター夫人のキャラクターは好き嫌いが別れるだろう。

1625中の書評を表示しています 941 - 960