測量ボ-イさんの登録情報 | |
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平均点:6.25点 | 書評数:630件 |
No.610 | 7点 | カナダ金貨の謎 有栖川有栖 |
(2024/01/05 20:06登録) どれも粒よりの短編集。 個人的には「船長…」がベストかなあと思いつつ、 有栖川氏には珍しい倒叙ものの表題作も捨てがたい ところです。 余談) 4編めの短編集に、アリスと火村が知り合うきっかけ が書かれています。作中で「英都大学」と紹介される 京都の某大学。実は下名もここの出身で、有栖川氏と もほぼ同年代なので、作中に書かれている教室や食堂 、建屋の位置関係など手に取るようにわかり、楽しい 読書でした。 |
No.609 | 6点 | ローズマリーのあまき香り 島田荘司 |
(2023/12/02 15:36登録) 久々の御手洗ものですね。 長らく氏の作品を読んでる人間からすれば、 また格別の感慨があります。 密室殺人で謎の設定は魅力的ですが、解決は… まあいいでしょう 笑 ミステリとしてはともかく、読み物として評価 したい作品。 採点は7点(基礎点)-1点(さすがにこのトリック は減点せざるを得ない) |
No.608 | 5点 | 殺しも鯖もMで始まる 浅暮三文 |
(2023/11/26 14:48登録) なかなか趣向を凝らした密室。 類似作はなかなかなく、オリジナリティはある と思います。 ダイイングメッセージは、まあこんなものかと。 (あまり期待していない) |
No.607 | 5点 | 綾辻行人殺人事件 主たちの館 天祢涼 |
(2023/11/11 09:08登録) 「ミステリーナイト」 どこかのホテルを会場として参加者が集い、 劇中で起こる殺人の真相を推理する… いや、面白いイベントですねえ。 僕も機会があれば行ってみたいものです。 この本を読んで推理するのはなかなか困難 ですが、実際に参加するといろんな伏線を 発見でき、更に会場内にヒントもあって楽 しそう。 とはいえ、満点に近い回答をした参加者が おられるそうで、感心させられます。 |
No.606 | 6点 | 寝台特急<北陸>の殺人 草川隆 |
(2023/10/31 21:41登録) 謎の設定がシンプルでわかりやすく、解決もスッキリ感があり、 まずまずの水準作。 死体の首を切る理由もちゃんと存在してるのも好感。 まあ犯人はちょっとありきたりですけど。 |
No.605 | 6点 | クラスルーム 折原一 |
(2023/10/08 10:12登録) 折原氏らしい作品ですね。 今度は、そう来ましたか… |
No.604 | 6点 | 七福神殺人事件 高木彬光 |
(2023/09/13 20:32登録) 久々に氏の作品を拝読。 確かにプロットは某海外有名作品と同じですし、 このサイトでの評価も高くありません。 けれども神津恭介効果もあり、小生の評価はま ずまずです。 某著名作家の探偵のように、変に神格化・超人 化していないところを好感。 採点は 5点+1点(神津恭介効果) |
No.603 | 5点 | ネジ式ザゼツキー 島田荘司 |
(2023/08/24 21:38登録) 島荘先生の未読作品の一つ。2003年発表なので 初期作品とはいえないですね。 うん、これはファンタジー?なんとも評価が難しい。 この頃の氏の作品は、大風呂敷広げて強引に回収と、 御手洗の超人的推理は楽しめます。 ただ真相に偶然が絡むのを嫌う方にはあまりお勧め できません。 |
No.602 | 5点 | 独眼竜政宗秘話殺人事件 木谷恭介 |
(2023/07/16 15:48登録) 謎解き部分はあまり印象に残らず、平凡な感じです。 青葉城に天守閣がない(廃藩置県で取り壊したのではなく、 そもそもない)というのは、意外なトリビアでした。 |
No.601 | 7点 | 立待岬の鷗が見ていた 平石貴樹 |
(2023/06/25 21:15登録) まさむねさんとほぼ同意見で、地味ながら良い作品。 第一の殺人のトリックは、平凡ながら凝っています。 鮎哲さんの作品にもありそう。 不満点あるとすれば、第二の殺人で現場見取り図かなく わかりにくいところか? 実は筆者はつい2ケ月ほど前に旅行で函館を訪れ、その ときの記憶をたどることもできて楽しい読書でした。 <追記> 前の書評でキリ番600。500から600まで5年もかかっ てます。1000の大台はまだ遠いです。 |
