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ミステリの祭典

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死体置場は空の下
私立探偵・佐久&久里十八所長

作家 結城昌治
出版日1963年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2018/06/03 17:17登録)
サクサク読める連作短編集。ややワンパターンかもしれませんが、展開は飽きさせません。

No.1 6点 kanamori
(2010/09/30 17:47登録)
軽ハードボイルド連作短編集。
「わたし」ことフリーの私立探偵・佐久を主人公にして、久里十八探偵事務所から回される8つの事件を扱っています。
ミステリ的には、第1話の「死んだ依頼人」のトリッキィな構図の反転が読ませます。恐喝、誘拐、素行調査など依頼事案に殺人事件が絡むパターンを繰り返しますが、二人の軽妙なやり取りが飽きさせません。
脇役だった四谷警察署の郷原部長が、最終話で意外な活躍をするのも楽しい。

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