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ミステリの祭典

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スパイラルライフさんの登録情報
平均点:5.44点 書評数:82件

プロフィール| 書評

No.22 5点 乱鴉の島
有栖川有栖
(2012/02/06 12:24登録)
地味の一言。
本格ミステリとしての構成はしっかりしているのですが。


No.21 8点 女王国の城
有栖川有栖
(2012/02/06 11:13登録)
長すぎる感がある。
アリスとマリアの関係が一歩進展するあたりは、このシリーズファンとしては楽しめます。
、が江神さんのネタは不要なのでは?

世代を越えた伏線、プロット。
それらが美しく収束する解決編の論理性は
本当に楽しめた。

やはり学生アリスはパズル好きには垂涎です。

やや冒頭が長すぎるのと、脱出劇は蛇足感がある。また、前作の双頭の悪魔との比較もあり、二点減点。


No.20 6点 迷路館の殺人
綾辻行人
(2012/02/06 10:19登録)
構成がややすっきりしないが、作中作、(アンフェアか否かはさておき)ラスト、建物トリックどれも楽しめた。


No.19 7点 鳴風荘事件
綾辻行人
(2012/02/06 09:32登録)
被害者の切断された髪
真夜中の火の玉
廊下に撒かれたペンキ
天井のない密室、そして犬(笑)

パズラー作品として、十分楽しめました。

いろいろ言われますが、奥さんのキャラは結構好きです。
確かに他の綾辻作品とは世界観がライトというか普通なので、続編は期待できないかな。


No.18 6点 殺人方程式
綾辻行人
(2012/02/06 09:21登録)
明日香井兄弟の第一弾。
パズラー作品としては第二弾のほうが個人的には好きです。

初読当時は島田作品はほとんど手を付けてなかったので、大技というか人力パーマ○的なトリックには思わず吹いてしまった。

冴えない弟を変わっているがキレ者の兄がサポートする、逆浅田っぽい兄弟とその妻には、館シリーズにはない人間っぽさも感じられ、
構成もすっきりしているため、とても読みやすい作品です。


No.17 5点 殺人鬼
綾辻行人
(2012/02/06 02:26登録)
確かに、ここで採点するのも?だが
叙述トリックの味付けのおかげで楽しく読めたスプラッタ物でした。

展開にワクワクして叙述トリックのことを忘れてたので、しっかり騙されました。


No.16 6点 水車館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 23:53登録)
犯人は中盤までにわかるはず。
大まかな背景も。

ただ館シリーズならではの世界観やプロットは
十分に楽しめます。

犯人やトリックの意外性をメインに採点してるので、この評価です。


No.15 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 23:48登録)
某漫画の影響でミステリに興味を持ち、たまたま手に取った最初の小説。それが十角館だった。

免疫がないだけに、最後の犯人の台詞の衝撃とカタルシスは未だに忘れられない。

学生間の学生らしいミステリ論議も、気に入っている。
メイントリックの衝撃こそ、記憶に残る小説かいなかを決めると感じさせられた。
未だに読み返す一冊です。

※余談
ミステリ小説を読むにつれ、某漫画の罪深さを知ることに笑
特に有名なあのネタ怒


No.14 4点 人形館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 23:36登録)
館シリーズでは好きではないほう。
出版当時は驚きの展開だったのかしら?

まさか、あのオチじゃないだろうな...と思ってたら、そのままだった。

館シリーズでは禁じ手だと言いたい。
容易に犯人がわかります。


No.13 10点 時計館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 23:30登録)
閉鎖空間の大量殺人。
秀逸なプロット、伏線。
壮大なトリックと、物語の中での必然性。
美しいラスト。

館シリーズ、一位二位を争う名作です。

半ば辺りで犯人の目星はつくものの、
如何にして犯行をなしえたのか?
誰の目線で語られているかにヒントがありました。中途半端な時間トリックしか自分には考えつかなかった。

ミステリ好きなら必読の一冊です。


※コナン君の時計の件は見落としがち。
精読を勧めます。


No.12 5点 黒猫館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 23:13登録)
採点通り。
まぁ楽しめた。

少しネタバレ

地球規模の叙述?トリックなのに地味というか
逆に国内に留めたほうが館シリーズの世界観が出たと思う。


No.11 2点 最後の記憶
綾辻行人
(2012/02/05 22:50登録)
ミステリじゃなく、サイコ?ホラー?作品。

ただ田舎育ちの自分からすれば
バッタの羽音は確かにアレに似てる。

それぐらいしか記憶に残らない一冊。
好きな作家とはいえ、擁護もできない作品ってあるんだなぁと気付かされた作品でもある。


No.10 7点 どんどん橋、落ちた
綾辻行人
(2012/02/05 22:09登録)
ミステリにはまった初期に読んだ作品。
だからこそ?どんどん、ぼうぼうは楽しく読めた。こういうフーダニットもあるんですね笑

館シリーズの途中に読んだら、低い点数だったはず。

綾辻作品!と気負わずに読めるときにどうぞ。


No.9 4点 びっくり館の殺人
綾辻行人
(2012/02/05 22:01登録)
まぁ子供向けだから。

とはいえ、子供時分に読んだらトラウマになる笑

敢えて館シリーズを持ち出さなくても
作品はなりたつかな。


No.8 3点 メビウスの殺人
我孫子武丸
(2012/02/05 21:58登録)
バカミス版殺戮にいたる病だが
プロットはひどい

バカミスたる木下も活躍しないし。

ミッシングリンクがすぐわかるところだけバカミスらしい

三部作で一番つまらない。


No.7 6点 0の殺人
我孫子武丸
(2012/02/05 21:48登録)
少しネタバレ


読了後にタイトルでニヤリとさせられる。
トリックを見破れ!と推察する3兄妹と読者の論理力の勝負ですね。

個人的にはこのシリーズはバカミスなので
木下にはもっとはしゃいで欲しかった


No.6 2点 弥勒の掌
我孫子武丸
(2012/02/05 21:42登録)
ミステリとしての内容だけでなく、物語としてもつまらない。買って損したと思った数少ない中の一冊


No.5 6点 8の殺人
我孫子武丸
(2012/02/05 21:40登録)
木下あってこそのバカミス。
リーダビリティも高いのでサクッと読めます。
第一の殺人トリックって某罪深き漫画作品や東野も採用してるけど元祖って誰なんでしょう?

第二の殺人のカラクリのほうが面白く感じる。

三兄妹の掛け合いは楽しいが、妹がやや浮いてると思う。


No.4 9点 殺戮にいたる病
我孫子武丸
(2012/02/05 21:32登録)
そんなにグロくはないよ?

叙述式とは分かっていても最終ページ数行のためだけにストイックに構成されたプロットは再読にも耐える傑作。

歌野の某作品のように社会問題も先取りした背景は今から読んでも、スッと作品に浸れます。

ある女の子のセリフ○○○マ!は
ギリギリのヒント笑


No.3 6点 一の悲劇
法月綸太郎
(2012/02/05 21:22登録)
誘拐、身代金受け渡しのミステリ。
家族のてっな悲劇っぷりあっての作品で
別の方が仰るように一本筋が通っています。


少しネタバレ

ベタな犯人ですが、だからこそ存在感薄い扱いで感情移入はしづらく、そこは減点。

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