No.600 | 5点 | 学ばない探偵たちの学園 東川篤哉 |
(2023/06/10 17:09登録) 軽いタッチの割には中身はそれなりに本格。 密室トリックや犯人特定のロジックもまあ水準と いったところでしょう。 (ネタバレ) ワンバウンドしたって、そんなにうまくいくのかな? |
No.599 | 8点 | 方舟 夕木春央 |
(2023/05/21 17:10登録) このサイト、及び世間の高評価を見て拝読。 たしかに、これは・・・ですね。 有栖川氏を彷彿させる犯人限定のロジックに、 やはりこの作品の真骨頂は、最後のどんでん返し でしょうね。 幅広いミステリ好きにおすすめできる一編。 |
No.598 | 4点 | 女王様と私 歌野晶午 |
(2023/05/01 13:43登録) たしかに、これは賛否両論わかれるプロットでしようね。 バカミス?・・・たしかにそうかも。 |
No.597 | 7点 | さらわれたい女 歌野晶午 |
(2023/04/07 19:51登録) これは秀作です。 導入部から話しに入りやすく、サスペンス性も十分。 伏線の張り方がうまく、最後はスッキリと騙されます。 (う-ん、そうきましたか!) ありきたりの誘拐ものではないのも好感です。 |
No.596 | 6点 | カケラ 湊かなえ |
(2023/03/25 17:24登録) 氏の最新作、そしてあまり本を読まない娘からの回し読みです。 登場人物が結構多く、また章ごとに語り手も変わるので、状況 把握に骨が折れます。 女性同士の人間関係がテ-マで、氏の作品に似た作風のがあり ます(作品名失念)。 評価は水準作ですが、女性向けの作品ではあります。 |
No.595 | 8点 | 誘拐者 折原一 |
(2023/03/07 21:22登録) 叙述トリックの名手である氏の意欲作であり、力作です。 単なるありきたりの誘拐ものとは異なる趣向があります。 章によって時制が変わったり語り手が変わったりでいろんな 人物や事実が錯綜し、読者を混乱させます。 そしてスッキリと騙されます 笑 そこが良いところでもあり、人によっては向かないかも。 筆者の場合も、話しの最後に事実が時系列で書いた表があっ たので把握できましたが、これがなかったらいまだにわかっ てなかったかもです。 難点は他の方も指摘のように、ちょっと無駄に人が殺されて る感がありますが、敢えて減点にはしませんでした。 |
No.594 | 6点 | 死神の戯れ ピーター・ラヴゼイ |
(2023/02/14 20:28登録) 英ミステリ界巨匠の作品を初拝読。 「偽のデュ-警部」が地元図書館になく、まずはここから 読みました。 内容は牧師の犯罪を描く倒叙もの?あるいはサスペンス? ちょっと中途半端感もありました。 ただ結末は意外感あります(良い意味で)。 訳文も読みやすかったです。 採点は 5点(基礎点)+1点(読みやすさを好感) |
No.593 | 4点 | ブルートレイン特急富士殺人事件 福田洋 |
(2023/01/27 19:52登録) 題名からみてトラベルミステリかと連想しますが、 そこまでトラベルミステリではありません 笑 また謎の設定や解決もありきたりで、やや物足り ない印象。 |
No.592 | 4点 | 城崎殺人事件 内田康夫 |
(2023/01/21 09:19登録) まずは良いところから行きましょう。 城崎・豊岡いわゆる但馬地方の歴史のべんきようには なりました。 ただミステリ-としては、なにぶん薄味。 謎の解決はありきたりですし、先の方が指摘されている ように解決すらされていない箇所も。 量産作家の方に多いのですが、謎の設定を思いついたら 書き始め、解決を思いつかないと強引な手段に出たり、 解決そのものを放棄したり… 1〜2年に1作とか丹念な書き方をする作家さんならこ のようなことはないとおもいますが。 |
No.591 | 6点 | あわせ鏡に飛び込んで 井上夢人 |
(2023/01/14 09:17登録) この作者の作品を読むのは2作め。 前回読んだ長編の印象があまり良くなかったのですが、 これは期待以上のクオリティでした。 個人的なベストは「さよならの転送」。二転三転する 真相の妙があります。 次点は「千載一遇」。まるで鮎川氏が書く短編のよう。 皮肉なラストもまさに鮎哲の短編です 笑 短編集の場合、原則各作品の平均で採点するので6点 としますが、前述の2作品なら7〜8点の出来です。 |