home

ミステリの祭典

login
文生さんの登録情報
平均点:5.87点 書評数:510件

プロフィール| 書評

No.30 6点 クビキリサイクル
西尾維新
(2010/01/21 06:10登録)
デビュー作から独自の言いましや会話劇の楽しさは顕著で大いに楽しませてくれる。
実際、これを当時二十歳の大学生が書いたのだからすごい。
ただ、天才ばかりが集まった島という割には、殺人事件でのトリックはそれなりにまとまっているものの極めて地味。
そのギャップに違和感が残る。


No.29 3点 悪霊島
横溝正史
(2010/01/20 18:35登録)
作者最晩年の作品。
独特の怪奇趣味は健在だが、上下巻の大作としてはミステリー的興味があまりに希薄。


No.28 10点 腐蝕の惑星
竹本健治
(2010/01/20 17:49登録)
とある惑星を舞台に描かれる2部構成のSFホラーでミステリー的興味は限りなくゼロに近い。
とにかく怖い作品。
1部も怖いが、2部はさらに恐ろしい。
あまりの絶望的な状況に泣きそうだ。
そんな絶望の中で懸命に活路を見出そうとするヒロインが可憐な至高の美少女ホラー。


No.27 3点 ウロボロスの基礎論
竹本健治
(2010/01/20 17:39登録)
現実と虚構をテーマーにした実名小説『ウロボロスの偽書』をさらにひねくり回した続編。
前作は大好きなのだが、これは混沌としすぎていてさすがに楽しめない。


No.26 9点 ウロボロスの偽書
竹本健治
(2010/01/20 17:37登録)
現実と虚構が混沌となるメタミステリー。
こういう趣向の作品は大好きです。
またメインキャラクターとして作者と新本格ミステリーの作家たちが登場するのも興味深い。
ただ今となってはちょっと古臭いのが実名小説の難しいところ。
本格ミステリとみせかけて全然本格として成立していませんが、そこを除けばミステリー好きにとって実に楽しい作品です。
作中作のバカミステリー、芸者シリーズも最高!


No.25 5点 匣の中の失楽
竹本健治
(2010/01/20 17:30登録)
現実と虚構が混沌となっていく趣向は面白いのだが、登場人物が作り物めいて感情移入がしずらかった。
舞台もオタクが考えた人工的な閉ざされた感じで息苦しい。
文章もペダントリーが先にたって無味乾燥で読みにくかった。
同じ趣向の作品なら作者の熟練度が上がってから書かれた『トランプ殺人事件』や作者自身やその作家仲間が登場する『ウロボロスの偽書』がオススメ。


No.24 8点 トランプ殺人事件
竹本健治
(2010/01/20 17:22登録)
日常が幻想空間になるような独特の雰囲気。
趣向としては氏のデビュー作である『匣の中の失楽』の縮小再生産なのだけど、作者の作家的成長からくる読みやすさという点で断然こっちの方が面白く感じた。


No.23 7点 二の悲劇
法月綸太郎
(2010/01/20 17:17登録)
トリックは難ありですが、物悲しい恋愛ものに本格ミステリーを融合させ切なさと知的興味を同時に味わえる独特な作品に仕上がっている。


No.22 2点 雪密室
法月綸太郎
(2010/01/20 17:11登録)
指摘があるように探偵・法月綸太郎の初登場の作品としてはあまりにも地味すぎる。タイトルの通り、足跡のない殺人一発ネタの作品なのにそれが全く面白みのないトリックなので目もあてらない。


No.21 4点 誰彼
法月綸太郎
(2010/01/20 17:07登録)
コリン・デクスターの真似事のように仮説を立てては崩していくのですが、その推理に切れ味がないので今ひとつ楽しめない。
それでも推理シーンがたくさんあるので本格ファンにはそれなりに興味深い作品ではありますが。


No.20 3点 46番目の密室
有栖川有栖
(2010/01/20 17:04登録)
大げさなタイトルに対してトリックが小粒というか、
新味のまったくないものでがっかり度はかなり高い。


No.19 6点 十角館の殺人
綾辻行人
(2010/01/20 16:54登録)
氏の代表作というだけあってメイントリックはよく出来ているが、小説としてはまだ稚拙で青臭い登場人物の言動にはイライラして感情移入がしがたいものがあった。


No.18 5点 予告殺人
アガサ・クリスティー
(2010/01/20 16:28登録)
私もこの作品がなぜクリスティの代表作のひとつに挙げられているのかが理解できない。
それなりのうまさは感じますが、これといって特筆すべき点がないように思います。


No.17 7点 白昼の悪魔
アガサ・クリスティー
(2010/01/20 16:24登録)
クリスティの作品全般に言えることですが、トリック自体はたいしたことがない。
しかし、容疑者全員にアリバイがあって、そのアリバイをひとつひとつ崩していく多重推理的な趣向が楽しい。
トリックの扱い方のうまさはさすがである。
クリスティ中期を代表する作品。


No.16 7点 ナイルに死す
アガサ・クリスティー
(2010/01/20 16:11登録)
あまりの評価の高さにびびりました。
そこまで凄い作品とは思いませんが、クリスティのストーリーテラーぶりと巧妙なプロット、そしてトリックの使い方のうまさが光る佳品だと思います。


No.15 6点 アクロイド殺し
アガサ・クリスティー
(2010/01/20 14:09登録)
あのトリックの先駆者的作品としては評価すべき作品だが、クリスティの作品としては決して完成度は高い方ではない。
アリバイトリックも今となってはさすがに古すぎる。
ただ、小さなトリックの扱い方には光るものがあり、
さすがはクリスティといったところ


No.14 5点 犬神家の一族
横溝正史
(2010/01/20 14:06登録)
映画で有名になって、また名家の悲劇を描いた大作でけっしてつまらない作品ではないのですが、本格ミステリとしてみた場合は特に新味のない普通の作品です。仮面の男を巡るトリックがバレバレだったのも減点対象。


No.13 10点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2010/01/20 13:59登録)
最高峰としか言いようのない作品。
冒頭の謎、中盤のサスペンス、結末の衝撃とすべてが完璧な空前絶後の傑作です。
さすがにトリックは今となっては古いですが、それを隠蔽するミスリードの手腕は見事。
余計なエピソードを盛り込まず、最小限の枚数でこの大作を書き切った事実にも凄みを感じます。
強いて難を言えば、動機にもうひとつヒネリがほしかった所ですが、そこまで求めるのは酷というものでしょう。


No.12 1点 黒死館殺人事件
小栗虫太郎
(2010/01/20 13:44登録)
すごい作品だということは分かるのですが
私には楽しむことはおろか読みきることすら出来ませんでした。


No.11 3点 能面殺人事件
高木彬光
(2010/01/20 13:42登録)
日本探偵作家クラブ賞を受賞したのが信じられない凡作。
名家での連続殺人、密室、死因不明の殺人と道具だては派手なのだが、トリックに新味がなく、使い方も安易すぎる。
全体に稚気が過ぎて青臭さが鼻にかかるし、海外の古典をタイトルを挙げてネタバレするなどミステリーとしてあまりにも配慮がなさすぎる。

510中の書評を表示しています 481 - 500